2009年世界天文年はルーリン彗星で幕開け。しかし、温暖化の影響なのか冬型は2月上旬までしか安定せずそれ以降は12月上旬まで関東でも曇りまたは雨の日が目立った。今年の最大イベント7月22日の部分日食は雨、木星衝突痕もペルセウス座流星群もしし座流星群も雨または曇り、地元の観望会はすべて皆曇中止。満足に観望ができたと言えるのは年初めのルーリン彗星、秋のオリオン座流星群、暮れのふたご座流星群ってとこか。
1月 1日 年末から続く安定した冬型のおかげで快晴の年明け(12日間連続)
11日 鈴木壽壽子さんの流星塵観測記録の調査に行く
2月 1日 小林誠氏ノーベル物理学賞受賞記念講演会場でS.Uさんにお会いする
5日 『月刊天文ガイド』に小惑星(8741)Suzukisuzukoの紹介文が載る
8日 夕方、超大火球を目撃

24日 ルーリン彗星地球最接近
25日 流星塵を初めて顕微鏡で見る
3月 2日 準惑星ケレスを初めて見る
23日 国立天文台へFLUIDさんをご案内
27日 『天界』4月号に「鈴木壽壽子さんのこと(前編)」が載る
4月 5日 土浦市立博物館の特別展『沼尻墨僊』を見に行く
22日 『天界』5月号に「鈴木壽壽子さんのこと(後編)」が載る

28日 TS-65PにTG-HDモーターを装着
7月22日 茨城県南で74%の部分日食は雨で見られず

8月 2日 柏市中央公民館で星の写真展、天体写真講座、星を見る会に参加も雨

11日 いて座第3新星(V5583 Sgr)、写真に写る
12日 ペルセウス座流星群、アウトバースト予報も皆曇

16日 木星の彗星衝突痕、TS-65Pで見えたような見えないような
23日 クリステンセン彗星C/2006 W3 (Christensen)、写真に写る
9月 6日 高エネルギー加速器研究機構(KEK)一般公開を見学
23日 Teegul-100入手
27日 四日市で冊子「鈴木壽壽子 星のふるさとのこころ」完成

10月21日、22日 オリオン座流星群、見られる
24日、25日 稲敷市文化祭天体観望会曇天中止

11月16日 四日市で「夜空のスケッチ」募集始まる
18日 しし座流星群

12月13日 四日市訪問。市郊外でふたご座流星群を待つも見られず

14日 鈴木壽壽子さんの想い出を訪ねる。帰宅後ふたご座流星群観望
18日 今期初カノープス、それも生まれて初めての肉眼カノープス

今夜の観測:月が私の変光星畑の中へ入ってきたのでちょっとだけ見てお終いにする。ε Aur3.7等、ο Cet4.2等、U Mon6.2等。火星は北極冠の縁取りが分かる程度。
この1年「霞ヶ浦天体観測隊」とともに夜空を見上げてくださった全国のみなさま、ありがとうございました。来たる新しい年にも変わらずのご愛顧をお願いいたします。何はともあれ私としては2009年を怪我無く健康に過ごせたことに感謝し、みなさまとともに2010年を楽しみに待とうと思います。では、良いお年を!