2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
中学3年生「歩みのノート」から
2009-10-06 Tue 00:14
0909214.jpgこの前、高校時代に書き始めた「読書ノート」のことを書いたが、それよりも前の中学3年の春にも担任から大学ノート1冊を渡され「歩みのノート」を書かされていた[左写真]。卒業を控えた3年生の今の自分、将来の自分をみつめてみなさいという趣旨のプリントが添えられている。0909212.jpg担任は毎週ノートを読んで、それに励ましやアドバイスの短いコメントを付してくれた。こうしてみるとこの中学3年のときにすでに後の「読書ノート」のスタイルは方向付けられていたとも言える。ノートの裏表紙にはNikon 8cmのこんな絵が、、、[右写真]。当時の中学生には手の届かない憧れの望遠鏡だったからなぁ。

0909215.jpg「将来の夢」について書いた文章を読み返して笑ってしまった。天文学は勉強したいが天文学者になろうとは思わないとか、どんな生活を送るようになっても「星」とのつきあいはやめたくないとか、天体望遠鏡メーカーに入って望遠鏡を普及させ天文への関心を高め公害や光害を許さない社会を作りたいとか、やりたいことがあまりに多すぎてこまるとか、書きたい放題書いている。当時は星だけでなくギターにも夢中だったのでこんなイラストまで描いていた。よく見るとこれはTS-50+NikonF+Nikkor200mmF4だ。[左写真]。

そのときの担任は恰幅の良いタヌキというあだ名の工藤敦雄先生。ちょっと怖い先生ではあったが、生徒を信頼してくれているのが分かる、生徒側からも信頼できる筋の通った先生だった。工藤先生とはいまも連絡を取っている。先生はベテランであったとは言え、私達の世代は本当に手をかけて育ててもらったと思う。と同時に当時は先生にもゆとりがあったのだと感じられる。
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