2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
カビ防止剤の更新まだ
2010-06-30 Wed 06:13
100630.jpg例年、梅雨の前にカビ防止剤の更新を行うのだが、今年はまだ屋外の機材置き場の作業ができていない。次の休みにはやらなくては。
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地上から星が見えないときは上空から地上を見る
2010-06-29 Tue 17:27
100629.jpg☆はごろも~*さん からお知らせをいただいた。

テレビ東京『空から日本を見てみよう』

次回7月1日木曜日夜7時58分からの放送は茨城県の上空かららしい。我が住まいする霞ヶ浦南岸も写るだろうか。
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星が見えるような夜ではないのだが
2010-06-28 Mon 21:53
100628.jpgちょっと外出した帰り、夕方首都高を走っていたらものすごい豪雨に見舞われた。ところが、常磐道に入って柏を過ぎた途端にウソのように雨区域から抜けた。

今夜の観測:月は雲に隠れているのだが、ベガだけは見える。β Lyr3.7等。
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全国では部分月食 見られず、、、
2010-06-27 Sun 00:00
100626.png「全国で部分月食」という新聞各紙の見出しは踊ったが、どうも見られたのは東北中部以北に限られたのではないか。茨城県南も、昨夜まではなんとか朧月が見えていたが、今夜は雨も降って完全なる皆曇。当然ISSも見えません。一方で、北海道の方々は月食+ISSを楽しまれただろうか。
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やっぱり言わんこっちゃ無いMapion天気予報
2010-06-26 Sat 00:00
100625.jpg昨日のMapion天気予報、どう考えても無謀な予報。言わんこっちゃ無い、昼間からもう外れていたよ。
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またまた、喜ばすだけ喜ばしておいて、、、
2010-06-25 Fri 00:00
100624.pngこれはあまりにもあまりでしょう。天気予報への信頼が揺らぐってもんです。

1006242.jpg夕日の赤を映した雲に覆われて月は朧。

夜になって固まりの雲は無くなったが、空全体にはいつものように霞がかかっている。月も明るいし、ただ晴れているというだけ。

今夜の観測:P Cyg4.7等、X Her6.7等、β Lyr3.4等。
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はやぶさペーパークラフト 作りませんか
2010-06-24 Thu 00:00
1006231.jpg一日中けっこう激しく降り続いた雨も、夕方仕事が終わると同時に上がって、西の空が真っ赤に染まった。もちろん夜は皆曇。

1006232.jpg塩屋天体観測所のふくださんが観測所雑記帳のペパクラカテゴリの記事に「次回作」という思わせぶりなタイトルを付していた。時期が時期だけに、、、と、我が身を振り返ると、先日つくばエキスポセンターでのはやぶさ講演会の折に貰ったはやぶさのペーパークラフトに目が行った。自分はこういうものを作る趣味がないので現時点では宝の持ち腐れ状態になっている。

で、ご覧の通りペーパークラフトのレベルとしては子ども向けだが、どなたかご希望の方がいらっしゃればお譲りしたい。2枚あるので希望者多数の場合には抽選で2名様に1枚ずつ、また希望者一名の場合には2枚とも差し上げます。

応募方法 コメント欄の「管理者だけに閲覧」にチャックを入れて、
     メールアドレスをお知らせください。
締め切り 6月30日
当選発表 当選者にはメールでお知らせしますので、送付先をお知らせください。

[追記]JAXAのページにはやぶさペーパークラフトの説明があります。上に「レベルとしては子ども向け」と書いたが、右上写真の左側は簡単バージョンで右側は難しいバージョンでした。ご興味ある方お知らせください。ご希望のバージョンも書いてください。
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6月26日の部分月食 ISSオプション付き
2010-06-23 Wed 00:00
6月26日土曜日の宵に見られる部分月食については鹿角平のやまのんさんが分かりやすく紹介してくれている。

1006221.pngこの部分月食、東京でも最大54%欠けるけっこう見栄えのする月食になるが、それに加えて、食最大の少し前にISSが空を横切るオプション付きなので、こちらも楽しみだ(左図:東京での見え方)。とくに北海道からは東の空へ消えて行くように見えるので、月食とのコラボが写せるのではないだろうか。1006222.png晏次郎さん、HGさんいかがでしょうか(右図:札幌での見え方)。
[図はJAXA国際宇宙ステーション(ISS)を見ようのページから]
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はやぶさカプセル 展示されるらしい
2010-06-22 Tue 00:00
100621.jpg●はやぶさの帰還カプセルが展示公開されるらしい。

 →「はやぶさ」のカプセル、仕分け「廃止」施設で展示へ

仕分けで廃止になる丸の内のJAXAiでも公開されるらしいが、その行列の長さ、待ち時間を想像するだけでも疲れそう。ここには前/後面ヒートシールドも展示されるのだろうか。先日の阪本先生の講演によると、前面ヒートシールドの裏側に貼られていた担当者の名前がエンピツで書かれた紙も無傷で帰って来たそうだ(担当者氏曰く、落とし物になる予定なので持ち主が分かるように、だそうだ)。期せずしてヒートシールドの耐熱性能の非常に分かりやすい証明になったということか。
ともかく、国宝級物件ですので展示中に盗まれないようにしてくださいよ。ところでこのカプセル、なんでも鑑定団だといくらくらいの値がつくものだろうか。
[写真は(c)JAXA]

●meinekoさんのところで紹介されていたが、全国同時七夕講演会という企画が昨年に続いて今年もあるらしい。

 →全国同時七夕講演会

七夕の時期は晴れることは少ないので、講演会で星を楽しむというのが正しい生き方だろう。
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はやぶさ地球帰還記念講演会へ行って来た
2010-06-21 Mon 09:45
100620.gifつくばエキスポセンターで開催された、はやぶさ地球帰還記念講演会へ行って来た。当初、センターの定期企画第13回ミーツ・ザ・サイエンスとして企画されていた阪本成一氏の講演会だが、はやぶさ帰還から1週間という時期が時期だけに参加希望者多数により同内容で2回講演となった。さらに、プラネタリウムで上映されている『HAYABUSA Back to the Earth』の監督上坂浩光氏のオーストラリア報告会2回講演も追加された。

阪本氏は小惑星探査の歴史・意義・手法・はやぶさミッションについての盛りだくさんの内容をほぼ1時間(少しオーバー)で紹介された。はやぶさミッションが歴史の積み重ねの上にあり、未来への希望の種を沢山積んで出発し、その芽吹きを抱えて帰って来たということについて語られていた。嫁さんに感想を聞いたところ、阪本氏がイケメンなこと、軌道の制約からイトカワが選ばれたこと、世界の平和が健全な宇宙開発の前提にあることなどが印象に残ったそうだ。それにしても、プレゼン用に用意された147枚のスライドの中から何枚を使われたのだろう。

1006204.jpg上坂氏は13日の大気圏再突入を撮影するためにウーメラへ行かれたときの報告を中心に、2008年に制作さた『HAYABUSA Back to the Earth』で創造した映像と現実の不思議な一致や今後予定されている完全版制作に取り入れる帰還の映像などを紹介された。落下軌道の南側から撮影されたNHK取材班とは反対に北側から撮影されたはやぶさの最後の光り、この映像はすごい!講演後『HAYABUSA Back to the Earth』DVDにサインをいただいた。

会場では我楽多倶楽部のとこさんとお会いでき、しばしお話し。天の川の写真、写せるといいですね。
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iPad 最初の実験 バッテリーの保ち
2010-06-20 Sun 00:00
100619.jpg先日の大阪行き、前日に届いていたiPadをさっそく携帯してバッテリーの保ちを確かめてみた。

土浦から大阪難波まで、高速夜行バス「よかっぺ号」に乗っている間、8時間のほとんどの時間をバックライトを消してイヤホーンからiPodで音楽を流し続けてみた。バッテリーは8時間で5%減。バックライト、スピーカ、Wi-Fi無線通信を使わなければほとんどバッテリーは減らないようだ。

出発から帰宅までの間、ゲーム、iPodで音楽再生、フォトフレームなどに使う以外はスリープにするだけで、一度も電源オフにはしなかった。この間およそ56時間だったが、帰宅時にまだ41%残っていた。Wi-Fi環境にいたのがわずか5分程度だったというのがバッテリーの保ちを良くしていた理由と思われる。

もっとも、Wi-Fiないし3G通信が使えないのでは手足をもがれたiPadだが、この様な特殊な環境であればバッテリーは相当な時間保つことが分かった。ネット環境を必要としないときには積極的にWi-Fiスイッチをオフにすればバッテリーの消費を最小限に抑えられるようだ。
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「The Last Shot」
2010-06-19 Sat 00:00
梅雨に入っているがマックノート彗星を見ようと13日以降もしつこく2時30分起きをしているが、やはり木星がなんとか見える程度の空にしか出会えない。というわけで今夜も観測の話題は無し。

「The Last Shot」
100617(c)jaxa.jpgはやぶさが最後に写した地球(22時02分撮影):カプセル分離に悪影響を及ぼさないようにと、撮影はカプセル分離後大気圏再突入までの3時間の間に試みられた。実際に写ったのは再突入約50分前、それは最後の交信を終了する25分前のこと。

意識が遠くなりながらも力を振り絞って撮影したとも、涙に潤んだとも見えるこの写真は、人々の心に様々な思いを抱かせる。ノイズを除去した写真も公開されてそれはそれで科学的な成果だが、もと画像は人間の意図を越えて描き出された情感豊かな作品として完結している。
[写真はJAXAより]

実際の撮影の様子について姿勢系担当の橋本樹明氏が記事を書かれている。
 →ラスト・チャンスの地球撮像(姿勢系・橋本樹明氏)
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はやぶさ応援歌
2010-06-18 Fri 00:26
1006172.jpg♬かすかな声が どうか届くなら
 伝えたい 遙か旅立つ君に

 僕らは一人では生きていけない
 泣きたくなったら思い出して

 からだを超えて 祈りをつないで
 ふたたびまた ここでめぐりあえるよ♬

なんだか小惑星探査機はやぶさの応援歌のようにも聞こえてくる。
平原綾香『星つむぎの歌』についてこう書いたのは2008年2月20日だった。この詩に励まされるように、はやぶさは地球へたどり着き、わたしたちはここで再びめぐりあう機会にめぐまれた。この記事を書いたことは自分でもすっかり忘れていたのだが、平原綾香ファンの方からのコメントで思い出すことができた。
[写真はJAXAサイトより]

 →星つむぎの歌(YouTube)

今夜の観測:夕方、雲がほとんど無くなったので期待したのだが、やはり薄雲の掛かった肉眼2等星状態まで。β Lyr3.6等、P Cyg4.7等。さらに2時30分に起きてみたが見えたのは木星のみ。
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そこまでするつもりは、、、
2010-06-17 Thu 00:27
1006082.jpgiPadにX-Planeというフライトシミュレータを入れてみたのだが、計器類の意味も装置の操作方法も分からず離陸すらできない。それで、飛行機の操縦免許を持っている友達に試しにやってもらったところ、やっぱりちゃんと離陸してちゃんと着陸できるんだ。やり方を聞いたので、その後離陸はできるようになったが、、、ゲームで良かった。
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その日の午後、計器類の意味も書いてあるから読んでみないかと持って来てくれたのは本物の操縦教本だった。う~ん、そこまでは、、、。
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マックノート彗星 最初で最後のチャンス
2010-06-16 Wed 00:08
はやぶさ帰還を20時間後に控えた13日早朝。

100613.jpg13日早朝の観測:2時30分起床。いつものような薄曇りだがなんとか星が見えていた。撮影機材設置位置から見ると、目印のペルセウス座κは椿の枝の先端に掛かっている。カメラのファインダーでκを見つけるのは容易ではないが、枝の先端を入れるのであれば簡単簡単。枝の先端を視野の中央に入れ、リモコンシャッターをカメラに向け、椿の枝に手をかけぐっと引き寄せて、シャッターオン。1006132.jpgそのまま数秒間枝を保持。こうして写したMcNought彗星。長く伸びた尾も写っていて満足満足(右図:白黒反転でより分かりやすい)。この先1週間晴れ予報は無いので、これが最初で最後のチャンスだったのかもしれない。

はやぶさ記事が続いたためマックノート彗星報告をする間がなかった。
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カプセルを見て思うこと
2010-06-15 Tue 00:00
100614.jpgはやぶさの大冒険は昨夜の花火のような大火球とそれとは対照的なカプセルの軟着陸によって終了した。この先は、カプセルの中身という具体的な成果に対する興味もさることながら、はやぶさが私たちの今後の心や行動に何か残したものがあるか、そんな興味の方向もあるのではないか。亡くなった人の想い出、それこそが魂だと聞いた事がある。そうであれば、はやぶさの魂は多くの人の心の中に宿り続けるに違いない。

それにしても、時速40000km以上で大気圏突入したカプセルが、そのわずか十数分後には、こんなに静かな佇まいで美しく光って地上にいるとは信じられない光景だ。はやぶさが笑っているようではないか。

そして、JAXAのプロジェクトページを見ると、小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)が《運用終了》のところへそっと移動していた。
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はやぶさ 帰還の日
2010-06-14 Mon 00:00
はやぶさは、帰還の挨拶とお別れをするかの様に日本上空を15時頃から16時頃にかけてゆっくりと東から西へ通過して行った。そのとき日本上空は厚い雲に覆われていたが、これを知った多くの人はその方向を見上げたことと思う。
 →はやぶさ 日本上空を通過中

15時頃 ハワイの、すばる望遠鏡、Canada-France-Hawaii Telescopeなどが飛行するはやぶさの撮影に成功し、JAXAはその連続写真を公開した。
 →すばる望遠鏡で「はやぶさ」の撮影成功
 →3.6-m Canada-France-Hawaii Telescope

1006135.jpg夕方に近づくにつれ、はやぶさ関連のサイトはどこもアクセス渋滞が生じ始めた。

19:51 カプセルの分離に成功

20:00 『龍馬伝』を見ながらはやぶさ迎え酒の2本目を空け始める。

22:30 ニコニコ生放送は170万を越える入場者があり、せっかく2階席を確保したのに会場から追い出されてしまった。

22:40 はやぶさが地球へ飛び込んでくる直前、雌クワガタが部屋へ飛び込んで来た。

1006136.jpg23:00 USTREAMによる和歌山大学宇宙教育研究所のライブ中継画面からはやぶさ帰還の光を10分遅れの配信でキャプチャ。これではやぶさ本体は人工流星塵になったわけだ。庭にプレパラートを曝しておけば、はやぶさのDNAを拾う事も可能ってことだ。

さて、この後ちゃんとパラシュートは開いただろうか、ちゃんと着陸できただろうか。ちゃんとビーコン電波を発信しているだろうか。

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はやぶさ 日本上空を通過中
2010-06-13 Sun 15:49
JAXAのHayabusa Liveによると、はやぶさは日本の上空に帰って来たようです。

 →「はやぶさ」日本南方上空に到達

 →「はやぶさ」最後の日:「はやぶさ」が日本から見える方向

1006134.jpg曇ってはいるが、現在天頂付近を通過中のはやぶさからの光子を1個でもいいから受け止めようと、記念写真を写しておいた。
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はやぶさ帰還まで24時間を切った
2010-06-13 Sun 00:00
100612.jpgあと23時間もしたら、はやぶさのただいまメッセージが地上に届いている。それはどのような形でもたらされるのか、運用管制室の計算通りで予定された通りなのか。それとも、大気圏突入後に不確定要素に大きく左右されるのだろうか。でも、きっと大丈夫だろう、こんなこともあろうかと!、、、

そうやってここまで柔軟な対応で乗り切って来れたのだから、、、。

 →探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力(ニコニコ動画)
  [同じ作者による完成編は14日中にアップの予定だそうだ]

本日のイベントはこちらにいろいろと紹介されている。

 →「はやぶさ」帰還当日のイベント情報
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ホットッットトギス
2010-06-12 Sat 00:43
100610.jpg仕事の片付けをしていたら、おもてでホットッットトギスと鳴く声がする。どこで鳴いているものやら。春初めからさえずりの練習をしていたうぐいすの声が最近少なくなっているのはきっとパートナーを見つけたからだろう。代わってこれからしばらくはホトトギスのさえずりを聞くことが多くなるのだろう。
[この写真はネットからお借りした]

[参考]『鳥を楽しむ暮らし ~春から夏の野鳥~』(NHKラジオ第2 カルチャーラジオ「科学と自然」)

梅雨入りも近いのだろう。今夜は皆曇。
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ちょっとした敗北感
2010-06-11 Fri 00:20
1006102.jpg14年間エアコン無しで暮らして来た我が家にもとうとうエアコンが付いてしまった。私は昼間自宅で暮らすわけではなく、ひと夏に数日の寝苦しい夜をやり過ごせば良いのだが、今年の夏から一日中家で暮らす事になる妻にとってはエアコン無しは確かに辛いかもしれない。
家の周囲を樹木で囲み快適な空間を生み出す工夫(→作庭日記)もあるようだが、一朝一夕では作れない。壁のエアコンを見上げながら、そういう環境を作るための手順を踏んでこなかった反省と敗北感をちょっと感じる今宵であった。

100611.jpg今朝の観測:寝る頃には皆曇だったが、マックノート彗星C/2009 R1が明るくなって来ているらしいので、ダメ元で明け方に起きてみた。北東方向の空に星が見えているので撮影に挑戦。辛うじてカシオペアを見つけたが、ペルセウスは双眼鏡でもなかなか見つからない。北極星も見えないので極軸は適当。24mmレンズだから数秒ならば問題ないだろう。我が家の東北方向には24時間操業の工場があるので薄明開始前から空が明るい。薄雲、光害、薄明が重なって10秒露出でこんなに明るくなってしまった。彗星のいそうなところを調べたが確認できなかった。梅雨入りも近い、このマックノート彗星にも縁がないのかもしれない。
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こちらの懐具合も考えてくれよ iPhone 4登場
2010-06-10 Thu 00:02
100609.jpgこう立て続けに魅力的な製品を出されては、懐の方が対応しきれない。iPadが届いて2週間も立たないというのに、iPhone 4が発表された。

仕事用に持ってはいるが、携帯電話そのものにはまったく興味が無い。しかし、iPhoneならば持ってみたいと思う。ただ、今のキャリアに乗り換える気はないのでSIMロックフリーになるまで待つことになりそう。

iPadは快適。ただ、その快適さを上手に紹介できそうも無いので、まだブログ記事にできないでいる。
★★

はやぶさはTCM-4も正常に完了し、イオンエンジンはその役割を終え停止したそうだ。
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はやぶさ最後の精密誘導 TCM-4まもなく開始
2010-06-09 Wed 00:20
100608.jpg先日6月5日のTCM-3完了によって豪州ウーメラ域への帰還が確実になったはやぶさ。明日6月9日12時30分からTCM-4を開始するらしい。これが成功すればウーメラ域へ展開している回収部隊の待つ地域への精密誘導が完了する。

こう書いたとき寂しさも同時に感じる。イオンエンジンが期待通りに働くだろうかと、はらはらするような場面はもう無いのだ。ここから先はどれほど正確な落下軌道へ誘導されるかに興味が移る。TCM-3が完了しウーメラ域への帰還が確実になった時点で、私の中でのはやぶさの冒険という情緒的な部分は終了してしまったのかもしれない。ともかく、今夜はおかえりなさいの迎え酒を空ける事にしよう。

 →小惑星探査機 はやぶさ 軌道情報/接近情報 2010年6月

[追記]15時にTCM-4完了、イオンエンジンを停止。
 →「はやぶさ」のTCM-4、WPAへの精密誘導完了
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車窓から幻日を見る
2010-06-08 Tue 00:56
今夜は長岡からの帰宅が遅くなってしまい疲れた。幸いにも雲の隙間からベガが見えるだけなので、星見はパス。

100607.jpg上信越自動車道を南下中に幻日が見えていた。雲が切れ切れだったので環天頂アークなどは見えなかった。
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iPad用クリーナー
2010-06-07 Mon 00:15
1005283.jpgiPadを使っているとタッチパネルが指の油で汚れてくる。拭き取るのにはやはりこれでしょう。

 全天星座マイクロクリーナー
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TCM-3完了 はやぶさ、本当に帰って来ますよ
2010-06-06 Sun 11:04
1005214.jpgTCM-3完了によって、このまま飛行し続ける限り、はやぶさの豪州到着が確実になりました。来週、本当に帰って来ますよ。

今日の星が好きな人のための新着情報(6月6日)ははやぶさ関連リンクでいっぱいです。
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久々10目測
2010-06-06 Sun 00:33
今夜の観測:雲は多く透明度は低いながら、一昨日よりさらに1目測増えて、久しぶりに10目測達成。V CVn7.4等、P Cyg4.8等、V568 Cyg6.4等、W Cyg6.8等、X Cyg6.3等、Y Cyg6.9等、X Her6.5等、β Lyr3.7等、R Sct5.3等、Z UMa7.1等。
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ダイエットをすることになろうとは、、、
2010-06-05 Sat 00:22
1006042.jpgハレ晴レユカイな2日間が終わって今日は夕方には見事な皆曇。夕べ、M8と毛レスの写真を撮っておいて良かった(Macのことえりはアホだから、ケレスが毛レスになってしまう)。


100604.jpg私は決して太い体型ではなくむしろやせ形で生きて来たが、寄る年並と運動不足の相乗作用でここ数年お腹に脂肪が着いてズボンがずいぶんきつくなってしまった。腹の出たヤセはみっともないと一念発起、職場に置いてあるロードレーサーを再び漕ぎ始めた。しかし、室内では風を切る快感も興味を引く風景も無くとにかく味気ない。横にMacBookProを置いて、お気楽なDVDなどを見ながら漕いでいる。

それに加えて昨日から体重その他の体組成データを記録する事にした。ためしてガッテンの「計るだけダイエット」の応用だ。体重を50g単位で計れるTANITAのデジタル体組成計InnerScan50 BC-305を購入。自分の場合、体重を落とす事よりも体脂肪の減少が見えてくると良いのだが。
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ハレ晴レユカイ かな?
2010-06-04 Fri 01:05
100602.jpg二日連続して好天。雲一つない夕方の西空に金星がひときわ輝いている。100603.jpg


1006032.jpg今夜の観測:何となく薄雲がかかっているが、ここ数日限定「準惑星ケレスのM8通過イベント」を写してみた。やまのんさんのシミュレーション図を参考に探したがどこにいるのか分からない。

[追記]「ス」の上の明るく赤い星がケレスでした。

1006033.jpg撮影中に西の方から形のある雲が湧いて来た。それでも、東のはくちょう座に天の川がかすかに見えるような気がした。あんまり長いこと満足な星見ができなかったものだから、幻聴とか妄想みたいにこれは幻視だったのだろうか。写真でも雲と見分けがつかないくらいに申し訳程度の写りだった。

AF Cyg7.8等、P Cyg4.7等、V568 Cyg6.4等、W Cyg6.8等、X Cyg6.1等、Y Cyg7.5等、X Her6.6等、β Lyr3.9等、R Sct5.2等。9星も目測したのは1月19日以来だ。
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5月の晴天日数
2010-06-03 Thu 00:24
5月も残念ながら星見の気分無く過ぎてしまった。決して晴れた日が無かったわけではない。昼にしろ夜にしろ天気は快晴または晴れだとしても、空全体をうす雲が覆っている透明感のない空ばかりだった。

 _______一昨々年__一昨年___昨年___今年
 すごい星空!   2夜   0夜   0夜   0夜
 3等星が見える  4夜   4夜   2夜   4夜
 1等星は見える  7夜   6夜   8夜   6夜
[註:2007年、2008年頃は「4等星が見える」ことも結構あったのだが、2009年からはそういう夜がほとんど無くなってしまったので、評価基準を「3等星が見える」にレベルダウンしている]

今夜の観測:β Lyr3.7等、R Sct5.1等。R Sctについては何週間も前からSmyさんが明るくなってますと報告されていたが、2009年11月21日以来久しぶりに見た。実際かなり明るく感じた。相変わらずの肉眼3等星夜ではあったが、双眼鏡では透明度はまずまずと感じた。準惑星ケレスがM8を通過中なので、その写真を写そうかどうしようかと迷ったが、準備対効果を考えてやめた。23時56分、こぎつね座からヘルクレス座へ流星が飛んだ。

はやぶさのTCM-3は本日6月3日12時開始。→Hayabusa Live
これが終了すると地球大気へ突入する軌道へ誘導されるらしい。
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