
TS-65Pに
TG-HDモーターを付けたので自動追尾可能になった[左写真]。モーター付きの天体望遠鏡は初めて。ガイド撮影で楽をしたいがためではない。65Pで重星や惑星の細かな部分を見ようとした場合、日周運動を手動微動で追尾すると架台(および木製ピラー)の貧弱さゆえ星像が視野の中で飛び跳ねてしまう。じっくりゆっくり落ち着いて星の姿を堪能したい目的には応えてくれない。で、手を触れず数分間は星を眺められるようにモータードライブにすることにした。またしても小遣いが激減。
まず最初にやったのはファインダーの調整。倍率を最大の178倍にして自動追尾しながらの調整はやり易い。手動だとファインダーを調整している間に星は動いてしまうため何度も何度もアイピースとファインダーの間を行ったり来たりしなくてはならなかった。それから土星を見てみた。手を触れないから星像が揺れない。細かいところも見える(ような)気がする。モータードライブ、もっと早く付ければ良かった。

今夜の観測:霞の掛った空ではあるが4日連続星見ができるとは1月中旬以来だ。Z UMa7.8等、ST UMa7.3等、V CVn7.1等。その後、土星、εLyr(ダブルダブル)、αCVn(コル・カロリ)、月齢4の月、M13などを観望。止まってるのは良いね。最後に土星の拡大撮影。今夜は練習だが一応細くなった環が写った。