33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
[本の購入額]x[星が見える日数]=一定
2009-08-08 Sat 00:10
0908032.jpg こう天気が悪く星が見えないとなると、小人閑居して買い物に走ることになる。といって星が出ないのだから機材を買っても使う機会が無く物欲をそそられるものには出会わない(これはウソ、一つ買ってしまった)。お手軽なところで本を買うことが多くなる。机の上の本の山は一時期低くなりかけたのだが、ここに来て再び成長を始めた。[本の購入額]と[星が見える日数]の間には反比例の関係があるらしい。

今夜の木星:霞ヶ浦地域のいまほし第2夜は雷雨で始まったが、23時頃寝ようと思って念のために外を見たら雨も上がり雲の隙間から月と木星が見えていた。予報では衝突痕は25時47分に正面に来る。1時間半ほど眠り25時に起きると月と木星が広い雲の切れ間の中で光っている。急ぎTS-65Pを準備して木星に取りかかるが、その頃になるとまた雲が全天を覆い始め、わずかの隙間からときどき月と木星が顔を出す状況となってしまっていた。それでも25時17分と24分の2回、数秒間雲にかからない状態で木星を見られた。138倍と178倍の両方で「あれかな」程度の濃さの違いを感じた(自信は50%、前回よりは若干自信あり)。その後も45分ほど見続けたが、雲の隙間は無くなり常に雲が掛かった状態から脱する事はなく、したがってコントラストも上がらず、2度と良好な像を得る事はできなかった。欲求不満が残る。証拠写真も写せず悔しい。木星の東側すぐのところに衛星が見えていた(後で調べたらエウロパだった)。1時間ほど見ている間に少し木星から離れたように感じた。
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