今日と明日(26、27日)、国立科学博物館新宿分館で「変光星観測者会議2009」が開催されている。開催日が土日では仕事があるので参加は無理だが、今年はインターネットでテスト中継が行われるとのアナウンスが事前にあったので楽しみにしていた。

ちょうど昼休み時間に中継が始まったので見てみた。漢字や細かい文字が判読できないとか、音声が聞き取り難いとか、現状ではまだ実用レベルとは言い難いが、それらはWebカメラやマイクの品質のためという理由がはっきりしているらしい。中継画像と音声を受け取るだけではなく、リアルタイムでコメントを入れられるので質疑にも参加できる。これはスゴイぞ!
テストとしては大成功だと感じられた。こういうシステムは、いろいろな事情で参加できない者にとってたいへんな朗報だ。省エネにもなるし、今後の改善に大いに期待したい。
今夜の観測:仕事帰りに霞ヶ浦で。AF Cyg7.5等、P Cyg4.7等、V568 Cyg6.5等、W Cyg6.8等、X Cyg6.6等、Y Cyg7.1等、X Her6.5等、βLyr3.7等、R Sct5.5等、ηAql4.2等。相変わらずV568 Cygはみなさんよりもかなり明るく見えているようだ。