昨日はとんでもない本を話題にしてしまったので、そのお詫びと口直しを兼ねてこの本を紹介します。

『現代萌衛星図鑑』 しきしまふげん著 三才ブックス 1600円 2009年
こういう趣味はありません、と言われそうだが、まぁそう言わないで。
この数ヶ月、ご多分に漏れずこのブログでもはやぶさの話題を多く取り上げたが、はやぶさにしろ他の人工衛星にしろ私にはほとんど知識がない。日常恩恵を受けている実用衛星、話題になった科学衛星などについて、さらっとおさらいしておくのも良いだろうということで選んだのが本書。搭載機器や打ち上げロケットの特長など、萌キャラから想像する以上に、内容はかなりしっかりしていて、お勧めできる本だと思う。取り上げられている人工衛星は、ひまわり、すいせい、さきがけ、きく7号、おりひめ・ひこぼし、みどりII、USERS、はやぶさ、かぐや。
今夜の観測:月明かりと民家の灯りで肉眼では2等星程度だったが、双眼鏡で見ると案外透明度は良かった。η Aql4.0等、AF Cyg7.3等、P Cyg4.8等、V568 Cyg6.4等、W Cyg5.6等、X Cyg6.5等、Y Cyg7.2等、β Lyr3.4等、R Sct5.2等。で、またひとつ歳をとってしまった。