天気が悪いので昼間の写真になりがち。
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星野写真のガイド撮影に凝っていたので当然だったのだが、子供時代の私は赤道儀至上主義者だった。小学校時代に最初に買ってもらったフォーク式経緯台にはまもなく飽きてしまって赤道儀が欲しくなった。小学生が赤道儀を買うのはなかなか大変だったので、最初は経緯台の垂直軸を傾けてフォーク式赤道儀として使えないものかとやってみた。そこは子供の工作の未熟さで三脚ごと倒れそうになってこの作戦は失敗した。今ならばもう少しマシな工夫をしたと思うがどのみちその経緯台には微動装置がなかったから星野写真撮影には使えなかったのだが。
近頃はと言えば、赤道儀と経緯台、それぞれに持ち場があってどちらが優れているとかいうものではないのが分かったのだが、それが35年の成長分ということか。
[写真は昨年3月10日撮影]