2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
10年後の火星大接近を心待ちにする
2008-10-31 Fri 00:35
080929.jpg 火星と地球は2年2ヶ月毎に1回近づくのだからいつでも見られると思っていたら大間違いのようだ。近づく距離にかなり大きな違いがあるらしい。→『あすとろけいの 星 花 鳥 や動物達』火星超超接近

 1956年の火星大大接近の1週間前に生まれた私は1971年の大大接近は小望遠鏡でなんとか観望しているが、その後長らく天文から離れていたため2003年の6万年ぶり超大大接近は見逃してしまった。次回の2018年の大接近まで10年、この歳になると10年先が自分の人生の時間なのか見通しが悪くなってくるが、なんとか自分の眼でケルベルス運河やサバ人の海がどこまで見られるものか見られないものか、鈴木壽壽子さんの観測を後追いで実感してみたいと強く思ったりする。

今日10月31日、火星と地球は今年の最遠位置にいる。
081030.jpg今夜の観測:朝から寒い一日。夕方の空に雲が見えないなんていつ以来だろうか。おまけに夜になっても快晴のまま。こんな夜は記憶から遠い。ただ、空全体がうすぼんやりして透明度は良くなかった。
 χCyg4.1等、P Cyg4.7等、CI Cyg9.8等、οCet(ミラ)8.3等。χCygはさっそく減光を始めたみたい。ちょっと忙しないぞ。CI Cygの9.8等は変化なし。
 その他には、M77、M34、M31、M33、二重星団など。kawashimaさんの探している赤い星を求めて二重星団を見てみた。二つの星団の中央の星が最も赤く感じられた。後で、kawashimaさんの星図を見ると果して赤さの目安B-V=2.1と高値になっている。
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