2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
イエローカード
2011-03-22 Tue 00:00
1103202.jpg千葉県佐原の友人宅は、屋根瓦が破損し、駐車場は液状化、地盤は4cm沈下などなどかなり被害を被ったようで、さっそく香取市役所から検査員が来てイエローカードを貼られてしまったそうだ。佐原は茨城県の潮来同様にかつては水郷地帯だった場所、特に埋め立てた場所は今回のような大地震に弱いことを示した。霞ヶ浦・利根川流域だからこういう地勢は宿命なんだが。

土浦のまぁしいさんの「真鍋星見小屋通信」が震災後初めて更新されていた(→3月19日3月月報(中間))。ご本人は横浜で遭遇されたようだが、ご家族と離ればなれで不安な数日を過ごされたに違いない。

福島県、茨城県、栃木県、群馬県産の食料品から暫定規制値を越える放射線が検出された。「直ちに健康への影響は無いが食べるな」では不安と風評被害が広がるだけ。半減期について分かり易く説明することと、(牛乳では厳しいが)野菜の場合には洗ったときや加熱したときの放射線量も公表して、安全を判断するデータを提供すべきだ。首都圏への主要食料供給地が軒並み汚染されてしまった現在、この数値で出荷停止にしていたら、今後都会の人たちは食べる物が無くなってそれこそ混乱に拍車が掛かる。金があるから海外から輸入するとでも言うのか。

私のお城友達がホウレンソウを1年間食した場合の放射線量を分かり易く計算してくれていた。
 →『北緯37度付近の中世城郭』地震体験記その7

HGさんがコメントで、広瀬隆氏のインタビュー『予言されていた“原発震災”』を紹介してくれた。内容は『ニュースの深層3/17(木)「福島原発事故 メディア報道のあり方」1/3~3/3』とほぼ同じようだ(→YouTube版)。HGさんもコメントに書かれているが、広瀬氏に関しては好き好きあって100人いたら100人異なる感想を持つかもしれない。そうであってもこの機会に一度は耳を傾けるべきだと私も思う。

HGさんからはこの他にもとても分かり易い原発解説をコメントに頂いている。私も同意見、そちらも一読をお勧めしたい。
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