2010-09-30 Thu 00:03
先日来、俄に家宝だとか、ピラーだとか、固定だとか、小屋だとか、怪しげな発言をしているかすてんですが、こういうことです。
![]() 前々からそうしたかったのだがきっかけが無かったところに、今回のことが背中をトンと押してくれたと言える。もっとも、こうなることはすでにももさんにはお見通しだったようだが。 という訳で、この機に観測環境を整備したいと思いますので、みなさまお知恵をお貸しください。 |
2010-09-29 Wed 00:13
![]() ![]() そうそう、晏次郎さんが半年ぶりにブログを更新されていた(→近況報告(元気です))。2ヶ月半以上皆勤で大陸出身のタンチョウの観察をされていると書かれている。とても精悍な顔立ちのタンチョウだが、この目で毎朝晏次郎さんのことを観察しているのだろう。星見はなかなかできないみたいだが、もう間もなく農閑期になることだろう。 |
2010-09-28 Tue 00:28
![]() (1)主鏡は屈折または反射ならばカセグレンタイプ (2)眼視での使いやすさ優先 (3)移動は考えず、固定 (4)架台の高さは40cmくらい 市販のピラーって、高さのバリエーションが少なくて選びにくいと感じますが、みなさまは延長するなどの改造をされているのでしょうか。 |
2010-09-27 Mon 00:21
台風一過の晴天も一夜限り。今夜から明後日に掛けてはまたまた雨予報。
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2010-09-25 Sat 00:07
![]() 3月に生ゴミの中から救い出した種を撒いたところ15cmと20cmと二つの実が生った。収穫時期が分からず、葉や茎が枯れきった今頃まで放っておいて良かったものか。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
2010-09-24 Fri 00:35
気温が下がってようやく爽やかな日になるかと思えばどしゃぶり。一日中カッパを着ているので頭も体も汗でぐずぐず。夜、星見に適した日が減っているだけでなく、昼間、気持ちの良い日も減っているように感じる。
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2010-09-22 Wed 00:14
![]() 今夜の観測:月明かりのため明るい変光星だけ。η Aql4.0等、P Cyg4.8等、β Lyr4.2等、R Sct5.3等。ミラはまだ昇っていないので、あとで追加観測するつもり。と思っていたら曇ってしまって見られなかった。 |
2010-09-20 Mon 01:10
そんなことわざ?があるが、すてきなものがやってきた。お披露目はいずれまた。
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2010-09-16 Thu 00:13
『鹿角平天文台通信』のやまのんさんが「怒涛の9月上旬」という記事の中で、天文ファンの高齢化とはよく聞くが、コアなファンが減っているだけで案外裾野は広いのじゃないか、ということを書かれていた。私も近頃はそのように思うようになっている。その記事に付けたコメントを転載すると:
雑誌の売り上げが落ちているとすれば、それはネットの時代に一月前の記事を読むのにお金を払う人が減っているだけで、星とか宇宙への興味ってけっこう根源的なので人口比はそれほど変化していないのじゃないかと思います。 ![]() やまのんさんのアウトドア誌に関する指摘のように、コアな天文趣味へ引きずり込むよりも、様々な時間の使い方の中に星を絡ませてもらえるような提案の方が未来志向だと思います。 前夜の野球の勝敗を話題にするように、夕べの昴はいつもよりも星がたくさん見えたよって話が普通の会話に昇るようになるといいなと思います。 |
2010-09-15 Wed 00:53
![]() →ToriSatは株式会社鳥人間が制作販売している人工衛星観望用のiPhone/iPadアプリ。 |
2010-09-14 Tue 00:09
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2010-09-13 Mon 00:00
先日訪問した、大田原市ふれあいの丘に併設されている天文館についての紹介。『月刊天文ガイド』2008年7月号に詳しい記事が掲載されているので、そちらも併せてご覧いただきたい。
![]() ![]() 7mドームに収まるのは三鷹光器の口径65cm反射望遠鏡で、反射鏡は池谷鏡だそうだ。副望遠鏡、野外観望鏡にはタカハシのTOA-150、その他の補助望遠鏡にも垂涎の的になるような機材がふんだんに取り入れられている。 ![]() 大田原市ふれあいの丘天文館は年末年始の5日間以外は年中無休で、開館時間は午前9:30から午後9:30まで。各1時間の観望会を毎日8回開催している。星が見たくなったらいつでも見に行けると言っても過言でない充実ぶりだ。ただし、市内の小中学校が団体で利用している場合もあるので事前に確認と申し込みが必要だそうだ。 →平成22年度天体観望プログラム 私は2夜訪問したが、職員の方が情熱を持って運営されているのをひしひしと感じた。しかし、個人の情熱だけでは施設を永続的、円滑に運営して行けない。そのためこの施設では、職員を補助するボランティア養成のプログラムも用意されていて、すでに数十人のボランティアスタッフが育っていると聞いた。将来への構想もいろいろとあり、大田原の星見の拠点としてますます発展していくに違いない。 理想の実現に向けて多くのエネルギーと多くの願いを形にしたこうした施設が、市の事業仕分け等で、規模縮小、身売り、廃止などの憂き目に遭うことなく、将来に渡って健全に運営されていくことを願って止まない。 [参考] 中村正之「触覚型天文資料形態の標準化に関する研究 -だれにも優しい天文館の運営に向けて-」 2009年3月、常磐大学コミュニティ振興学部『コミュニティ振興研究』第9号、pp.47-60。 榎本司「大田原市ふれあいの丘天文館オープン」『月刊天文ガイド』2008年7月号、誠文堂新光社、pp.92-95。 |
2010-09-12 Sun 00:15
![]() 日本の準天頂衛星は今回の初号機に続き今後2号機、3号機が打ち上げられ、3機になったときに24時間日本の上空に必ず準天頂衛星が一機は存在する体勢が整うのだそうだ。それっていつのこと?今回の初号機の実証実験結果如何と言うところらしい。 ともかく、最近の日本のロケット打ち上げは安心して見ていられますな。 |
2010-09-06 Mon 00:00
同窓会があったので今年の夏期休暇は遠方へ行くのは止めにして、栃木県大田原を回って茨城へ戻ることにした。
![]() 昼間は嫌っと言うほどの晴天だったが17時過ぎには皆曇。ま、予想通りなので落胆にはおよばない。20時30分からの観望会に申し込んでおいたのでともかく天文館へ行く。担当のAさんにご挨拶。観望会は敬老会の団体さんとご一緒と聞いていたがキャンセルがあったそうだ。この空では普通は諦めるよな。そういう訳で私とヨメさんの貸切り観望会になった(途中から地元の方がお一人参加)。 ![]() 宿泊した客室は広々とした和洋室。天気さえよければベランダから南天の観望ができそうだと期待したが、眼下の照明が邪魔で楽しめそうにない。こういう施設こそ上向き光束をカットして欲しいところだ。 |
2010-09-05 Sun 01:33
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2010-09-04 Sat 00:00
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2010-09-03 Fri 00:00
![]() 佐藤勝彦先生はもう昨年春に定年退官されていたのですね。見た目お若いです。 本書は東大での最終講義をまとめたもの。内容はご専門の宇宙論についてで、もちろんインフレーション理論にはかなりのページを割いている。佐藤先生の本はいつもながら読みやすいと感じるが、内容的には以前このブログでも紹介した同じ著者の『宇宙論の飽くなき野望』と被る部分がけっこうある(これも読みやすかった)。あとがきで分かったのだが、両書には、講義記録あるいは口述筆記をサイエンスライターの長谷川隆義氏がまとめたという共通点があった。長谷川氏の文章が読みやすいってことか。 インフレーションについてはもう少し分かりたいが、そこまで読み進んでいないので、今後理解が深まったらまたご紹介しようと思う。 今夜の観測:再び透明度が回復し、天の川日和になった。今年はこれで7日目。猛暑と引換えというところがなんとも素直に喜べない。我が家の庭でさんかく座のM33が双眼鏡でうっすらとでも見えているのは透明度良好の指標だ。国道の照明と隣家の光がなかったらどれだけきれいな星空がみられることかと、ついつい被害妄想的に考えてしまう。η Aql3.8等、AF Cyg7.2等、P Cyg4.8等、V568 Cyg6.4等、W Cyg5.6等、X Cyg6.6等、Y Cyg7.3等、X Her7.0等、β Lyr3.7等、R Sct5.2等。 |
2010-09-02 Thu 00:00
8月は、なんといっても第1週目のスター・ウィーク期間中の連続4日の天の川日和を記憶しておきたい。天の川日和はさらに次の週にも2日あった。昨年は冷夏だった上、1年を通じてもこれだけ透明度の良い夜は無かったことを思うと、今年の異常な暑さと引き換えの好天だったと言うべきか。
8月の晴天記録は以下: ________一昨々年_一昨年__昨年__今年_ すばらしい星空! 1夜 1夜 0夜 6夜 3等星が見える 11夜 3夜 5夜 1夜 1等星は見える 7夜 5夜 9夜 14夜 今夜の観測:昨夜より若干透明度は落ちたが、うっすらとはくちょう座には天の川。η Aql3.8等、AF Cyg7.2等、P Cyg4.8等、V568 Cyg6.4等、W Cyg5.7等、X Cyg6.8等、Y Cyg7.3等、X Her7.2等、β Lyr3.6等、R Sct5.3等。 |
2010-09-01 Wed 00:00
■さて、そろそろ103P/ハートレイ第2周期彗星が見頃になってくる。
9月 アンドロメダ座で7等~カシオペア座で6等 10月 ~ペルセウス座で5等~ぎょしゃ座で4.5等~ふたご座で4等(近日点10/28) 11月 ~いっかくじゅう座~こいぬ座~いっかくじゅう座で5等~とも座で6~7等 12月 ~おおいぬ座で8等 ★20日 水星が明け方の東天で西方最大離角 ★22日 木星(-2.9等)と天王星(5.7等)が揃って衝。おまけに中秋の名月。 ★24日 金星が夕方の西天で最大光度(-4.6等)。昼間でも太陽の東側40°に肉眼で見える。 今夜の観測:空は白く見えるが透明度は良好。はくちょう座にはうっすらと天の川。低空の星も見えている。η Aql3.8等、AF Cyg7.3等、P Cyg4.7等、V568 Cyg6.4等、W Cyg5.5等、X Cyg6.6等、Y Cyg7.3等、X Her7.0等、β Lyr3.4等、R Sct5.1等。最近、我が家のこの地とつくば市南部が以前のように似たような天候になっているみたいだ。なぜならSmyさんと私の変光星観測がほぼ同時に出るようになっている(示し合わせはしていません)。 天の川 仰ぎて 小さき年重ね 低空に星々見える 誕生日 白夜空(しろよぞら) しだいしだいに星が増え 大三角かすめて 白き流れ星 むら雲に包まれ 赤き月昇る 人間の時間なんて天文学的時間と比べると取るに足りないものだと考えてしまうが、とは言え、誕生日の夜の好天とはありがたい。天の川がうっすら見え、流れ星が飛び、風情ある月が昇って来て、プレゼントでいっぱいだ。 夕涼み さそりのしっぽの沈み行く 相変わらず暑いので去り行く夏を惜しむとは言わないが、夜風には確かに秋の気配を感じる。(08月31日) |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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