2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
超新星の子供たち
2008-06-15 Sun 00:56
080614.jpg 『星を見るための別荘』のカノープスさんが「人生の残り時間」について書いていた。宇宙の時間の流れと自分の人生の時間の流れを相対化して感じ取り、それをまた現実の生活へフィードバックするといった内容で、同世代ということもあってか多いに共感できた。そのコメントの中で、「はかない」人間の一生を「壮大な宇宙の物語」へ転換する考え方を提案させてもらった。
 宇宙に存在する水素・ヘリウム以外のほとんどの元素がいつかどこかで起こった超新星爆発で作られたものであるならば、これらの元素で構成されている私たちはまさに超新星の子供たちといえる。自分と世界の関わりをこういう視点でとらえる機会があるのとないのとでは、人生の楽しみの総量が違ってくるのじゃないかと思う。だから、この私たちと宇宙の壮大な物語を多くの人に知ってもらいたいと思う。
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