33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
夕方の金星
2010-04-30 Fri 00:08
1004292.jpg夕方の西空低く金星。

今夜の観測:夜になっても晴れてはいるが、月明かりで空が白い上に透明度も良くない。5cmでは7等が限界。ST UMa6.9等。
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未来の到達点からのメッセージ
2010-04-29 Thu 00:11
100429.jpgこの2年半の間に、鈴木壽壽子さんと『星のふるさと』を媒介にして多くの方々とお会いする機会に恵まれた。その中のお一人から「星にかかわる今回のことは、私の日々の生活を豊かにしてくれたと思います」という言葉をいただいた。私は、これを未来の到達点からのメッセージと受け取った。
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天気の変化に辟易
2010-04-28 Wed 00:17
この春の天候にはほんとうに辟易させられる。二日と続けて同じ季節の衣類を着られない。昨日は春の暖かさにシャツ姿でいられたのだが、今日は昼から雨が降り出したため寒さ対策に衣服を着込んだら真冬並の出で立ちになってしまった。

昨日は天気が良かったので、そのうちに無くなってしまうかもしれない茨城空港を、今のうちにと見学して来た。

1004262.jpg茨城空港駐車場
 平日でこんなに車が多いとは意外だった。ただし、ほとんどは見学者の車と思われる。
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晴れは終わり
2010-04-27 Tue 00:05
100426.jpg晴れはどうやら終わったようだ。
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連夜
2010-04-26 Mon 00:00
2夜連続で星が見えた。

今夜の観測:ε Aur3.8等、V CVn7.1等、ST UMa6.9等、Z UMa7.3等。
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ラプトル50で土星を観望
2010-04-25 Sun 00:00
100424.jpg久しぶりの日差し。雲の多い晴れだったが、積雲らしい。ようやく春になるのか?夜になっても晴れは続いているが、うす雲がかかっているため月の明かりで全天が白い。肉眼では2等星がやっと。

今夜の観測:変光星は、V CVn7.3等、ST UMa6.9等、Z UMa7.0等。

土星観望:久しぶりにラプトル50を借りていたので、土星を初見。30倍では像は小さいがはっきりと細い環が確認できる。土星の両側に衛星らしき星が見えた。タイタンとレアだったようだ。48倍、75倍と順に倍率を上げて行く。何れもシャープな像を結んでいる。もう少し環が開いてくればカッシーニ空隙も見えるに違いない。最後に手持ちのOr4mmで150倍にしてみた。一気に像は暗くなったものの、土星本体の手前側の環がはっきり見えている。ただ、ラプトルに限ったことではないが、この倍率になると微動の無い経緯台では視野に像を保持するのがけっこうたいへん。
最後に、ラプトル50はすばらしい入門用望遠鏡だという第一印象をさらに強化する結論に至って今夜の観望は終了。

ラプトル50ファーストライトの記事
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晴耕雨読、もとい、晴観雨読、さらにもとい、曇読雨読
2010-04-24 Sat 00:10
ここしばらく、東京では天候に恵まれず、なかなか星空を楽しめません。
そんなときには、本を読んだり投稿画像ギャラリーを眺めたりして天文・
宇宙に親しんでみましょう。

100423.jpgと、『星ナビ』3~5月号に掲載された「天文読書のすゝめ」を紹介するアストロアーツ星空アナウンスが耳元で悪魔の囁き。ヤバヤバヤバいよ、こんな天気のときに本の紹介はヤバ過ぎ。で、まんまと罠に嵌ってポチポチッとやっちまった。
[写真は南日本新聞開発センター発行の福澄孝博・北尾浩一 著『ふるさと星事典』]
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こと座流星群極大日 覚えていました?
2010-04-23 Fri 02:00
連日すばらしい曇天雨天が続いていて、とうとう3等星も見えない夜の連続記録が1ヶ月を越えてしまった。なので当然ながら4月23日2時のこと座流星群極大は雨の中。

過去のこと座流星群の夜
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はやぶさ 6月13日23時(JST)頃に地球へ帰還
2010-04-22 Thu 00:00
1004211.jpg小惑星探査機「はやぶさ」、6月13日に地球帰還へ

これを見て、もういまからうるうるしてしまった。

(C) JAXA
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iPad 3ヶ月半の印象変化
2010-04-21 Wed 00:00
100419.pngiPadについてはその発表翌日に第一印象を書いた。

2010-01-29 予想した程度の製品かというがっかり感もある。Appleには予想を裏切ってそれ以上の物を見せてくれることを毎回期待してしまうのだが、Macユーザーは要求が高すぎるかな。今後のネットや雑誌での情報によって予想した以上の機能が見えて来るかもしれないのでそれには期待したい。

2010-01-29 コメント 今回のiPadの様なおもちゃを取り上げるまでもなく、~

2010-04-15 iPadの登場で、仕事はともかく、日常生活でパソコンを使う機会は減るように思う。

2010-04-18 2010-01-29のコメント[追追記] あの時点では「iPadの様なおもちゃ」と書いたが、時間が経ち情報が流れてくるに連れ、印象に変化が生じている。現在Macでやっている作業のかなりの部分がiPadに移行するように思えて来た。手に入るのは2ヶ月程先になりそうだが、どうやらおもちゃではなさそうだ。

iPadで印刷する画期的な方法、これには笑った。

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[速報]ディスカバリー 無事帰還
2010-04-20 Tue 22:34
1004201.jpg予定よりも1日遅れでしたが、スペースシャトルディスカバリーは22時8分過ぎ、ケネディ宇宙センターに無事着陸。
[写真はNASA TVより]
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『天文学入門 星・銀河とわたしたち』
2010-04-20 Tue 00:08
1004044.jpg本書は、この前「視覚障害者へ天文学の楽しみを伝える試み」でご紹介した京都大学教授嶺重慎氏執筆のジュニア向け新書。あの中にあったマルチモーダル図書『天文学入門』の一冊かと思って購入したがそれとは別のようだ。しかし、コンセプトは共通している。

私たち一人一人が宇宙とどのように繋がっているかを知って欲しいという著者の願いが込められている一冊で、読者は自分と地球の歴史、自分と太陽系、自分と銀河というように、自分を座標軸の原点にして宇宙を捉える楽しさを味わうのではないだろうか。

 『天文学入門 星・銀河とわたしたち』 嶺重慎・有本淳一編著
   岩波ジュニア新書512 1029円 2005年
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電気アレルギーは人体通信に耐えられるか?
2010-04-19 Mon 00:00
この前見たNHKのサイエンスZERO、テーマは「ヒトの電界を利用せよ 人体通信最前線」。要は、人体の表面に広がる電界を利用して情報のやり取りをするというもの。音楽プレイヤーの音楽が手を繋いだ相手にも聞こえるようになるとか、会社に出勤して椅子に座るだけで健康チェックしてくれるとか、いろいろ応用できるらしい。そして、電界は微弱なので人体には影響無いとも言っていた。

1004173.gifところがだ、世の中には電流や電界に滅法敏感な人がいるらしい。想像の域を出ないが、我々でも大量の静電気を帯びたときに手の先などがボワァっとする感じがあるが、あれが疼痛に変わるのかもしれない。また、絶縁が完全でない器具からの微弱なリーク電流によって感電しているのかもしれない。地磁気を感じて渡りをする鳥がいるように、微弱電流や電界を感知して利用する能力があってもちっとも不思議ではない。こういう人たちは、大多数の現代人がすでに失ってしまった能力が残っているのかもしれないし、もしかしたら、未来人の能力がいち早く発現しているのかもしれない。

 →電気アレルギー それはありえないの?

こういう電気アレルギーの人は、人体通信には耐えられないだろうなぁ。

[お知らせ]昨年もご紹介した、視覚障害者と晴眼者が一緒に宇宙の不思議を体験しようという「さわれる天体写真展」が日立シビックセンター科学館で開催されています。
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日本一気が早い金環食対策ミーティング ご案内
2010-04-18 Sun 00:14
1004172.gif2年後の2012年5月21日の金環食を今から楽しもうと、その金環食帯中心線が通る霞ヶ浦湖南で観測準備会が開催される。呼びかけ人は、地元の同好会や観望会でお世話になっている友田哲さん。地元ということで霞ヶ浦天体観測隊も協力している。100417.png

右の地図は地球上どこでも 日食・月食・星食情報データベースどこで、金環食が見れるか?をお借りして、会場位置を入れたもの。

ミーティングの詳細は以下。

友田さんの掲示板:
 2012年金環食のための観測スポット探索&観望合宿を開催します
募集要項:
 星を見て星を語らおう 「茨城金環食帯の集い~天体観望合宿 in 稲敷」のご案内(PDF)

宿泊施設確保の為一旦締め切られているが、まだ若干の余裕があるらしい。参加ご希望の方は早めに友田さんまでご連絡を(連絡先はPDFファイルにある)。

1004174.jpg滅多に雪の降らないここで4月も半ば過ぎてのなごり雪。

1004175.jpg今夜の観測:久しぶりに星が見えた。見えたが雲ばかり。変光星も雲の中。申し訳程度に、ε Aur3.7等。火星がプレセペに接近しているので、これまた久々のTOAST登場。電池が腐ってなくてよかった。
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はやぶさもだが、オポチュニティもパイオニアもボイジャーも
2010-04-17 Sat 00:24
1004161.jpegはやぶさは地球-イトカワ間往復45億kmの長旅の最終行程を地球へ向けて飛行している。火星探索ローバー=オポチュニティもまた、茫漠たる火星の砂漠を2000日以上に渡って20kmの移動を続けている。1004162.jpgパイオニア10号・11号しかり、ボイジャー1号・2号しかり、人間であればとても耐えきれない気の遠くなるような孤独な旅を、健気なまでに遂行している彼ら。

小惑星探査機 はやぶさ
走行距離20kmを超えた、火星探査車オポチュニティ
パイオニア計画
ボイジャー計画
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1960年代に発行された地理の写真雑誌のこと
2010-04-16 Fri 00:00
この前、『天文古玩』の玉青さんが、気象天文図鑑について書かれていた。それを読んだときに、科学でもないし図鑑でもないが、子供時代に毎月とってもらっていて、いまだに忘れられない地理のグラビア定期刊行物のことを思い出した。時期的には小学校の中頃だったように思うので45年も前になろうか。1回分は厚さ5mmほどのA4版冊子で、毎月1冊づつ配本されて1、2年くらいとっただろうか。当時のことだからモノクロではあるが、写真がふんだんに使われていた。日本全国各地の風土に関する事物や工業地帯、山林・農村、炭坑、交通機関など、毎号テーマ別になっていたと思う。特に炭坑の写真は今も記憶に深く突き刺さっている。例えば、長崎の軍艦島など、そこには自分の生活とはまったく異質の空間・風景が広がっていて、子供心にも日本と世界の広がり、奥行き、深さに衝撃を覚えた。1960年代半ば頃の記録写真だから、今から見直してみても価値のある本だと思う。

100415.jpg残念ながらシリーズ名も出版社も忘れ、現物はすでに処分して手元に無い。もしかすると、この『わたしたちの地理・日本編』シリーズだったのかもしれない。懐かしさに誘われて数冊取り寄せてみたが、どうも記憶の中の印象とかなり違うのだが、、、。[写真左は日光東照宮陽明門、右上は1965年頃の四日市コンビナート]
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Mac問題解決の助っ人 Apple Discussions
2010-04-15 Thu 04:10
100414.jpg昨日の昼休み、職場の後輩がMacの相談に来た。「これまでWindowsを使ってたんですが、最近、MacBookを買ったんですよ。ものすごく使いやすいですね。速いし、画面はきれいだし、フリーズはしないし。僕、もうWindowsには戻れないと思います。」おぉ、お前はAppleのスパイかと思う様な大絶賛。両方を使ってみればこその感想。

その彼の相談というのは、MacBookが職場の無線LANには繋がるのに、自宅の無線LANには繋がらないというもの。繋がらないというかネットワークそのものが見えない状態らしい。私には解決できそうもないので、こういうときの強い見方を紹介した。

 Appleホームページ→サポート→コミュニティ→Apple Discussions→MacBook

ここを検索して解決策が見つからない場合は新規に質問スレッドを立てれば、詳しくて親切な人がアドバイスしてくれる。私も過去に何度お世話になったことか。

で、彼の問題は質問をして数時間後には解決したそうだ。

iPadは米国内での売れ行きが凄まじいため、日本での販売が1ヶ月遅れの5月末に繰り下げられてしまった。ふえ~ぃ、悲しい。iPadの登場で、仕事はともかく、日常生活でパソコンを使う機会は減るように思う。


2回クリックすると大きくなります。
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透明度悪いが久しぶりの快晴
2010-04-14 Wed 00:04
プレセペ星団に近づく火星、獅子の大鎌先端を行くベスタ。
北東方向からサーチライトが照射されていると思ったら飛行機雲だった。5機同時に飛行機が飛んでいる。今夜は過密ダイヤ。

今夜の観測:ε Aur3.8等、V CVn7.2等、ST UMa6.9等、Z UMa7.5等。
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雨の休日は科学の街へ 第51回科学技術週間
2010-04-13 Tue 00:10
どうなっているのか、この悪天。昨日の昼頃は20℃を越える暑さで、午後になったら一転急激に気温が下がり、夜から降り出した雨は今朝になると風を伴い激しくなっていた。そんな中、つくばへ買い物へ行く予定があったので、S.Uさんからご案内のあった『科学技術週間一般公開』へも足を伸ばして来た。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター
100412.jpg筑波学園都市でも特に有名な研究所だが、初めて入った。約1時間半のバスツアーが出発したばかりだったがちょっと遅れで途中から混ぜてもらえた。展示室で「きぼう」実験棟の説明を聞いて、以降はセキュリティエリアの、宇宙ステーション試験棟→宇宙飛行士養成棟→無重量環境試験棟をバスで移動。セキュリティエリアのため1時間はトイレと階段を使えないので事前にトイレを済ませてくださいと案内されたのにはびっくり。

高エネルギー加速器研究機構(KEK)
1004122.jpgKEKへはこれまでに何度か見学に来ているが(→2009年見学記)、コミュニケーションプラザが新装オープンということでそこを見学して、奥のレストランで少し遅い昼食をした。

農業・食品産業技術総合研究機構 食と農の科学館
1004123.jpgここも初めて。一番印象的だったことは、構内道路沿いの桜並木のすばらしさが半端でないこと。今日は雨天のため楽しむどころではなかったが、天気のよい休日など車は動けなくなるのではないだろうか。館内展示についてはもうちょっと工夫が必要かも。[写真は食と農の科学館ホームページより]
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『アメリカン・グラフィティ』を見る
2010-04-12 Mon 00:09
3月末の寒い休日、冷たい雨が降っていたので家でグダグダ。

100329.jpg卒業シーズンだからか、TVでジョージ・ルーカス監督の『アメリカン・グラフィティ』をやっていた。大好きな映画なので、これまでに何度見たことか。ストーリーもシーンもほぼ覚えてしまっているが、古典落語のようなもので分かっているのに何度でも楽しめる。

後に『ジョーズ』や『未知との遭遇』で主役をやるカート役のリチャード・ドレイファス、後に映画監督として成功し『アポロ13』なども手がけたスティーブ役のロン・ハワード、このときはまだ端役のハリソン・フォード、中には、ジェームス・ディーンの再来と言われながらブレイクしなかったジョン役のポール・ル・マットなどもいるのだが、後に有名になる映画人が多数出演している。カートの妹でスティーブの恋人のちょっとボーダーっぽいローリー、「コニー・スティーブンスにそっくりだね」とテリーに声をかけられるかわいいデビー、これまたかわいい口の達者な小娘キャロル、どの一人をとってもキャラがくっきりしていて魅力的だ。そうそう、ウルフマン・ジャックも彼自身の役で出演していた。

時代はベトナム戦争が始まろうとする1960年代初め、西部の田舎町の高校を卒業した仲良し連中の一夜の物語だから、年代的には私の一回り上の世代になる。話題になった60年代ロックンロールの挿入歌41曲も私がリアルタイムに聞いた曲は少ないが、この映画を通じて私の頭の中では同時代の記憶かのように再構築されてしまっている。
この映画にはさすがに天文ネタは無いだろうと思っていたら、それがあったのでびっくり。

DVDでいうとChap.6。RUNAWAYが終わったところでウルフマン・ジャックのDJが入る。
 ピザ店:こちら、ピンキー・ピザ
 DJ:お宅にスパイ用の望遠鏡ある?
 ピザ店:スパイスの?
 DJ:いやいや、秘密諜報員の望遠鏡だ。月も惑星も衛星も宇宙人もバッチシ見えるやつ。
 ピザ店:番号違いです。

たいして面白くないジョークだが、こういうのがアメリカ人受けするんだろう。笑いの文化の違いってやつか。
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曇天で削がれる気分
2010-04-11 Sun 00:49
100410.jpg子供にはいろいろな事を体験させたいということで、先月、エキスポセンターで天体観望会デビューを果たした職場の若者とそのお子さん、今夜は筑波実験植物園(国立科学博物館分館)の月例観望会へ家族ぐるみで申し込んでいたのだが、夕方には曇って来てしまったため観望会開催如何に関わらず子供には本日の参加中止を伝えたそうだ(距離があるだけに、会場へ行って中止ではがっかりだからやむを得まい)。
星を見る習慣のある自分たちには、明日も明後日も夜空はやってくる(と思える)が、この子たちにはきっと数少ない機会だったはず、人ごとながら曇りが恨めしい。
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地元のドーム
2010-04-10 Sat 00:00
100409.jpgようやく届いた『天ガ』5月号を見ていたら、おやまぁ、地元の観望会でお世話になっているドームの写真が載っているではないか。p156「画像でツッコミ!No.26 ドーム不安だ」がそれ。お手元の『天ガ』をご覧あれ。なんでこんな設計にしたのか、大いなる謎なのだが。
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満開、かな?
2010-04-09 Fri 00:16
100408.jpgこんなに爽やかに晴れたのは久しぶりだが、空気は冷たい。暑くなって一気にぱーっと満開したのではなく、徐行しながらの満開って感じ。

1004082.jpg夕方、西の空に金星が見えたので、車の中から手持ちで写す(もちろん停車中)。ぶれているが、金星の右下に水星も写っている。

明日朝は再び冷え込むらしい。

今夜の観測:十日ぶりの観測は快晴を期待したのだが、天頂から東側には雲がべったり。変光星を少し見て、プレセペ近くの火星や、獅子の大釜の先にいるベスタを双眼鏡で眺める。ε Aur3.7等、ST UMa6.8等、Z UMa7.4等、V CVn7.6等。
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佐渡によこたふ天河
2010-04-08 Thu 00:00
松尾芭蕉の句

 明けゆくや 二十七夜も三日の月

が、新しい小学校理科の教科書で月の満ち欠けを学ぶ教材として取り上げられたと紹介くださったS.Uさんが、それに関連した「天文俳句」として

 荒海や佐渡によこたふ天河

を挙げられていた。これも有名な句で、1689年7月4日(陽暦8月18日)に現在の新潟県出雲崎から北西方向に佐渡を臨んで詠んだらしい。では、芭蕉はそのときどのような天の川を見ていたのか。
1004041.png1689年8月18日の宵の口21時に出雲崎から北西を眺めるとこんな夜空が見えていたようだ。天の川は天頂を通って北から南に大きくアーチを架け、とても、佐渡によこたふというイメージとは違う。1004042.png一方、明け方3時の北西の空には佐渡島に覆い被さる様に天の川が見える。昔の旅人は夜更かしはせず早起きだろうから、芭蕉が見たのはきっと明け方の空だったのだろう。
ちなみに、北西の水平線にべったり寝そべる天の川が出雲崎から見られるのは春のようだ。
★★

[お知らせ]科学技術ファンのみなさんへ「科学技術週間」に関するお知らせがS.Uさんから寄せられています。下のコメントをご覧ください。
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春の宝篋山ハイキング
2010-04-07 Wed 00:15
1004061.jpg昨日は一日中冷たい雨が降っていたが、今日は久しぶりに気温が上がる予報。早朝の霧が晴れ近所の桜はやっとこさっとこ7分咲き。

1004062.jpg雨上がりで山道はぬかるんでいる心配もあったが、久しぶりの晴れ間に誘われて、つくば市の宝篋山へハイキングに行って来た。小田休憩所に車を置いて極楽寺コースで登山開始。右写真で電波塔の立っているのが宝篋山々頂(461m)。沢伝いの山道は途中にいくつもの小滝を見ながらの林間コース。ゆっくり歩いて約1時間10分ほどで山頂へ到達。帰りも同じ道を下ったが、山にも膝にも普段の運動不足を嘲笑われてしまった。

 山笑う新緑の路に膝笑う

宝篋山(ほうきょうさん):つくば市と土浦市の境に位置する標高461mの山。筑波山から南東に連なる筑波連山の支峰の一つ。小田山とも呼ばれる。山頂には、忍性在住の極楽寺との関係が推測される鎌倉時代中期又は文永初期のものと思われる宝篋印塔(ほうきょういんとう)が置かれている。[Wikiおよび現地説明板を参考にした]
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はっさく(八朔)
2010-04-06 Tue 00:00
1004051.jpg鈴木壽壽子さんの『星のふるさと』の中にテンボオドシのことを書いた「八朔の星」という話がある。それとは何の関係もないのだが、年明けから春の初めにかけて出回るはっさく(八朔)が好きだ。果汁の量は控えめで手がネタネタにならず、果肉はしっかりして崩れず、味に関しては、甘み・酸味・苦みがほどよく調和している。また、旬がはっきりしていて季節感を味わえるのも良い。年によって多少前後するが、年明け頃から出始め、暖かくなると味が落ち、5月に入ったら終いになる。

最近では、自分で選べばそんなに大外れ無く買えるようになっている。たいした情報でもないが、私の好きなはっさくの選び方をご紹介する。

  (1)肌のつやつやしたもの(艶なくぶつぶつ感のあるものはだめ)
  (2)色はなるべく黄色みのあるもの(オレンジ色はだめ)
  (3)中玉が無難。小玉は酸味強く、大玉は皮厚く乾涸びていることも
  (4)和歌山県産は外れが少ないかも(他産地の物は少なすぎて分からない)
  (5)ネット売りの場合、重なった部分に痛みがないか注意

すでに4月なので例年ならばピークを過ぎているが、今年は出始めが遅かったので今月いっぱいは大丈夫かもと期待も残している。そうは言っても、そろそろ味のぼけたものや乾涸びたものに当たる確率が高くなる時期だ。乾涸びたものに当たってしまった時は、今年のはっさくの食べ終いとなる。
はっさく(八朔)の続きを読む
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[速報]山崎直子さんを乗せてディスカバリー打ち上げ成功
2010-04-05 Mon 19:31
1004056.jpg日本時間19時21分、予定通り山崎直子さんを乗せてスペースシャトル・ディスカバリー号が打ち上げられた。スペースシャトルは年内にも引退となるので日本人の搭乗はこれが最後となる。
[写真はニコニコ動画より]
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市民天文講演会『天体望遠鏡おもしろ話』 ご案内
2010-04-05 Mon 00:00
1004043.gif川崎天文同好会さんから市民天文講演会のお知らせをいただいた。

『天体望遠鏡おもしろ話』と題して、日本のアマチュア望遠鏡の歴史と使い方、楽しみ方について、五藤光学研究所の児玉光義さんにお話していただくとのこと。[←詳細は左図をクリック]

ちょっと遠いのだが、日曜日の午後なので私も参加してみようと思っている。
1004045.jpg明け方から晴れたようで青空に月が見えていたが、それもまもなく曇ってしまった。今夜も寒い。
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野鳥のお勉強をする
2010-04-04 Sun 00:10
この冬のあまりの天気の悪さに星見へのモチベーションも上がらず鳥見の話題が多かった晏次郎さんだが、そろそろ春の畑作業が始まっている頃だろうか。

100403.jpg私は野鳥はほとんど見分けも聞き分けもできず、わずかに、家の近くへやってくるスズメ、キジバト、コジュケイ、セグロセキレイ、キジを見分けられるくらい。鳴き声もハシブトカラス、ハシボソカラス、キジバト、コジュケイ、ホトトギス、ウグイスが分かる程度。あ、カワセミも見たら分かった。
[写真はフリー画像をいただいた]

NHKラジオ第2 カルチャーラジオ月曜日「科学と自然」4~6月のテーマは『鳥を楽しむ暮らし ~春から夏の野鳥~』。講師は日本野鳥の会安西英明氏。野鳥観察の第一人者と言われるだけあってその解説は実に生き生きとして巧みで話に吸い込まれる。というわけで、聴講するのは高校同期のよしみだけではない。
今夜は晴れる予報なのに、夜22時、雲の隙間からわずかに明るい星が見えている程度。20kmと離れていないつくばからは天気晴れの報告が届いているというのに。明日早いから深追いせずに寝る。
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天候の変化がめまぐるしい
2010-04-03 Sat 00:16
前日の午後から半日吹き荒れた強風がようやく昼前に収まったかと思ったら、間髪入れず雨が降り始めた。今日から明日にかけてまた寒くなるらしい。やれやれ。
ネタが無いわけではないが、今夜も休憩。
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