2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
どこまで放射線レベルが上がったら行動を起こすべきか
2011-03-23 Wed 00:00
スウェーデン国立スペース物理研究所(IRF)の山内正敏氏の書いた『放射能漏れに対する個人対策』がいろいろなところで取り上げられている。「厳しい評価を行うことで危険を過大評価している」「必要以上に不安を煽ることになる」「内容に事実誤認がある」など否定的意見も出ている。それでも、それぞれの立場で書かれた内容を現実に照らして理性で判断すれば、自分がどちらを支持するべきか自ずから判断がつくと思われる。

昨年、ダイエットをした時にこういう話を聞いた。「腹が出てズボンがきつくなった時点で、そこからもとへ戻れる人とそのまま肥満へ進む人の分岐点がある。ズボンが再び履けるように食事や運動など生活をコントロールするか、より楽なズボンを買いに行くか」だそうだ。原発問題も似たところがある。今回、大事故が起こって一部の発電所か止まったため電力需要がぱんぱんに膨らんでいることに気づいた。さてここで現在無駄に使っている電力を減らそうと将来的に電力ダイエットに努めるか、需要に見合うだけの発電所を今後も建設するか。この期に及んでもまだ原発の危険と引換えに震災前の電気無駄遣い時代へ戻りたいと思うのか、そうした意見が多数を占めるかどうか、これはこの国の未来への分岐点なのだと思う。

東電によると、この夏から冬にかけても節電・計画停電は避けられないらしい(→asahi.com2011年3月22日5時40分)。これがまず最初の試金石となる。

1103222119.gif右図はつくば(KEK)の放射線線量。昨日からの雨の影響だろうか、線量率はそれまでの2倍。
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