2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
近世土浦のマルチ人間 沼尻墨僊の天文学
2009-12-25 Fri 00:50
091219.jpg東亜天文学会機関誌『天界』2009年12月号に、近世土浦の教育者、天文観測家沼尻墨僊についての紹介論文が載っている。書かれたのはS.Uさん。私が土浦市立博物館での展示会へ行って担当の学芸員さんからお話を伺って「はぁ~」なんて感心している間に、同じ展示をご覧になったS.Uさんはちゃっちゃと原稿をまとめておいででした。脱帽。

土浦市文化財愛護の会『沼尻墨僊』は労作だがローカルな出版社(筑波書林)発行のため広く行き渡っているとは思えないし、土浦市立博物館で過去に2回行われている特別展は意欲的ではあるが地味な企画と言える。今回のS.Uさんの論文はそれらを補完して、天文関係者の目に触れる機会を作ったという点で地元にとっても意義あることだと思う。

今夜の空:職場の忘年会もあったりで、久しぶりの皆曇にほっとしたりなんかして。
別窓 | 話題いろいろ | コメント:4 | トラックバック:0
| 霞ヶ浦天体観測隊 |

FC2カウンター