33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
はやぶさカプセル 見学記
2010-08-04 Wed 00:00
JAXA筑波宇宙センターでのはやぶさカプセル展示を見て来た。

1008032.jpg実は3日に我楽多倶楽部のとこさんと会場で待ち合わせをする約束をしていたのだが、その前日つくばに買い物に行ったついでに、会場の混雑具合を事前に偵察しようと入ってみたところ、あらあら入ってすぐ左手の駐車場に容易に停めることができてしまい、ならば展示会場での待ち時間も偵察しておこうと広報・情報棟へ行ったところ、あらあら並ばずに中へ入れてしまった。廊下で少し渋滞してはいたが結局5分くらいで展示室へ到達できた。抜け駆けして申し訳ないが一足先に観覧できてしまった。新設展示館もついでに見学[右写真]。初日の入場者数は6000人だったらしい。

1008031.jpg3日は私の友人を伴って会場へ。とこさんもほぼ同時に到着していたため一緒に展示会場へ。昨日よりも若干混雑している感じ。展示会場の入り口から展示室到着まで15分弱。つくば会場では数時間待ちということはなさそうだが、暑い時期なので、タオル、飲み物、扇子、帽子などは用意した方が良いでしょう。

とこさんが仕入れて来たみどころを教えてもらった。(1)インスツルメントモジュールの上部に見える、切断されたアンビリカルケーブル。これは再突入時に焼かれてなくなっていると思いきや、残っていたというもの。カプセルの臍の緒って言われるもの。(2)四角い電子機器部の横の黒いのは加速度センサ。パラシュート開傘の為に設置されている。[註:以上は又聞き情報なので正確でないかも]
展示室内では立ち止まるなと言われるんだが、ポイントはしっかり見ないとね。

その他、前面および背面ヒートシールドは2日3日のみ展示の稀少品。これらには最先端技術が詰め込まれているらしく、あまり人目にさらしたくないのだろう。

JAXA筑波宇宙センターでの公開は、8月6日まで。→「はやぶさ」カプセル展示

今回は関東圏3カ所のみだが、他地域での今後の巡回展示にも期待したい。

1008033.jpg今夜の観測:いまほし三日目。夜になって星が出ているので、まずは変光星観測を終わらせ、それからゆっくり星見。η Aql3.7等、AF Cyg6.4等、P Cyg4.7等、V568 Cyg6.4等、W Cyg5.5等、X Cyg6.4等、Y Cyg6.9等、X Her6.6等、β Lyr3.4等、R Sct5.9等。
目が慣れてくると天の川がぼんやりと見えてきた。今夜はカシオペア座からはくちょう座を通っていて座へと天の川のアーチが架かっている。隣家の灯りが消えるとさらによく見えてきた。流星も沢山飛んでいて、かなり明るいものも多い。嫁さんを呼んで二人でわーとかきゃーとか言いながら頚が痛くなるまで見上げていた。ということで、2007年以降ではベスト3に入る天の川日和だった。
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