
今夜の観測:曇り予報にも関わらず意外にも快晴。とは言っても水蒸気たっぷりのじっとりとした透明度の悪い空で、星を見ているだけで汗が噴き出すような夜。肉眼で3等星まで。ペルセウス群の流星は1時間半の間に1個見えただけ。
まずは21時頃から木星の衝突痕を見る。今夜の見ごろは20時41分。これまでで最も条件が良い、で、自信持って「見えない」。小口径で挑戦の季節が過ぎ去っていることを実感。一応写真も写した。左上の縁がなんとなく濃く見えるのはきっと気のせいだ。木星を見たついでにいて座第3新星でも見てやろうと思ったが、ファインダーでM7も見えないので諦めた(二日前に9等台でこの空では探しても無駄だった)。
変光星はAF Cyg7.2等、P Cyg4.7等、V568 Cyg6.3等、W Cyg7.2等、X Cyg6.0等、Y Cyg6.8等、X Her6.3等、βLyr3.6等、R Sct5.3等、ηAql4.2等。22時過ぎ、撤収する頃東の空に赤い月が昇ってきた。部屋へ戻ってシャワーを浴びる。