
昨夜に比べると雲は少なめ風も弱くはくちょう座からペルセウス座にかけて天の川がうっすらと見える。すぐには曇ってきそうもないので昨晩に続き望遠鏡も出す。急な曇りや雨の心配をせずにこうして両方で観望できるのはありがたい。
今夜の観測:お決まりの変光星を10個見る。はくちょう座χは毎日着実に増光している。極大まで残り十日ほど、どこまで行けるか。アンドロメダ座の激変星HS2331+3905は減光モードではあるがまだ9.2等あたりにいる。変光星の後は望遠鏡をセットして久しぶりにαScoアンタレスの分離に挑戦。ところがシーイングが悪い上に弱いとは言っても風があるため高倍率では星像がボヨンボヨン飛び回ってしまい分離失敗。秋の入口でアンタレスも低くなった。来年までお預けか。アンタレスはだめだったので口直しにεLyrこと座イプシロンのダブルダブルを見に行く。これならば大丈夫と溜飲を下げる。最後に天王星を見る。ただ今観測好機なのだが小口径ではただの青い点に過ぎず面白くも何ともない。
明日からまたしばらく天気が悪くなりそうだ。