2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
観望会 延期の顛末
2010-11-02 Tue 00:32
101101.jpg10月29日は皆曇で中止になった稲敷市文化祭の天体観望会、晴れてくるのが遅れて予備日の今夜も中止になるかとやきもきしたが、夕方近くになって一気に快晴になり、観望会は無事に開催された。

1011012.jpg参加者は、かなり星に興味をお持ちの中学生とそのお母さんという組み合わせで、答え甲斐のある質問をたくさんしてくれた。

1011013.png観望内容は、まず見頃の木星から。南赤道縞は薄くなったままだ。次に近くにいる天王星。そして、ペガスス座のM15、アンドロメダ座のM31、さんかく座のM33、ペルセウス座の二重星団、ぎょしゃ座のM38、M37、おうし座のM45、そして最後に再び木星へ戻ってタイムアウトとなった。最後に、もっと見たいと言ってもらえたのはうれしかった。
[写真はTOA150+コンデジ手持ちコリメート]

(の)さん、☆はごろも~*さんもお疲れさま。

今夜の観測:透明度の良い夜。二重星団が肉眼で見えている。観望会の途中に目測。ε Aur3.6等、ο Cet3.1等。ミラはまだまだ極大光度付近にいる。今日から2ヶ月間に渉るミラキャンペーンが始まった。あれれ、今年は日本変光星研究会のサイトにキャンペーンの特設ページがありませんよ。
観望会から帰宅して観測の続き。キャンペーン初日の記念にミラをもう一度見ておいた。ο Cet3.0等。その他RX Lep6.1等。ハートレイ彗星は双眼鏡で辛うじて分かるくらい。もうちょっとで隣家の屋根から上がってくるところだったが全天皆曇になってしまい、写真は撮り損なった。

 天狼が軒を離れて 秋深し

隣家に隠れていたシリウスが漸く軒から離れて見えるようになって来たということは、もう秋も深まり冬の寒さを感じる季節になったということでもある。
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