
片づけものをしていたらこんな箱が出てきた。同世代の方は懐かしく感じられるだろう。GEKKO V4は天文少年時代に最も頻繁に使ったモノクロ印画紙だ。空の明るいところで写真を写していたのでV4でコントラストの強い堅い感じに仕上げていた。軟調のV1から硬調のV5まで5段階あった。箱もしっかりしていたのでいろいろな小物を整理するのに重宝したが、残っているのは唯一これだけ。因に、「チーホ」というのは後年飼っていたウサギの名前。跳んではねてにぎやかだったので「静かに!」という意味のポーランド語で呼んでいた。