2010-10-19 Tue 00:44
![]() 霞ヶ浦ではかつて帆引き漁という漁法が盛んに行われていた。これは明治13年に旧出島村(現かすみがうら市)の折本良平が考案した漁法で一時代を築いたのだが、昭和42年にトロール漁法が始まって急激に衰退した。近年は観光帆引き船という形でだけ残っている。昭和22年頃からその帆引き船に乗り漁を行い、現在も観光帆引きをやっている最高齢の船頭さんにお会いして話を伺って来た。 と言っても帆引き漁そのもののお話ではなく、帆引き漁は夜間の漁なので、星を利用するようなことが無かったか、何か目印になる星は無かったか、などについてお聞きしたかったのだ。霞ヶ浦は内海だし時代的にも空の星を目安にする事は無かったようだが、気象や月は見たらしい。また、ひとつだけだが、とある星の地元での呼び名を教えてくれた。これはかなり珍しい呼び名なので思いがけない収穫になった。これが星の和名と言えるかどうか微妙なので、さらに調べてみるつもり。 別の所の漁港で立ち話をした現役の漁師さんが「今朝は流れ星が多かったと」と言っていた。あれ、同じようなことを書いていた方がいたような気が、、、。22日未明に極大になるオリオン座流星群がすでに飛び始めているのだろうか。 [写真は霞ヶ浦の堤防から牛渡の丘陵を見る] ![]() |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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