2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
ホームズ彗星 (17P/Holmes) 経時変化
2007-10-31 Wed 00:21
071030.jpg 本日は曇り。さすがの17Pもこの雲を透してでは見ることが出来ないので欠測(でも実際は少し見えた)。で、ここまでに観測できた28日朝、28日夜、29日夜の写真を並べてみた。日付と時刻以外のデータはすべて共通:CANON PowershotG7 6倍ズーム(35mmフィルムで210mm相当)。コンデジでよくここまで写るもんだ!
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TS-65P 140倍で見たホームズ彗星 (17P/Holmes)
2007-10-30 Tue 00:24
0710284.jpg 25x100双眼鏡でみたへなちょこスケッチはすでにご笑覧いただいた。28日早朝はTS-65P 140倍でも観望した。25x100双眼鏡とはまた少し印象が違って見えた。上の図はその場でスケッチしたものではなく後で描いたイメージ図。うわ、へたくそ!クリックしても拡大しないようにしておこう。

0710292.jpg今夜の観測:まずは17P。時間経過に伴って拡散して大きくなりながら全体の光度は減光という感じ。望遠鏡で少し倍率を高くすると上の絵のように中心部に小さな明るい点が確認できる。コマのような明るい部分は西側に見られる。核が分裂したとかしないとかの噂も流れているが真偽のほどは分からない。今夜は三十数年ぶりにNikonFに200mm望遠を付けてガイド撮影までしてしまった。デジカメだと何枚か撮影しながらアングルを確認できるが銀塩の場合は勘任せ。今夜は霞と東の空の月明かりで空がかなり白いので変光星を4個ばかり見てお終い。
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ホームズ彗星 (17P/Holmes) 2日間の変化
2007-10-29 Mon 00:16
0710282.jpg 前の記事にコンデジ望遠210mm相当で撮した17P/Holmesの写真を載せたが、実は期待以上の写りにビックリしている。25日は雲の切れ間がわずかで撮影時間が無く比較できる写真は残せなかったが、取り合えずいつものへなちょこスケッチは描いておいた。昨夜描いたものと並べたのが上の図。大きさの変化がよく分かる。

[追記]もっと単刀直入、わかりやすいページがあります。spaceweather.comのこんなページ

今夜の観測:夜になって雲が多くなった。まずは17Pを見ておく。朝よりも核が大きくなったように感じる。雲があるため解像度が低いからか?記念写真も何枚か撮しておく。その後、久しぶりにはくちょう座の変光星を5個ほど見た。
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台風20号一過のホームズ彗星 (17P/Holmes)
2007-10-28 Sun 10:49
071028.jpg 27日夜に台風20号は茨城県沖を通過し、28日03時頃からどんどん雲が無くなった。台風のおかげで3日ほど晴れが早まった。

 17Pは25日との大きさの違いが暦然。ももさんのグラフにあったように日々拡散しているようだ。その分全体の光度は減光傾向。視野をぼかして2.8等と目測。記念写真も数枚。
[上の写真はコンデジのCANON PowerShotG7 210mm相当で15秒ガイドで写したものをトリミング。25x100双眼鏡で見たときの感じが出ている。]
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秋の宝石 夜空の宝石は遠い、、、
2007-10-28 Sun 00:09
071027.jpg ただ今27日20時。茨城県の東方海上を台風20号が通過中。雨が断続的に強くなったり弱くなったり屋根をたたいている。西日本は急速に天候が回復しているようでみなさん17Pをさっそく観測されているはず。明日朝は報告のラッシュに違いない。

[追記]当地も27時頃から晴れてきたので29時まで17Pその他を観望。夜露でびっしょり。
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『BRIO』12月号
2007-10-27 Sat 00:25
17P/Holmesを見た興奮の一夜が明け今日は雨の一日。今夜は雑誌などをめくりながら。

071026.jpg 『BRIO』12月号の第2特集は「冬の夜空を眺めてみれば」。この中でブログ『星を見るための別荘』のカノープスさんが取材されたという。どれどれ、どんなお部屋か拝見。大きな開口部と広いフローリングのリビング。これは晴れて寒い冬の昼間は最高でしょう。この観測所兼別荘はご自宅から車で1時間の近距離という。なんともうらやましい。
 その他、天文台、機材、プラネタリウムについて紹介されているが、特に取り上げられている機材の価格帯からこの雑誌の読者層が想像される(私よりもそうとうリッチということ)。
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ホームズ彗星 (17P/Holmes) 幸運に感謝
2007-10-26 Fri 00:01
071025.jpg 今朝起きて、やまのんさんのブログももさんのブログでホームズ彗星(17P/Holmes)のアウトバースト情報を見てビックリ、そしてガッカリ。なぜなら関東地方は今日午後から5日間曇りと雨予報。あと一日早ければ、、、仕事中はため息ばかり。

 夕べは快晴とは言え月明かりと霞で真っ白な空だったが風邪も一段落したので庭へ出て偶然ペルセ辺りを手持ち双眼鏡で眺めていた。だからホームズ彗星も視野の中に入っていたのだ。でも、そんなことが起こっているとはつゆ知らず、Mel.20とその周辺の一団として流してしまった。今夜から天気は下り坂、もう見られるチャンスはないかもしれない、ついていない、しくしく、、、。

0710252.jpg それでも駄目元で19時半ころから庭へ出て10cm双眼鏡、5cm双眼鏡、デジカメを準備して雲の切れ間を待つことにした。カシオペア座のWがなんとか見つかったのでペルセウス座のMel.20の位置を推測して10cmを向けておく。関係ない場所には切れ間ができるのに、ペルセ付近は厚い雲の向こう。待つこと10分、漸くα Perが出た、続いてδ Perも出た。10cmを覗く。おぉぉ、なんだこりゃ、まったく恒星とは異なる星がいるではないか。一発導入。中心部は茶色で周囲は白の光芒。東西方向にやや長い楕円形に見えるのはへたれ目のせいか。とにかく明るい。α Perより少し暗いから2等級前半か?だが、数秒で雲の向こうへ消えてしまい目測する時間がない。その後もおよそ10分毎に数秒間雲の向こうから現れた。20時半頃から大きな雲の切れ目がやって来て10分ほど続けて観望、そしてこれが最後。もう、これ以上は望むまい。
 希少な現象に立ち会えたこと、みなさんとその体験を共有できたこと、素晴らしいものを見ることができた幸運に感謝!
[写真の→がホームズ彗星(17P/Holmes) ]
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ロニオス彗星 10cmでも見えません
2007-10-25 Thu 00:14
071024.jpg 幸い昨夕に続き快晴だったので今日も第2観測所へ。位置予測は31 Booの近くだったので見つけやすいと踏んでいたのだが、そもそも31 Booが霞に埋もれて10cm双眼鏡でも見つからない。10度以下の低空になるとここら辺りでは地平線下と同義語かい!

今夜の観測:21日のオリオン座流星群の晩に風邪を引いてしまい2日観測を休んだが今夜は復活。と、表へ出たが十四夜の月明かりに出鼻を挫かれる軟弱なかすてんでした。変光星2個:P Cyg4.7等とχ Cyg6.3等。χ Cygの減光はゆるゆるだ。
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ロニオス彗星はどこ?
2007-10-24 Wed 00:43
071023.jpg 夕方職場から帰ろうとして空を見上げたら随分と晴れている。西の地平線近くの雲が無ければ霞ヶ浦湖岸の田んぼからロニオス彗星が見えるかも!取り合えずSP双眼鏡を持って田んぼへ向かう。雲は全くない。が、かなり霞んでいる。辛うじてアークトゥルスが見えるというのでは淡い彗星は無理そう。双眼鏡でロニオス彗星のありそうな位置を眺めるが何も見えない。せっかくだから記念写真を数枚撮して帰る。10cm双眼鏡ならば見えたのだろうか。

 今夜も風邪っぽいし月も明るいので夜の観測はお休み。
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大洗町磯浜海防陣屋跡でのオリオン座流星群観望会 報告
2007-10-23 Tue 00:18
071022.jpg 大洗町での史跡踏査のオフ会後、夕刻は飲み会、22時頃に昼間踏査した史跡の平坦部へ再度出向いて4人で観望会。他のメンバーは23時半頃帰宅したが私はその後も残った。
23:54 オリオンの右腕からおうし座方向へ明るい流星が飛ぶ
24:00 雲が出始める、一時オリオン座も見えなくなる
24:24 散在
24:38 オリオンの右腕からふたご座方向へ明るい流星が飛ぶ
24:44 オリオン群か散在か?
24:54 オリオン群の暗い流星が飛ぶ0710222.jpg
 ここであと3つ見たら終わりにしようと寝ころんでいたらウトウトしてしまいほとんど見ていられなかった。結局25時半まで一つも見られず。そろそろ寒くなってきたので撤収。ということで、23:54から24:54の一時間にオリオン群は3~4個確認した。期待したどころか平年も下回る出現数だったが、他の方はいかがだったろうか。
[写真上:磯浜海防陣屋跡踏査終了時、大洗港を望む 写真下:冬の大三角と火星(流星は写ってません)]

今夜の観測:夕べの観望で風邪を引いてしまったので今夜はお休み。
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オリオン座流星群は、、、
2007-10-22 Mon 02:32
大洗の磯浜海防陣屋跡に25時30分頃までひとり寝転がりオリオンの方角を眺めていた。薄雲がかかる天候ではあったが20分に一個のペースで明るい流星が飛んでいた。例年よりもむしろ少なめか。他の地域ではどうだっただろうか。
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『新太陽系図2007』 水金地火ヶ木土天海冥ェ… 覚え難い!
2007-10-21 Sun 00:35
071019.jpg 冥王星が惑星から外されたということで昨年大きな話題になった惑星の新しい定義だが、むしろ最新の天文学が太陽系をどのように認識しているのかという点が重要だと思う。30年以上も天文の話題から離れていた自分にとってはかえってこのぐらいの変更はあって当然と感じられる。むしろ、「水金地火木土天海冥」の呪文が去年までは効き目があったことの方が驚きかも。東亜天文学会から『新太陽系図2007』(日本学術会議制作)を送ってもらった。新しい呪文は「水金地火ヶ木土天海冥ェ…」。ちょっと覚え難いな。
4つ折8ページパンフレット表裏

今夜の観測:昨夜の予報では「この雨が上がると本格的な秋晴れ」だったはずだがどうも雲がスカッととれない。夜になって快晴にはなったがかなり霞が濃くって2等星くらいまで。極大前日のオリオン群が見られるかとしばらくボケーッと東の空を見上げていたが散在が一つ視野を横切ったのみ。明日の晩に期待。と、書いてしばらく後、夜半近くになって雨が降ってきた!一気に期待できなくなった。
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水星の一日
2007-10-20 Sat 00:15
0710162.jpg ヨメさんが渡部潤一さんの『NHKカルチャーアワー科学と自然「新しい太陽系 宇宙の姿」』を毎回聴いている。10月15日放送分のタイトルは「なかなか見えない水星の素顔」。その中で、水星の公転周期は88日、自転周期は58.6日でその比が3:2になっていることから昼が88日間夜が88日間続くと言っていた。理由が分からず悩んでいるヨメさんに説明した答えの図を上に載せたのでみなさんもこの頭の体操を考えてみて下さい。

 今夜は大雨。この雨が通り過ぎると秋の空がやって来るという予報なのだが、果たして、、、。
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今年のオリオン座流星群はどうなるの?
2007-10-19 Fri 00:20
071016.jpg 昨年HR=120という予想外の突発を見せたオリオン座流星群、昨年ほどではないにしろ今年も平年(HR=10~20)よりは多く出ると予測される。紀元前1198年にハレー彗星が放出したダストトレイルとの遭遇とのこと。詳しくは「活発な出現が期待されるオリオン座流星群」をご覧下さい(星が好きな人のための新着情報 > 【転載】国立天文台 アストロ・トピックス No.340)。
[左上の図はAstroArts>星空ガイド>2006年の天文現象ガイド>2006年10月21日より]

 昨年はまだ天文復帰前だったのでこの突発は知らなかった。数が少ないとは言え3200年前にハレー彗星が残して行った塵の光芒を今年は見てみたい。当日午後は大洗で史跡踏査をして夕刻は飲み会。その後観望会へ移行予定。

今夜の観測:もう天気は下り坂。全天を薄雲が覆っているが取り合えず4目測。χCygも少しずつ減光している。
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久々の星見はM天体大漁
2007-10-18 Thu 02:46
071017.jpg 今夜の観測:今夜は24時頃から晴れる予報だったので19時30分頃に布団に入り24時起床にアラームセット。予定よりも早く23時に目が覚めて玄関を開けるとオリオンやぎょしゃが輝いている!1週間ぶりの星見だ。さっそく着替えて庭へ出てHF架台を準備、、、している最中にそれまでの透明度がウソのように雲が掛かってきて5分もしたら星は見えなくなってしまった。なんて間が悪いのかと片づけて家へ戻る。
 24時30分頃寝る前にもう一度外を見るとなんとなく星が出ている。駄目元で準備をする。25x100双眼鏡で見るオリオンの大星雲M42の迫力。羽根を大きく拡げた小鳥の姿がボンヤリと浮かんでいる。へなちょこスケッチをしてしまう[上の絵]。ウルトラマンの故郷M78も始めて見たが、ただのボンヤリ。おうし座のM1もただのボンヤリ。ぎょしゃ座のM37~M36~M38、ふたご座のM35、おおいぬ座のM41、やっぱり双眼鏡では散開星団が見応えある。合間に変光星を4つばかり。25時23分頃にふたご座からオリオン座方向へ明るい流星も飛んだ。名残惜しかったが仕事もあることだし26時前に撤収。
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10月も半ばを過ぎたというのに星見の季節にならない で、テルミン
2007-10-17 Wed 07:07
071015.jpg 茨城県南は10月に入ってから本当に天候がすぐれない。地元脱出、遠征だ!と昨日今日の休みは福島県鹿角平(かのつのだいら)でやまのんさんとともに秋の夜の星見を楽しむつもりだったがあちらも天候が思わしくないのでやむなく中止。13日(土)の筑波実検植物園の観望会といい鹿角平といい、信じたくはないがどうやらかすてんは雨男化しているらしい。

 そこで買ったまま放っておいた『大人の科学マガジンVol.17 テルミンmini』を作ってみた(都会では売り切れ続出で増刷中らしい)。ふくださんの『塩屋天体観測所』掲示板にも書いたのだが我が家にはMoogのEtherwaveThereminMandarin ElectronのMatryomin、XecooのMiniTheremin XMT-2がすでにあるのでこれは4台目のテルミンになる。実は数年前にちょっとだけテルミンに凝ったことがあったが最近は放ったらかし。

 さて、ふろくのテルミンminiだが価格(2300円)を考えると素晴らしく良くできたテルミンだと思う[写真の赤い筐体]。作るのは簡単、15分でできる。チューニングもボリューム調整は分かりやすい。ただ、ゼロポイントを出すのがテルミン本体を押さえている左手の微妙な位置に影響するのでコツが分かるまでちょっと難しいかもしれない。例えばこんな音が出る。何か分かるかな?こちらもさわりだけだが音楽になっているかな?ちょっとした改造をすると音が格段によくなるらしいが部品が手元に無いのでそれはまたいつか。

 テルミンについてはその第一人者竹内正美さんのページ『テルミン・竹内・猫暮らし』をご覧下さい。この機会に書籍『テルミン エーテル音楽と20世紀ロシアを生きた男』、映画『テルミン』もお勧め。
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星と城と温泉の旅・序章
2007-10-16 Tue 00:59
071013.jpg 今夜は鹿角平天文台のやまのんさんにお会いして、天文台の見学をさせて頂き、そのまま鹿角平観光牧場のバンガローに泊まり、翌日は周辺の山城をいくつか回って、途中で温泉に入って帰る予定、だった。でも2日に渡って雨という予報が出てしまったので悲しくも中止。お城仲間内では評判の超晴れ男も星の世界では形無し。
[写真は持って行く予定だった機材]
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共有感覚
2007-10-15 Mon 00:19
071014.jpg 今年のジャコビニ流星群極大日10月9日はその前後が曇りや雨だったのでまったく期待も持たずに過ぎ去った。ジャコビニ流星群と聞くと1972年のことを思い出すのは自分だけではないようで、ブログなどで当時のことを書いている方、コメントを下さった方、いろいろな1972年10月9日を知ることができる。当然思い出は各人それぞれなのだが、それらの思い出話を読むと会ったこともない人たちとあの晩時間と空間を共有していたかのような不思議な気持になる。それは大出現を見せた2001年しし座流星雨のときの共有感覚とも違う。1972年10月9日についてはユーミンもテーマソングを作ってくれたわけで、見られなかったにもかかわらずあの晩空を見上げた人へのこれはご褒美だったような気がする。
 天文現象のような自然現象とつき合っていれば常に巧まざる偶然との出会いの連続。その出会いの不思議さが大なり小なり共有感覚を生み出すのだと思う。

 夕方久しぶりに空が見えた[写真]。でも夜になったら皆曇。明日は福島遠征。
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国立科学博物館筑波実検植物園の夜間天体観望
2007-10-14 Sun 00:52
0710132.jpg 茨城県つくば市のつくば学園都市にある筑波実検植物園では定期的に夜間天体観望が行われている。というのはこの施設は東京上野の国立科学博物館の分館で、天体観望はその普及活動の一環。ここの観望会は参加希望者さえいれば隔週の第2第4土曜日に開催される。これだけ高頻度にあれば天候や自分の都合に合わせての参加がし易い。

 我が家から直線距離で24km、この辺りの距離感覚では近場と言える。仕事が早く終われば十分時間に間に合うことがわかったので今晩の会にさっそく参加申し込みをしておいた。だが、曇天のため中止の連絡が早々と届いた。ああぁ、出だしから不調。
[写真はGoogleEarthよりクリップした筑波実検植物園全景]
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ホータブル赤道儀 TOAST
2007-10-13 Sat 00:41
071012.jpg ちょっと空の暗い場所へ出かけるのでもしも天気が良かったら星の写真も撮りたいなんていうとき、星屋のみなさんならばしっかり機材を積んで行かれるのでしょう。しかし我が家の小さな車ではあれもこれも積んで行くスペースは無いし、曇ったりして準備がまったくの無駄になれば家人に笑われるし、、、。

 そんな私にぴったりの製品がこの冬登場しそうだ。ホータブル赤道儀TOAST。機能もデザインも洒落ている。一台欲しいところだが、値段がいくらになるのかそれが問題。無駄遣いしないようにいまからお小遣いを貯めておこう(いい歳のおっさんだというのに考えることは小学生の頃と同じとは)。
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人工衛星の予報
2007-10-12 Fri 00:26
 この前といっても8月下旬頃だが国際宇宙ステーションISSのことを書いた。そのJAXAのページ以外にも人工衛星を見ようというページがある。ISS以外の人工衛星についての情報も多いし、観測の方法なども書かれていて詳しいのだが、どうしたのかここ1ヶ月以上更新されていないようだ。
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今夜は50cm反射望遠鏡で木星観測
2007-10-11 Thu 00:00
071010.jpg 今夜は東京天文台社会教育用公開望遠鏡(50cm反射望遠鏡)で木星表面の観察をした(前の記事参照)。中継開始直後の東京三鷹の空は曇っていたようで過去の参考動画が流されていたが、18時過ぎからは雲も取れてきてぶよんぶよん伸び縮みする木星像が映し出された。今夜の木星表面、北赤道縞以外はあまり明瞭ではなかった。[写真は国立天文台天文情報センター提供の木星中継のクリップ]

今夜の観測:今夜は良い空が期待できそうだったので、変光星の後は重星や星雲星団を見ようと対象天体をピックアップしておいた。その後は、久しぶりにフィルム一眼レフで広角レンズ、望遠レンズを使って試し撮りもしてみようと玄関に機材を並べて準備完了。やっぱりね、50分もしたら雲が全天を覆って皆曇。今夜も変光星のみで撤収。秋らしい空はいつになったらやってくるのだろう。
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天体中継 木星編
2007-10-10 Wed 11:06
0703122.jpg 東京天文台のサイトを通じて今夜今期最後の木星の中継があるそうです。夕べも予定されていたそうですが曇天で生中継は見られなかったとか。今夜に期待。
  天体中継 木星編
   2007年10月10日 17:30~18:45
詳しくは上のリンクページをご覧下さい。
[上の写真は霞ヶ浦天体観測隊の6.5cm屈折望遠鏡とデジカメでコリメート撮影したもの]
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ET星団 NGC457
2007-10-10 Wed 00:16
昨夜に続き今夜も曇りなのでちょっと前の話題を、、、。
 この前(9月18日頃)中井さんの掲示板で話題になっていたET星団NGC457。私も早速見てみたが、どうも私の見え方はみなさんと逆さまのようだ。
071009.jpg 中井さんのコメント:ET星団、両手を広げて通せんぼしている人のようにもETのようにも見えます。最近思いついたのは「天空の城ラピュタ」に出てくるロボットです。手が長いのと目玉がソックリですね。
私のレス:私には明るい星を足先に見立てた姿が何か異形の生物に似ているように感じられました。この場合は長い腕を下に降ろしています。
 単なる光の点の集まりだから人によって見え方が違って当然だが、ケンブルズ・カスケードのときも多くのみなさんとは逆さまに見えてしまったようで、私の目玉は上下逆に付いているのかもしれない。
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星を見始めた小学校高学年の頃
2007-10-09 Tue 00:50
今夜は曇りなので昔のことなど、、、。で、星を見始めた頃、すなわち小学校高学年10~12歳の頃どんなことに興味を持っていたのか思い出してみた。

071008.jpg ・少年野球(へたくそだけれど楽しかった)
 ・カブスカウトその後ボーイスカウトの活動(最初に取得したのが天文章だった)
 ・ウルトラQやウルトラマンと怪獣(ただし熱中したのは初代ウルトラマンまで)
 ・グループサウンズ(ブルーコメッツに始まり国内外数多くのグループに熱を上げた。iTSで最初に買ったのが懐かしいブルコメの『何処へ』)
 ・ギター(あの世相、自分でも弾きたくなるのは当然)
 ・マンガ(石森章太郎『サイボーグ009』の大団円に興奮し、手塚治虫『火の鳥 黎明編』に多面的な歴史の見方と宇宙に連なっている自分という視点を与えられた)
 ・天体
この支離滅裂とした興味の対象、大人的には理解し難い部分もあるが、当時の自分はどれにも均等に時間を割いていた。当時から随分と気の多い子供だったわけだ。
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天気は下り坂
2007-10-08 Mon 00:08
071007.jpg 夕方帰宅時に南西の空へ傾いた木星を眺める。夏は終わった。好天もわずか3日で下り坂。雲が増えてきた。今夜はなんとか持つだろうか。明日は曇りのち雨。火・水・木は雨予報。ジャコビニ、だめじゃん。

今夜の観測:やっさんの掲示板で紹介されていたM73とその周辺の星雲星団を見ようと10cm双眼鏡を向けたのだが、低空のせいか透明度が低いのか、何にも見えなかった。ホルスト『惑星』の「金星」を聞きながらの観望は次回へ持ち越し(S.J.オメーラ『メシエ天体カタログ』p208参照)。
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持ち込み望遠鏡操作講習会
2007-10-07 Sun 18:12
150cm-551x451.jpg 県立ぐんま天文台でユニークな企画がある。
   持ち込み望遠鏡操作講習会

開催に当たってのスタッフの手間を考えるとたいへんなことだと思うが、世の中には十分な性能を秘めながら使いこなされず、物置で眠っている望遠鏡が相当数あるはず。そういう不遇の望遠鏡に息を吹き込んでもらえるユニークな企画だと思う。
 ホームページで同天文台の理念や活動状況も見てみたが、普及や研究にたいへん精力的に取り組んでいることが窺われる。身近にこんな素晴らしい施設があったらなぁと、利用できる人を羨ましく思う。
[写真は県立ぐんま天文台150cm反射望遠鏡(ぐんま天文台提供)]
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夕方に近づくに連れて晴れてきた
2007-10-07 Sun 00:16
071006.jpg 昨日と逆で、昼過ぎまで空を覆っていた雲が夕方に近づくに従って晴れてきて、帰宅途中霞ヶ浦湖畔で撮した左の写真のように快晴状態で夜に突入。今夜は期待できそう。が、明朝は普段よりも仕事が早いんだ、、、。

今夜の観測:変光星は手持ち双眼鏡で見られる10個ほど見てひとまず終了。というのは、天気が悪くてここ2週間ほどまともに星を見ていなかったら最近見始めた秋の変光星の場所をすっかり忘れてしまっていた。特に暗めの星を10cm双眼鏡で探すのがなんだかしんどかったので導入に慣れた夏の変光星だけを見てお終いにした。極大を過ぎたといわれるχCygだが6.1等でそれほど暗くはなっていないと感じた。
 その後、久々にTS-65Pを出して秋の重星をいくつか見た。まずはγAnd(アルマク)から。さすがに0.3″の伴星は分離できないが、アルビレオを小振りにしたきれいな橙と青だ。その他『天ガ』10月号で紹介されていた重星のうちいくつかを眺めた。
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今日明日は晴れるらしい
2007-10-06 Sat 00:25
071005.jpg 9月24日ごろから涼しくはなっていたが、今日の昼間は初めて秋らしく晴れた。今夜と明日の夜についてもこの秋始めての晴れ予報が出ている。

今夜の観測:あくまでも予報に過ぎなかった。午後になると雲が多くなってきて、夜になるとほとんど雲に覆われてしまった。ときどきできる切れ間から4つほど目測してみたが透明度も低く能率上がらず。大型双眼鏡用にHF経緯台もセットしたが覆いをしてひとまず自宅待機。2時間ほどしてから表へ出直したが状況の改善はないので使わなかったHF経緯台を片づけた。ふぅ。
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今年のジャコビニ流星群はどうなるか?
2007-10-05 Fri 00:20
071004.jpg 1972年のジャコビニ流星群の日のことはこれまでに何回か書いた。高校時代の思い出深い出来事の一つとして今でもときどき思い出す。
 AstroArtsによると2年前に母彗星ジャコビニ・チンナー彗星が近日点を通過して目を離せないとある。今年はどうなるだろうか?だが、期待するよりも前に10月8日~10日の雨マークが気持ちを殺ぐ。

今夜の観測:9月23日からづっと雨天または曇天続き。9月27日には辛うじて雲を透してみずがめ座χだけ見たが、今夜も夕食後表へ出たときには夏の大三角も雲の中に埋もれ掛け、27日同様なんとかみずがめ座χだけを見ることができた。
[写真は1秒間手持ちで撮った雲に埋もれた夏の大三角]
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