2010-07-13 Tue 00:00
大学の大型計算機センターへ行って、カードパンチャーが空くのを待ち、自分がプログラムしたコーディング用紙を見ながらパンチカードへ入力し、オペレーター氏にカードストックを預けて帰る。昼飯を食べ終わったころセンターへ行ってみると結果が出力されている。ひぇ~!今回もバグのため出力紙数枚を無駄にしただけで成果無し。もう一度プログラミングからやり直しだ。少ない機材とマシンパワーをみんなでタイムシェアリングしていた時代、わずかに割り当てられたマシンタイムはとても貴重だったし、そもそも計算機を利用する研究室にでも所属していなければ個人が計算機と接する機会など全くなかった時代だった。三十数年前のことだ。
![]() ![]() 2000年に出た『復活!TK-80』というTK-80シミュレータ付属の本を懐かしく読んだ。今更マシン語でもないが、TK-80に久しぶりに触れられるのは楽しみだ。「プログラムのコーディングよりも、この基板ビットマップ作成のほうがはるかに時間がかかっている。TK-80を知る世代の友人も、シミュレータそのものより、このビットマップに感激してくれているのが嬉しい。」と著者は書いているが、Macベースで作成していたら真に美しい仕上がりになったはずで、その点がちょっと残念な気がした。 →『復活!TK-80』 榊正憲著 アスキー出版局 2480円 2000年 |
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