
バンクーバー冬季オリンピックが始まった。スポーツに興味があるわけではないし、とくに冬季オリンピックは経済格差の展示会みたいだし、ナショナリズムの押しつけも鬱陶しく、積極的に見ることはほとんどない。そんな中で、唯一見たい競技はアルペン種目だ。中学3年の春、札幌オリンピックで初めて目にした冬季競技、それも女子アルペンは天文少年の目にも鮮烈な光を投じた。

覚えているだろうか、スイスの弾丸娘マリテレーゼ・ナディヒ(Marie-Theres NADIG:→
Wiki翻訳)。彗星の様に登場し、女子滑降、大回転と連覇。三冠の掛かった回転は失権したものの、ポチャリ体型、林檎のほっぺ、爽やか笑顔がとても印象的な17歳だった。ネットで検索したら健在でスイスの
Flumserbergというスキー場でスキー店を経営しているらしい。
アルペン種目はウィンタースポーツの華のはずだが、日本選手の活躍があまり期待されていない種目のためニュースではほとんど取り上げられないのが残念だ。それでも動画はここで見られるのがありがたい。(→
gorin.jp)
[追記]これを書いた後で、ナディヒの思い出を綴ったサブ刈さんのページを見つけた。
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トリノ日記 滑降女子が華なのだ!