
今年のジャコビニ流星群極大日10月9日はその前後が曇りや雨だったのでまったく期待も持たずに過ぎ去った。ジャコビニ流星群と聞くと1972年のことを思い出すのは自分だけではないようで、ブログなどで当時のことを書いている方、コメントを下さった方、いろいろな1972年10月9日を知ることができる。当然思い出は各人それぞれなのだが、それらの思い出話を読むと会ったこともない人たちとあの晩時間と空間を共有していたかのような不思議な気持になる。それは大出現を見せた2001年しし座流星雨のときの共有感覚とも違う。1972年10月9日については
ユーミンもテーマソングを作ってくれたわけで、見られなかったにもかかわらずあの晩空を見上げた人へのこれはご褒美だったような気がする。
天文現象のような自然現象とつき合っていれば常に巧まざる偶然との出会いの連続。その出会いの不思議さが大なり小なり共有感覚を生み出すのだと思う。
夕方久しぶりに空が見えた[写真]。でも夜になったら皆曇。明日は福島遠征。