2007-11-30 Fri 00:47
やぬしさんが「ボケフィルターを使って明るい星を目立たせ」たというおおいぬ座の写真をアップされた。その星のボケ具合が昔のことを思い出させた。FujiのXrayフィルムの写りに似ているのだ。そのことをコメントしたところ「わっわっ!Xレイ、懐かしい名前~」とやぬしさんに言われてさらに思い出すことがあった。
やぬしさんも言われるようにKodakのTryXは確かに高かったので新宿のヨドバシカメラで割安な100フィート缶を買ってきてパトローネへ巻いて使った。パトローネへ巻き取る専用の小道具もあった。35mmのXrayは缶入りしかなかったはず(30フィートだったかな)。星野写真は団地の明るい空の下で撮らざるを得なかったので、Xrayのぼんやりした柔らかい写りには馴染めずTryXばかり使った。印画紙もコントラストの強い三菱のGEKKOV4を常用。今となってはなんのこっちゃと言われそうな話題だ。 |
2007-11-29 Thu 00:27
|
2007-11-28 Wed 00:52
![]() この前、火星のへなちょこスケッチを載せたところ、それをご覧になったほくとさんがご自分のブログのコメントの中で、小口径による火星スケッチに関連して鈴木壽壽子(寿寿子)さんの『星のふるさと』を紹介してくれた。この本はももさんもお持ちだと言う。また、アン次郎さんも以前「一冊の本」でこの本に纏わる思い出を書かれている。小品ながら多くの人の心に残る本らしい。 遅ればせながら私も読みたい。でもすでに絶版。ではあるがネットショッピングのありがたさ、さっそく古本で手に入った。 1972年、四日市公害訴訟判決の時代、私は16歳の高校1年生だった。その前年の71年と翌73年に四日市コンビナートのフレアスタックの炎を透してわずか6cm望遠鏡でこんなにも精細な火星スケッチを描いていた(私の両親と同世代の)主婦がいたのかと驚くばかり。散文詩のような文章の中には星と日常生活への著者の祈りが幾重にも畳み込まれている。鈴木壽壽子さん、今でもご健在なのだろうか。 『星のふるさと』 鈴木壽壽子・文 誠文堂新光社 1975 550円 →『星のふるさと』について書いた他の記事 →『星のふるさと』を取り上げているサイトのご紹介 |
2007-11-27 Tue 00:18
夕べは外出のため観望できなかったので今夜はホームズ彗星およびタットル彗星を撮影したかったんだが、、、残念ながら皆曇、、、。
![]() たとえば、9月12日の夕方見た雲は、雲の類でいえば巻積雲、雲の種でいえば放射状雲となる。 [本稿は10月に下書きを書いておいた記事だが、その後11月になってけっこう天候が安定してきて公開する時期を逸してしまった。遅ればせながらのアップ。] |
2007-11-26 Mon 00:23
今夜は外出のため観望は無し。
![]() ![]() [その他の参考頁] ・岡田昌訓「8P/タットル彗星について」(飛鳥天文同好会会誌『天星人語』No.159) ホームズ彗星も淡くなってきたし、そろそろ選手交代か。いつものようにかすてん版予想位置図を作ってみた[右図]。 |
2007-11-25 Sun 00:18
![]() ![]() 今月は観望会三昧だった。鹿角平、地元S中、今夜の植物園。 |
2007-11-22 Thu 00:57
|
2007-11-21 Wed 00:45
![]() ![]() |
2007-11-19 Mon 00:26
![]() 自分にとっての同種の感動は1968年のアポロ8号から送られてきた地球の姿を見たときだった。その新鮮な驚きは今でもよく覚えている。今の若い世代はこのかぐやの映像から宇宙に浮かぶリアルな地球の姿を感じ取るのかもしれない。 [写真:月の北極付近の地平線に沈む直前の地球(JAXA、NHK提供)] ![]() |
2007-11-18 Sun 00:49
今夜はしし座流星群(ピークは18日12時頃)前夜だが曇天のため観望はお休み。
【話題1】 なかをさんの『ちょっとそこまで、星を見に、、、』に「ホームズ彗星のステレオ写真」と題して平行法による立体視画像がアップされている。ペルセウス座のMel.20をバックに宇宙空間に浮かぶホームズ彗星を体感できる。おもしろ! 【話題2】 昨日の記事へのももさんからのコメントへのレスにも書きかけたが、地元のすばらしい機材をなんとか自分を含めて利用したい人が有効に利用できるシステムを作ってもらいたいものだ。 全国の学校にはかつて備品として購入されたのに使われないほとんど新品同様の五藤やニコンの望遠鏡がゴミクズとして眠っているのだとか、かつて作られてきた学校のドームの中は物置き場になっていることが多いのだとかいうなんとも勿体ない話を耳にする。勿体ないどころか税金の無駄使い。 昨晩の学校の場合、現在は熱心な先生がいて教育利用は勿論ご自分でも使用し、また今回初めてではあるが地域活動への解放もされてまずまず利用されている方なのだが、転勤によってそういう先生がいなくなったらその後はどうなるのか、とても心許ない状況に代わりはないと思う。ただ、地元の同好会との繋がりがあることは今後の恒久的な有効利用システムを考える上で期待を持てる要素ではある。 ![]() |
2007-11-16 Fri 00:53
|
2007-11-15 Thu 00:28
![]() pn/Pup 2007 11 14.23 08 16.2 -34 15 7.0 v 3 0 (CBAT Unconfirmed Observations Page) 明るいから見たい。けど、とも座というとおおいぬ座の東隣だから、今の季節明け方にならないと昇ってこない。我が家の南東低空は隣家、南は木立で見えないので南西へ移動してからでないと見えない。ということは、、、あらら、また今夜も4時起きですか? |
2007-11-14 Wed 00:54
![]() 85万km/16日 ~ 5万km/日 ~ 2200km/時 ~ 600m/秒 あのコマのガスは秒速600mすなわち1日5万kmものスピードで拡がっているということらしい。 今日の観測:夕食後変光星をいくつか見てから地元の同好会のF氏の観測所を訪問し超新星探索をさせてもらう。26個の銀河を見たがビギナーズラックは起こらず(当たり前)。2時間半ほどお邪魔をして帰宅後ホームズ彗星を見る。順調に淡くなっていると感じるが光度3.2等で今朝の方が暗く感じた(コンデジでの写真)。 [左上の写真は昨日同様200mm望遠レンズによる。昨日は15秒露出だったが、今夜の写真は120秒ほど露出してみた。WBは同じなのに茶色から白になった。そうとういい加減な手動ガイドのため少し流れている。] |
2007-11-13 Tue 04:51
![]() マニュアル撮影のため絞りの設定を間違えてしまったようだが、ごあいさつ代わりに200mmで撮したホームズ彗星周辺を。 |
2007-11-13 Tue 00:21
|
2007-11-12 Mon 06:30
3時に起きたら快晴。こんなに沢山の星が見られたのは何ヶ月ぶりだろうか。冬の大三角もすでに西へ傾きつつある。星見人は季節の移り変わりを先取りし過ぎ。人生の時間が早く進んでしまいそう。
![]() 今夜のその他の観望:初変光星は2つ。ひとつはオリオン座αのベテルギウス(αOri)。どんどん暗くなっているらしい。ugemさんが「目指せ2等星!」とエールを送っていたが確かに1.3等星に見える。もうひとつはいっかくじゅう座U(U Mon)。6.0等。その他には今期初土星。輪の傾きが随分と小さくなった。春にはコリメートでカッシーニ空隙が写ったがもう無理そう。星雲星団はM41、M44、M81、M82など。25x100双眼鏡の威力絶大。うれしくってM81とM82をスケッチした。 |
2007-11-12 Mon 00:51
今夜もけっこうな雨です。夜半から晴れてくる予報なんですが、、、。早く寝て明け方起きてみましょう。
![]() 昨夜、中井さんがホームズ彗星の視直径を約25分と書かれていた(掲示板2007年11月11日(日)02時25分35秒投稿)。なんとこれは月とほぼ同じではないですか!以前meinekoさんが「太陽を除くと、太陽系最大の天体?」と書かれていたが、それでは現在の実際の直径はどのくらいなのか視直径25分から概算してみた。 計算に必要な地心距離はももさんの図を参考にした。上の式のθへ視直径(単位:分)を入れるとホームズ彗星の実直径(単位:m)が出る。 視直径25分ということは実直径170万km。木星の実直径が14万kmだからざっと10倍以上!本当ですか? [追記]meinekoさんの記事を読んで太陽と比べるべきだったと気付く。太陽の光球の実直径がおよそ140万kmなので実に太陽系最大の天体になっているようです。 |
2007-11-11 Sun 00:59
昨夜に続き今夜も雨。で、2週間も前のことですが、、、。
![]() |
2007-11-10 Sat 00:04
今夜は雨。明日も明後日も明々後日も雨または曇りらしい。
![]() 鹿角平天文台で最初に見せてもらったのが最美の二重星アルビレオ(βCyg)だったが、人によってはアルマクを最美というかもしれないという話題が出た。自分的にはアルビレオだな。 火星はTS-65P 139倍で見た。この前アン次郎さんがTS-50で「火星も意外や意外で模様が結構見えました」と書いていたので私は65Pで挑戦。くっきりと再現はできないが上の絵のような感じになんとなく模様らしきものが表面に漂っていた。 |
2007-11-08 Thu 17:17
|
2007-11-08 Thu 00:45
![]() |
2007-11-07 Wed 00:56
今夜も皆曇。鹿角平の続き。
![]() 天文台見学の後、ほくとさんも私も本来ならば星の写真を撮すべく機材を準備してきたのだが、残念ながらその気になれない空模様のためバンガローへ戻り宴会。同行頂いたお城友達のオカちゃんは星の人ではないのだが20年ほど前に星好きの友人K氏に誘われてまだ天文台設備のない頃の鹿角平へ来たことがあったそうな。その他にもK氏の誘いで長大な尾を引く百武彗星の不気味な姿や、マックノート彗星を見に八溝山へ行ったことがあるという。今度は私に誘われ世紀の珍彗星ホームズ彗星を見に再び鹿角平へ来てしまったというわけだ。 また、仕事柄全国の藪を歩き回るほくとさんとお城歩きをする私たちとは一部で情報が重なっていたりして不思議なご縁もあったりして。 ![]() ![]() ![]() |
2007-11-06 Tue 00:01
![]() で、肝心の星見はと言うと、、、 ![]() ![]() 見せて頂いたもの:天文初心者のヨメさんにレベルを合わせて解説していただく。天文台と望遠鏡の説明に続いてまずはアルビレオから。そしてリング星雲M57、球状星団M2、アンドロメダ銀河M31(M32、M101)、プレアデス星団M45、ヒアデス星団、そしてもちろん17Pホームズ彗星は眼視、CCDなど手を代え品を代え色々な方法で観察。 2時間の観望中、望遠鏡を向けるところ向けるところに雲が寄って来たが、まぁ、それは我が家でも同じ事。どうも、ほくとさんのところでもそうらしい。鹿角平名物の満天の星空こそ体験できなかったが、珍客ホームズ彗星を鹿角平で観望できたこと、今回はこれだけで十分。そして、木造でこぢんまりとした外観、ログハウス風の準備室、綿入れ半纏姿のやまのんさん、それらが相まって暖かみある雰囲気が印象に残る訪台だった。(→その2へ続く) [1枚目の写真は翌朝11月05日の天文台] やまのんさんのブログでも「雲間のホームズ」としてこの夜の様子が紹介されています。 |
2007-11-05 Mon 00:21
【この記事は予約投稿機能を使っての書き込み】
![]() 今夜こそ鹿角平天文台のやまのんさんにお会いして、天文台を見学させて頂き、満天の星空の下で星見と宴会をして、バンガローに泊まり、翌日は周辺の山城を回って、温泉で疲れを癒して帰る。先月10月15日のリベンジ。そして今回は前回以上に豪華。『星空寄り道散歩道』のやぬしさんの参加がある上、星界からは世紀の珍彗星ホームズ彗星(17P/Holmes)まで来てくれた。人の準備も機材の準備も空の準備も整った。 さて、星は見えたのかどうか、それは帰宅後に報告。 |
FC2カウンター