2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
「被ばく量、言えない」
2011-04-07 Thu 22:20
・今中レポート:飯舘村周辺において実施した放射線サーベイ活動の暫定報告
 昨日の再掲。もっと取り上げられてもよさそうだが。

・「被ばく量、言えない」東電社員 原発敷地内に1カ月
 聞かせて欲しい。累積被爆線量が多すぎて言えないのではなく、「免震重要棟」と呼ばれる防護建物内の安全な場所にいるため、危険な作業をしている下請・孫請け作業員、消防隊員、自衛隊員に顔向けが出来ずに言えないのではないのか?

・ビデオ:避難者の証言
 東電社員家族は地震・津波が起きた日に栃木へ逃げていたとか、東電の奥様から、90キロ離れたところまで逃げろと教えてもらったとか、本当の事なら大変な内容だ。
 
・那珂湊に住む友達の親戚は漁師。地震発生直後、漁港へ急行し漁船を沖へ退避させ津波の難を免れたが自動車はダメになった。船の1/50だから良しとしなければと言う。しかし、命をかけて救った漁船が、放射性汚染物質の大量放流で出漁できなくなり、その怒りをどのように押さえることができるだろうか。

・魚介類が大好きなかすてんだが、もうホヤなんて食べられないのだろうか。

・ガイガーカウンター を自作する
 [S.Uさんからのコメント]米村先生えらい!でも、これはガスの濃度が変わると感度が変わるでしょうから、何ヶ月か安定した測定を続けるためには、ガスを完全に封じ込める工夫が必要です。電圧も測って確認したほうがよろしいが、これは何かよい方法がありますかね?
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飯舘村での放射線値と避難決定
2011-04-07 Thu 00:00
・飯舘村 妊婦・乳幼児の避難を決定
 3月30日 IAEA、住民に避難を勧告するよう日本政府に促す
 3月31日 枝野長官「直ちにそうしたもの(状況)ではない」
 4月04日 飯舘村周辺において実施した放射線サーベイ活動の暫定報告
 4月06日 飯舘村 妊婦・乳幼児を避難させる方針を決定
飯舘村の決定は、どちらが信じるに値するかの表明とも取れる。こんな値の所に3週間も放置では、国は住民をモルモットにしていると言われても言い訳できないだろう。

・これ、動かないの?なぜ、英語だけ?
 気象庁がしぶしぶ出した拡散予測。気象庁のホームページを探してもなかなか見つけ出せない場所に置かれている。表現方法としてこの時代にこれではあんまりでしょう。日本のは動かないのかよ、と驚いてしまった。1例だけ日本語に仮訳されているが、資料本体はすべて英語のままでここでも国民は後回しにされている。
 おまけに、現実の(あるいは現実に近い)放出量を与えないで、1Bqが放出されたと仮定しているために飛散量がべらぼうに少なく見えてしまう。ここにも隠蔽、情報操作の意図が見えてしまう。

・安全委、「電源喪失は考慮不要」
 事故発生直後、ダンマリを決めていた安全委、出るに出られないこういう事情があったのか。

・冷却
 現在、原子炉圧力容器の冷却はどのように行われているのだろうか。廃液処理・放流に目が奪われて、冷却状況についてはどこからも情報が出て来ない。

・【拡散希望】
 Twitterなどで使われているこのタグ、どうも原発事故とだぶって不快。

・中国メディア「日本人はなぜ放射能汚染の危機にも冷静なのか」
 地震、津波、台風などの超級自然災害に翻弄されて来た日本列島住民は、刹那刹那を生きる術を身に付けているということだろう。その上、原発事故までも天災として受け入れてしまうことなど、他国の人にはなかなか理解してもらえないだろう。中国人だとどういう行動になるのか、それも知りたいところだ。
110406.jpg今夜の観測:ST UMa6.9等。
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| 霞ヶ浦天体観測隊 |

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