2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
炭坑のカナリア
2011-03-31 Thu 00:00
・避難
110330.jpg 小出裕章氏の講演の中にあったが、チェルノブイリでは「3日分の荷物を持って避難バスに乗れ」と言われてバスに乗ったが最期、二度と自宅へは戻れなかったと言う。
職場の友達の兄弟家族は双葉町役場とともに移動していると聞いた。また、私の近隣へも避難して来た人がいるらしい。チェルノブイリで猫だけを抱いてバスに乗った婦人の姿が重なって見えた。
[写真はブログ『孤帆の遠影碧空に尽き』からお借りした]

・炭坑のカナリアたち
 スピッツの草野マサムネさんが震災で「急性ストレス障害」に
 農家の男性が首をつり死亡、自殺か 福島
 こんな状況にも耐えられている私がおかしいのかもしれない。耐えられているのではなく、思考の一部が停止しているのかも。ここまで生きて来たカナリアたちは丈夫な方で、もっともっと以前から命を落としているカナリアたちがいたことも想像するに難くない。

・震災鬱
 震災・原発事故から20日近く経った。置かれている状況は様々だとしても被災した多くの人たちはこの間かなりのストレスを受け続けている。今は緊急事態にアドレナリン総動員で対応しているが、そのうち枯渇しリバウンドが出るのではないかと心配する(自分を含めて)。震災鬱なんて言葉があるかは知らないが鬱になっても不思議は無い状況だと思う。

・「憂える事態」と保安院 プルトニウム検出で
 保安院がここまで言うという事は、もう打つ手は無いと言うことか。

・更迭
 保安院さん、上のようなこと言ってしまって、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と本当の事を記者会見した中村幸一郎審議官のように更迭されないか?

・つくば(KEK)の放射線線量
1103302.png グラフを繋いでみた。

・「将来の差別 心配」
 木野茂先生、私たちもこれまでとこれからの原発差別を憂慮しています。
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