2008-06-30 Mon 19:28
![]() 観測機材はほとんど表の物置に入れてあるので時々点検したいのだが、天気のよい休日でないとそれができない。 ![]() |
2008-06-29 Sun 23:50
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2008-06-23 Mon 23:55
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2008-06-22 Sun 18:29
一日雨。今夜はこれから150mmの豪雨になる予報。
「天の川」地名の一例となる資料を紹介する。それは北海道上ノ国町にある勝山館という中世城館(お城)の調査に関するシンポジウムをまとめた書籍『北から見直す日本史』(網野善彦/石井進編 大和書房)の中にある。 ![]() ・上ノ国を流れる天ノ川は天河と表記され、かつては「テガ」ないしは「ツガ・トガ」と呼ばれていたのではないか。 ・アイヌ語地名で「トガ」は「沼の上手」または「ほとり」「岸」となるらしい。 (松崎水穂「勝山館跡とその城下の謎」より) 古い時代から使われている地元での地名の呼び名は特徴ある地形を表す名称であることが多い。後世その音が漢字で表記され、さらに似ている別の漢字に書き換えられることはよくある。「天の川」「天ノ川」という地名もそうした変遷を辿ってきたのかもしれない。だから、近年命名されたことが確実である場合を除けば、単純に「銀河」や「七夕」と結びつけるのは拙速かと感じる(天文ファンとしては捨てがたいが)。関東以北のこれら三つの「天の川」に共通することは、北方のアイヌ文化の影響を色濃く残すあるいは受けた地域の地名だということ。上記の例にあるような、何か共通する地形があるのではないだろうか。 以上、まぁ地名考というほどではないがそういう視点から想像するのも面白いのではないかと思う。やまのんさんへの回答にはならないけど、ヒントくらいにはなったかなぁ。 |
2008-06-21 Sat 07:32
やまのんさんの『鹿角平天文台通信』に鮫川下流の「天の川」のことが書かれていた。「天の川」地名は私もいくつか知っている。ひとつは地元土浦市の「天の川」。宝篋山東側から発し恋瀬川へ流れ込んでいる。
![]() 私が知るのはこれら関東以北の数例だが、共通点と言えるかはともかく思い当たることがあるので調べておくことにする。ついでに加えると「鮫川」も函館市東部湯の川温泉街を流れる川の名にある。 |
2008-06-20 Fri 00:57
数週間前にugemさんが日本でサマータイムを導入してもメリット無いんじゃないのという記事を書かれていた。
サマータイム再考(08.05.27) サマータイム礼賛(08.05.29) そして、それについての多くの方からのコメントや関連記事(suikanさんの『脇見運転』)も面白かった。通りすがりさんのコメントを読んで思ったが、社会を混乱させて経済効果を期待するという目論見なのかと疑いたくなる。 ![]() |
2008-06-18 Wed 00:46
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2008-06-17 Tue 00:11
![]() ![]() ゆったりとしたレイアウトのおかげで空白がたっぷりあり、私は観望した重星や星雲星団の印象をそこに短くメモしている。 なお、著者の山田卓氏は昨年同社から発行された『天文学大事典』の編集主幹であるが、発行を見ずに他界されている。 今夜の観測:夜中にヨメさんがごそごそ流し作業をしている音で起こされたついでに空を見上げると天頂付近に夏の大三角が見えた。寝ぼけ眼で4目測。R Sct5.3等、P Cyg4.8等、AF Cyg7.4等、Y Cyg6.7等。東の空にペガスス、アンドロメダも上がってきている。ついでに、今年初物のM31。 くもり防止剤の効果、本当にあるようだ。20分ほどの観望時間内には曇ってこなかった。曇らずにこんなに長く双眼鏡を眺められたのは初めての経験。 |
2008-06-16 Mon 00:14
これまでに何度も書いたが、双眼鏡の接眼レンズがとにかくすぐに曇ってしまう。
双眼鏡が曇る 双眼鏡の接眼レンズの曇り問題 解決編 [実は解決していなかった] 接眼レンズの曇り 接眼レンズの曇り対策 接眼目当編(その1) [その2以降はない、念のため] いったん曇り始めると10秒と連続観測できない。空気の流れがよくなるように目当てに大きな穴というか切り込みをしてみたが、結局周囲からの迷光が増えてしまってこれはアイディア倒れ。 そろそろ最終手段、曇り防止液に行かざるを得まい。コーティングしてある接眼レンズにこういうものを塗るのはあまり支持を得られないと思うが、背に腹は代えられん。曇り防止液は家屋のガラス結露防止、風呂場のガラス曇り止め、車のウィンドウ曇り止め、スイムゴーグル内の曇り止めなどなど対象によって製品はいろいろあるが、接眼レンズ用などというものがあるのだろうか。試しにスイムゴーグル用を使ってみた。塗り広げて星を見ると、光芒が出てしまう。出ないようによく拭き取ると、、、なんだか曇り止め効果がすぐ無くなってしまうような気がする。う~む、これもボツだ。 ![]() それにしてもほとんどのみなさんはちっとも困っていないようだが、自分が特異体質? 今夜の観測:今夜はどうせ厚い雲に覆われていると思って外へ出たら星が見えるではないか。接眼目当てをぴったり目に押し当てて、変光星R Sct5.2等、P Cyg4.9等を観測。R Sctはぐんぐん増光。もうすぐピークだ。くもり防止効果?、、、いいかも。 |
2008-06-15 Sun 00:56
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2008-06-12 Thu 00:44
![]() 2007年初めのMcNaught彗星(C/2006 P1)は世紀の大彗星の名に相応しく華麗なる姿を人びとの記憶の中に残し、その発見者Robert H. McNaught氏を天文界の大スターにして飛び去って行った。 ![]() [右写真:覚えていますか、最初は黄金虫の様だったホームズ彗星] →かすてんのホームズ彗星アルバム |
2008-06-11 Wed 02:42
天気予報では「真っ青な空が広がる」と言っていたが、相変わらず霞ヶ浦地方は水色のボケた晴れにしかならない。
今夜のISSは20時00分ぴったりに西北西の低空に現れ20時04分ぴったりに南の空に消える予定。コンデジにワイコンを付けて動画で長い時間映してやろうと画策。確かにほぼ2分間写ったが光跡が暗過ぎた(→参考:ももさんの『もも星日記』記事)。次回は望遠側で映してみよう。 [右下のグレーのバーをクリックすると動画が拡大して見やすくなる。右上に写っているのは月、左下の光は国道の街灯。ほぼ月の下から現れて、街灯の上で消える] ![]() |
2008-06-10 Tue 00:46
![]() 昨日6月8日日曜日の昼過ぎ、東京秋葉原の歩行者天国で7名が殺される通り魔事件が起こった。犯人は「世の中が嫌になった」から犯行に及んだと言っているらしい。また、3月23日日曜日にも茨城県土浦市の常磐線荒川沖駅での通り魔事件で死者が出ている。 どちらの場所も茨城県南の多くの住民にとって馴染みのある場所のため、背筋の寒くなる思いをされた方はたくさんいることと思う。こういう不条理な事件に巻き込まれて突然の別れがやってくるなんて、被害に遭われた方々とその周辺の方々の癒されようのない無念さをどこにぶつけたら良いのか、心が痛くなる。 近隣の何人かの星ブロガーの方の本事件についての記事を読みながらそんなことを思っていたところへ、大阪の義理の叔父が癌で亡くなったと連絡が入った。3週間前に本人の希望で病院から自宅へ戻り、最後は静かに息を引き取ったと看取った義父が伝えてきた。昨年11月中旬に開催された『ねんりんぴっく茨城2007』にオセロ大阪代表チームキャプテンとして参加しておおいに楽しんでいた明るいおっちゃんに相応しい最期だったと思う。 ![]() |
2008-06-09 Mon 00:11
![]() 京大助手小出裕章氏の「エネルギーを使って豊かな生活ができると思ってきたやりかた自体が間違い。エネルギーを使っている限りどんなことをやってもだめ」という指摘のように解決の方向はそちらだと私も思う。そうすれば星も戻ってきてくれるし。 2時間の映画上映終了後の鎌仲ひとみ監督の講演も分かりやすかった。パンフレットにサインをもらった。ミーハー! |
2008-06-07 Sat 00:23
![]() 「火星や土星から木星へと主役の交代の時期」とやっさんが書いていた。昨年末の接近から半年も過ぎ、たしかに火星は小さな点になってしまった。 37年程前の大接近の時、6cm望遠鏡で火星のすばらしいスケッチをされていた鈴木壽壽子(寿寿子)さんという主婦の方がいた(『星のふるさと』著者)。その火星に日本時間の5月26日、NASAの探査機フェニックスが着陸した。ロボットアームで表土を掘削して氷の存在を突き止めるのが今回の最大のミッション。さっそく発見の報が届きそうな状況らしい。 →NASAのPhoenixMarsLanderのページ こういうニュースに接すると、一見人類の科学技術は飛躍的に進歩しているかに見えるが、一方では命の綱の地球大気を清浄化することさえできない程度の技術に過ぎないことも事実。 星へ行ける技術で星の見える地球にできないものか。 |
2008-06-06 Fri 00:13
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2008-06-04 Wed 00:54
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2008-06-03 Tue 00:57
今夜は遠征中。星がメインではないがもちろんポータブル赤道儀TOASTは持って来ている。出番があったか無かったか、帰ってからの報告をお楽しみに。
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2008-06-02 Mon 00:17
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2008-06-01 Sun 00:53
5月の晴天日数比較
__________昨年___今年_ すごい透明度 2夜 0夜 4等星が見える 4夜 4夜 1等星は見える 7夜 6夜 間もなく梅雨入りだが、悪天のストレスが吹っ飛ぶような超級の快夜に遭遇できる可能性の高いのもこの時期。さぁ、6月に期待だ! |
| 霞ヶ浦天体観測隊 |
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