2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
街灯の下で見ていた星空
2007-12-03 Mon 01:21
 私が最初に星を見たのは40年ほど前だが、団地に住んでいたため家の周囲は街灯だらけで、常に満月の夜のような明るさだった。そんな環境だったから肉眼で見えるのはせいぜい4等星まで。だからガイド撮影でなんとかフィルム上に7等星、8等星の星像を記録できただけでも何ものにも代え難い喜びをもたらしてくれた。
 kussiさんがご自分の掲示板(No.1177)に1970年頃の写真と思い出話を書かれていたが、同世代なので私にも懐かしい。「接眼レンズにクモの糸を張って明視野装置と鏡筒に付ける雲台を自作して、手動ガイドでたくさん撮影していました。懐かしいです。」とあるが、私もセメダインの糸で十字線を張って明視野装置を作った。コントローラーは石鹸箱。
 その頃のことを考えると星空にしろ機材にしろ今はなんと贅沢な星見をしていることかと思う。

071202.jpg今夜の観望:夕食後取り合えずホームズ彗星の撮影とミラの目測のみ済ませてから地元の同好会の例会へ参加。ときおり薄雲や靄のかかるコンディションだったがシーイングが良く火星がきれい。帰宅後はタットル彗星。写っているのかは未確認(下の写真)。0712022.jpg
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