
2008年版『天文年鑑』は創刊60年、還暦だ。そして私にとっては40冊目に当たる。星を見始めた次の年から買い始め、途中星から疎遠になっていた年月も
延々と買い続けてきた。あまり執着心の無い性格なので途中ですっぱりと購入をやめることもあり得たのに不思議だ。思うに、値段も廉価だし版も小型なのであまり邪魔にならなかったというのが一番の理由だろう。

今夜の観望:1週間ぶりに星が出た。とはいっても水蒸気タップリの空は月明かりもないのにドンヨリ。明け方起きしようと思うが取り合えずミラだけでも見ておこうと表へ出る。8.4等。しばらく見ない間に立派に明るくなったね。ホームズ彗星も見ないわけにはいかない。7倍の双眼鏡ならばけっこうしっかりと見える。25倍になると輪郭も不鮮明。ここまで来たら写真も撮ってしまおう。写真であればまだまだ行けそう。さてこのままタットル彗星も撮してみようとカメラの位置を調整している内にあれあれ全天皆曇。明け方まで待たなくて正解だった。