33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
星は見られそうもないのでキューバ料理なんぞを、、、
2007-09-30 Sun 00:15
 涼しくなった、というよりも今朝などは寒いくらいだった。秋になったことは確かだが、さて天気の方はどうかというと秋雨前線のせいか皆曇で当分星見はお預け。9月22日を最後に1週間曇りが続いている(27日は雲を透して辛うじてみずがめ座χだけ見た)。まともに見られない日が1週間も続くと初心者の私なんか変光星の位置と比較星光度をすっかり忘れてしまう。こうなると次に見る時目的星を探し探しになるので能率がすこぶる悪く、またまた変光星のみで時間切れになってしまう。そんなことのくり返し。

070929.jpg 今夜も雨。星は見られそうにない。職場の女友達から食事のお誘いがあったので嫁さん共々お呼ばれ。キューバ料理とは、、、。
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8cm屈折望遠鏡組み立てキット
2007-09-29 Sat 00:08
 このまえ青木君の望遠鏡に書いた8cm望遠鏡組み立てキットはそれから数年後に実は自分もブルーチップで手に入れた。買ってもらったアクロマート6cm屈折があるにも関わらずだ。その頃一通りの天体を眺めてしまい、物足りなさを感じていたからだと思う。この組み立てキットはシングルレンズというのが引っ掛かったのだが、口径8cmもあるのだから6cmアクロマートレンズに比べれば1.8倍の集光力、分解能もグンとアップ、おそらくシングルレンズの欠点を補ってくれるに違いないと大いに期待をしていた。

 途中は省略するが、やっぱりアクロマートレンズを使ってしまった眼にはシングルレンズは見ていられなかった。その上紙筒の質感は如何ともし難い。このキットは鏡筒のみなので架台や三脚は自作しなくてはならないのだが、使う予定のないこの鏡筒はその後しばらく狭い我が家の部屋の隅っこに転がされていたのだった。

[追記]組み立てキットに対する認識が変わるページがあります(やっさんの掲示板で中井さんが紹介されてました)。『コルキット・スピカによる月面スケッチ ~3000円でできる月面の散策~』すばらしいです。こういう人、尊敬します。
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秋の空はまだか?
2007-09-28 Fri 00:17
070927.jpg 彼岸が過ぎてようやく涼しくなってきた。待望の秋!と思いきや、どん曇りの日々。23日から26日までは皆曇。ようやく今夜は雲が切れ始めた。勇んで外へ出たが夏の大三角もフォーマルハウトもカシオペア座も何にも見えない。小型双眼鏡を使っても6等星も見えず。これでは変光星へ辿り着けない。

今夜の観測:やっとこさっとこみずがめ座χへ辿り着き目測。5.5等の比較星がなんとか見える程度。つまらないので部屋へ戻る。
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『AAVSO Variable Star Atlas』が届かない
2007-09-27 Thu 00:09
0709253.jpg 変光星観測に無くてはならないのが変光星図。先日『天文ガイド別冊 AAVSO変光星図』について書いた。かつてはAAVSO(アメリカ変光星協会)などから直接Atlasを取り寄せるか前記のような本を手に入れる必要があったが、最近ではAAVSOのホームページから必要な変光星図だけを直ちにダウンロードできる便利な時代になっている。それでもAtlasは1冊持っていても悪くないし、送料込みで日本円で2600円程度なのでAAVSOのOnline storeで購入した。
 ところがだ、8月1日にクレジットカード決済したのにまだ送ってこない。この2ヶ月間に4通の催促メールを送ってそれに対して詫び状メールが返信されて来ているにも関わらずだ。この分では近々5通目を送らなくてはならないようだ。
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満月とは限らない中秋の名月
2007-09-26 Wed 00:09
070925.jpg 今夜は中秋の名月。でも満月ではない(月齢13)。不思議に感じるのは私だけではないと思う。そのわけはアストロアーツを。

 今夜の観測:仕事帰り、田んぼの向こうに昇った中秋の月を眺めた。で、夕食を終えたら全天曇り。天気予報は大快晴なので取り合えず架台を準備ししばらく空を見上げる。まったく改善が見られず一旦部屋へ戻る。3時間ほど経ったが好転しないので片づけて寝る。
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『透視版 星座アルバム』
2007-09-25 Tue 00:44
0703213.jpg 天体少年だったころ藤井旭さんは神様のような存在で、『天体写真の写し方』や『星雲星団ガイドブック』や『広角レンズによる星野写真集』などはボロボロになるまで何度も何度も読み返して使ったものだ。その後天文から離れて機材や書籍を処分するときに、観測用のものは手放してしまったが一般教養的な何冊かだけは手元に残した。この本もその中の一冊。今になって残しておいて良かったと思う。今夜のような曇りの晩に眺めるのに最適。
『透視版 星座アルバム』 藤井旭 誠文堂新光社 1972 定価1800円
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iPod touchを庭先観望中に使ってみたい
2007-09-24 Mon 00:11
070923.jpg 今夜は曇りなのだが、明日の休日はお出かけ予定なので却って心置きなく寝られてありがたい。

 AppleからiPodシリーズのニューラインナップが9月6日に発表された。今回はシリーズにiPod touchという新しいモデルが加わった。日本での発売予定がまだ決まらないiPhoneと瓜二つの姿だ。
 1977年、Apple][の登場に度肝を抜かれて以来のAppleファン。ちょうど小中学生にとってNikon8cm屈赤が購入対象にならないのと同様に、貧乏学生の自分にとって当時のApple製品は買うものではなく憧れるだけの対象。1994年になってようやく買えたのがPerforma575。ハードディスクは160MBだった。以来、PowerBook5300csPowerBookG3(PDF)iBook(PDF)、iMacG5、iMac(Intel)と使ってきた。2004年のiMacG5のハードディスクが160GBだから10年で1000倍になったことになる。
 この間iPodも初代から買っている。初代iPod(PDF)、初代iPod shuffle。で、やはり初代iPod touchも買わない訳にはいくまいということで発表翌日にはAppleStoreでポチッ!と。iPhoneが発売されるまでの欲求を擬似的に満たせるかどうか。Wi-Fi機能内蔵なので庭での観測中にネットから情報を得る、なんて使い方ができそう。到着まで後10日ほど。

 iPod人気のおかげでMacユーザー以外にもAppleの名前を知ってもらえたのは良かったのだがAppleはこの先どんな歩みをするのか、、、。社員でも株主でもないのに会社の浮き沈みに一喜一憂し、おまけにエヴァンジェリストになってしまう。30年間この会社を見ているがハラハラさせられながらもいつもエキサイティングな展開を見せてくれる。こんな楽しい体験をさせてくれるユニークな会社、そうあるものじゃない。

[追記]WindowsOS下での接続でさっそく初期不良。新製品を購入する場合にはその初期不良はユーザー自身で解決する気構えが必要なことはAppleと付き合いの長いユーザーには分かっていることなので驚く程のことではないが、まぁ社会一般の常識からは外れていますね。こういうユーザー側の寛容さがAppleを甘やかしてしまったのでしょう。って、また甘やかしてしまう。
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星空の路地裏
2007-09-23 Sun 00:52
070922.jpg ugemさん、中井さんからいただいたコメントへのレスにも書いたが、土地勘の無い場所を歩くときのように、初めての星を見に行くと辿り着くのにえらく時間がかかるものだが、何度も何度も見に行って慣れてくるとまわりにこれといった目印もないのに一発導入できたりする。我ながら人間のパターン認識能力ってすごいと感じる。
 双眼鏡で星空を流すときも変光星の場所を見つけるときも、おもしろい星の並びがあると星図のどこの場所かを確認しておく。そうしているうちに星空の路地裏に知り合いが増えて行くようでこの満足感は何ものにも代え難い。見える限りの全天に知り合いを作りたいものだ。

今夜の観測:残暑は今日までという予報。夕方から雲がどんどん出てきて肉眼では1等星しか見えない。夕食後急いで手持ち双眼鏡を持って庭へ出た。ただ今明るいはくちょう座Pとχだけ辛うじてゲット。
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明後日からは秋になるとの予報ではあるが、、、
2007-09-22 Sat 00:23
070921.jpg 今日も日中はけっこう暑かった。夜になると昨夜に続き快晴。だのに透明度が低い上に月明かりが煌々として空は白くぼんやり。秋というにはちょっと早い。

 今夜の観測:いつものように手持ち双眼鏡で見える明るい変光星から開始。はくちょう座χは私の目測では9月8日以来ずっと6.0等級が続いている。ここらが極大の打ち止めらしく、ぼちぼち減光を始めるのかもしれない。その他はほとんど変化無し。10分間で10個を目測。続いて大型双眼鏡で暗い変光星を目測。月のおかげで9.9等辺りから見えなくなりアプローチに時間が掛かりペースダウン。10個見るのに1時間強掛かった。今夜も新顔としてカシオペア座Rを追加。全部で20目測。これまでの最高数。でもこれ以上変光星に関わっていると本当に他の星が見られなくなりそう。
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彼岸の入り 徐々に秋の空
2007-09-21 Fri 00:23
070920.jpg 二日曇ってしまいましたが、今日は夕方から快晴になってきたので星空が期待できそう。上弦の月をやり過ごし観測開始。

 今夜の観測:秋の空に移り変わりつつあるので毎夜1つ2つづつ新たな変光星をレパートリーに加えている。今夜の新顔はペルセウス座U。近くの二重星団をしばし眺めてから目測へ。その他には中井さんの掲示板で紹介されていたET星団NGC457を見る。確かに目玉の光るET。
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青木君の望遠鏡
2007-09-20 Thu 00:16
 この前「青木君の望遠鏡については後日譚を」なんて書いたが、その青木君は8cm屈折望遠鏡を持っていると言っていた。ということはNikonの屈折赤道儀だろうかと想像して羨ましく思った。たとえそうでなくても口径8cm屈折は当時としては最高クラスだ。そのころ「僕も最近星を見始めて6cm屈折経緯台を買ってもらったのだけど8cmを今度見せて」と青木君に頼んだのだが、はかばかしい答えは貰えなかった。
 その後も僕はしつこく頼んでいたのかもしれない。ある日望遠鏡を見せてくれると言うので青木君の家へ遊びに行った。出てきたのは、、、ブルーチップで交換した紙筒製の組み立てキットの望遠鏡だった。それを見せてもらった時僕はなんだか青木君にとても済まないことをしてしまったような気持ちになった。

 昭和40年当時、私の母も近所のスーパーマーケットで買い物をしたときに貰うブルーチップをこつこつとシール帳に貯めていた。シールが貯まるとその枚数に応じてカタログに載っている様々な商品と交換して貰えた。近頃のこの手のシールに比べると交換レートはかなり高かったのだと思う。高度経済成長時代だったのだ。母は貯まったシール帳を私や弟の欲しいものに換えてくれた。小学校3、4年生の頃は野球用品をたくさん引き替えた。グローブもミットもバットもほとんどブルーチップで揃えた。確かにそのカタログの中に望遠鏡もあった。それは今で言うコルキットだったのかもしれない。『昔欲しかった天体望遠鏡』「一式望遠鏡セット 買っちゃったもの」ページの一番最初によく似た写真がある。

 この望遠鏡についてはさらに後日譚がある。
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変光星光度の外挿比例法
2007-09-19 Wed 00:14
070918.jpg 今夜は久しぶりに本格的な曇りで星見はお休み。そこで簡単な計算問題を考えてみた。

 変光星の光度の目測にはいくつかの方法があるが私は初心者なので比較的易しいと言われる「比例法」を使っている(比例法についてはugemさんの解説Mira houseさんの解説を参考に)。「比例法」には目的の変光星よりも明るい比較星と暗い比較星が必要なのだが時には手元の変光星図の中に明るい星ばかりとか暗い星ばかりということもあり得る。そんな場合には比例法を応用して目的星の光度を外挿しなくてはないらない。そんなことは先刻ご承知かもしれないが私のような初心者の方のために以下に書いておく。

 目的の変光星の光度をV、Vより明るい比較星光度をA、AとVの間の比較星光度をBとし、A-B-Vの光度の比率を10段階でa:bとすると、変光星の光度はV=A+(B-A)x10/a。反対に目的の変光星よりも暗い2つの比較星を使う場合については各自考えてみて下さい。

 変光星が自分の望遠鏡の能力ぎりぎりまで暗くなった時に、それよりもさらに暗い比較星を探して目測するのって至難の業なのでこの方法は有効だと思う。
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星を見ていると風邪をひかない?お腹も痛くならない?
2007-09-18 Tue 00:06
 ふわりさんがももさんのブログにコメントしていた。「どんなに寒い思いをしても私、星見では風邪をひいたことは無いんですよね?。。。不思議?。。。」これを読んで自分の子供の頃のことを思い出した。

 確かに真冬でも毎夜じっと我慢の手動ガイド数十分なんてざらだったが、やはり風邪をひいた記憶がない。そんなことで風邪をひいていては「天体観測なんかやめろ!」と小言を食らったはずだが、そういう記憶もない。きっと星見をしていると脳内から快楽物質が出ておまけに免疫増強物質も出るのだろう。夏はついでに蚊に喰われない物質も出てくれるとありがたいのだけど。

 子供時代の記憶をもう一つ追加。私は子供の頃からお腹の弱い子でちょっとしたことですぐにお腹が痛くなりお便所へ駆け込むこと度々だった。ところが不思議なことに星の本を読んでいるときだけはお腹が痛くならなかった。それどころかお腹が痛くなっても『天文ガイド』を読み始めればその傷みがあっと言う間に消えてしまうほどだった。お腹が痛いのは腸の痙攣なのだろうがそれは不随意筋の動き、それが抑制されるということは『天文ガイド』が脳みそを直接コントロールしていたということか。あの頃星の雑誌や本を読んでいる時は確かに幸福だったように思う。以上、きれいなんだか汚いんだか分からない話題で済みません。

0709172.jpg 今夜の観測:昨晩同様雲は多いが案外星は見える。カシオペア座、ペガスス座、アンドロメダ座などの変光星をいくつかレパートリーに追加。その他今夜ぜひ見たかったもの、中井健二さんの掲示板で話題になっているケンブルズカスケード。約2.5度に渡って一列に星が連なっている見事な造形だ。私にはNGC1502から流れ出ているというよりも、北から飛んできた粒子が散乱して一つはNGC1502側へ、もう一つは反対側へ弾かれてさらに二又に散乱していく宇宙線のカスケードシャワーのように見えた。
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秋の変光星へ模様替え移行中
2007-09-17 Mon 00:30
070917.jpg 9月12日の記事のままであれば昨日今日あたりは雨とか曇りのはずだったが、どうも残暑に変わったようで日中は30度を超えている。ただ、朝夕は涼しい風が通るので私にとっては絶好の季節。

今夜の観測:夜になって空を見上げるとどんより2等星までしか見えない。つまらなそうだが観測準備をする。最初は小型双眼鏡で見える明るい変光星から。そして暗い変光星は大型双眼鏡を使う。全天に雲があるにもかかわらず、不思議と透明度が高く期待以上に暗い星が見える。秋の空気に変わってきたのだろうか。季節も星座も夏から秋へ移り変わるのに合わせて秋の変光星を少しずつレパートリーへ追加している。その後はいつものように天の川流しを暫し楽しむ。カシオペア座ってW字型といわれるが、双眼鏡で眺めると星がたくさんありすぎてW字を見つけるのが却って難しい。ペルセウス座の二重星団を眺めた後はStock2の人型を眺めるのがお決まり巡回コースになってしまった。
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25x100大型双眼鏡 正式に入手
2007-09-16 Sun 00:51
070915.jpg 職場の近い知人から借りていた大型双眼鏡、正式に譲って貰った。高価な機材ではないので気軽に使えるにも関わらず、口径10cmの威力は絶大。Nikonの7x50SP双眼鏡だ、高橋製作所の65mm屈折望遠鏡だといっても見える星の数では負ける。ただ今メインでやっている変光星観測には打ってつけ、というかもう手放せない。そしてこれを使ってしまった以上将来望遠鏡(あるいは双眼鏡)を買う場合、口径10cm以下はもう考えられない。屈折で、タカハシで、10cm以上、、、。ひえぇぇぇ!高すぎる。
 いつものようにamazonフードを作ってあげた。迷光対策のつや消し黒塗りは後日。

今夜の観測:作ったばかりのフード効果を確かめたかったがすぐに曇ってしまい試す間もなし。7x50で変光星6つ見ただけで撤収。2時間ほどしたら晴れてきたのでまたセッティング。暗い星を眺め続けられるので結露は防がれているのだろう。
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早起きしない前の夜に晴れとはありがたい
2007-09-15 Sat 00:04
070914.jpg 明日午前中は用事があるため朝は仕事へ行かない。そしたらどうです曇天予報が一転、今夜は晴天予報です。

今夜の観測:晴れたとは言っても薄雲が掛かったような空。いつ曇ってくるか分からないので変光星から。激変星HS2331+3905にV455 Andという名前が付いた。こんなに薄雲が掛かっていては見えない。少なくとも10.6等より暗いということだけ確認。はくちょう座χは6.0等で5日前から変化無く足踏み状態。ここで増光終了なのか?それでは昨年の3.7等に比べるとちょっと寂しすぎ。いて座V505を見に行く途中でやぎ座にいる海王星の場所を確認、みずがめ座χへ行くときに天王星を確認。数日ぶりに見るとちょろっと移動しているのがかわいい。

 1時間半ほど眺めていたが空の状態はこれ以上改善しないので終了。でもまずまず。

[追記]その後、☆はごろも~*さんのコメントを読んで再度表へ出た。透明度が上がっているので暗い変光星に挑戦。でもV455 Andはやはり見えない。アンドロメダ座Rは10.8等。くじら座οミラは相変わらず9.2等。
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現在の太陽黒点の画像を表示してくれるWidgets
2007-09-14 Fri 00:07
070913.jpg MacOSXのDashboard環境で動くWidgetsという小物アプリがいろいろと用意されている(Windowsの場合はKonfabulator環境で動く同種のアプリがある)。その中から星に関係ありそうなものを探してみた。例えば、SunspotsというWidgetsは現在の太陽黒点の画像を表示してくれる。そして部分拡大もできる。確かに☆はごろも~*さんが言われていたように、現在太陽表面には目立った黒点はないようだ。
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天気予報はずれまくり 喜びもつかの間
2007-09-13 Thu 00:45
070912.jpg 昨日の明け方から午前中の雨のすごかったこと。先日の台風9号よりも単位時間あたり雨量は多かったのではないだろうか。正午頃にようやく上がって午後は雲の間から日が射したりなんかして、夕方には夕焼けも。その上すっかり秋の空気へ入れ替わってしまったようで肌寒いくらい。昨日の記事に「我が霞ヶ浦地域はこの先一週間は雨また曇りで予定が埋まってますのでしばらくは観測報告は無しです、多分」と書いたばかりなのに天気予報を見ると21時頃から晴れになっている。昨日言ったことが今日にはもう違っている。どこかの首相と同じだ。それはともかく今夜は星が見られそうだと21時まで待ったが晴れず。24時まで待っても晴れず。悔しいので25時まで待とうと思ったが仕事があるので眠る。朝起きると快晴になっているのが目に見えているだけに二重に悔しい。
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天体望遠鏡に出会った日
2007-09-12 Wed 00:43
 我が霞ヶ浦地域はこの先一週間は雨また曇りで予定が埋まってますのでしばらくは観測報告は無しです、多分。しばらくの間思い出話などでお茶を濁すことになりますが、よろしくお付き合いの程を。

 最初に「天体望遠鏡」を身近に感じたのは小学校4年生の頃だったと思う。母が「青木君は天体望遠鏡を持っていて、毎月渋谷のプラネタリウムに通っているそうよ」とクラスメートの話をした。そのときの母の頭の中には「青木君はプラネタリウムや天体望遠鏡で自発的に理科の勉強をしている」というイメージがあったのだと思う。そして当時流行り始めていたグループサウンズの音楽ばかり歌っている息子に青木君の爪の垢でも煎じて飲ませたい気分だったのかもしれない。
 青木君の話を聞いたからというわけではなかったと思うがそれからほどなくして自分も星に興味を持つようになり私の天文履歴書に書いたように小学5年のクリスマスに天体望遠鏡を買ってもらえることになった。最初の望遠鏡はカートン光学の6cm屈折経緯台で吉祥寺駅近くの眼鏡屋で買った。これは親の予算で決めた機種だったが、最近話題になっている買ってはいけない系の望遠鏡に比べると品質は良かったように思う。その望遠鏡は既に処分して今は無いが、「古スコ広場」という掲示板のNo.2256にとてもよく似た望遠鏡が載っている。ただし、私の経緯台には微動装置は無かった。青木君の望遠鏡については後日譚を近々。
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三十数年ぶりの『月刊天文ガイド』
2007-09-11 Tue 00:33
070910.jpg 先週函館へ行く列車の中で退屈しないようにと三十数年ぶりに『月刊天文ガイド』9月号を買った。一回買ってしまえば毎月買うことになるのが目に見えていたので、これまでは買わないことにしていたのだ。案の定「秋の夜長の二重星観測」と書かれている10月号も買ってしまった。あれあれまた雑誌が溜まるのか、、、。
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天気予報大外れ、休み前だからさらにうれしい
2007-09-10 Mon 02:54
070909.jpg 地元の星の会のバーベキューパーティに行ってきた。曇り予報だったにもかかわらず星が見えるのでパーティ途中に取り合えず明るい変光星をいくつか目測。帰宅したときにもまだ星が見えていたのでビールを飲んで一休みしてから庭に出た(このご時世では宴会場ではアルコールを飲めず帰宅してグイッとやることが多い)。

今夜の観測:変光星を14個目測。透明度が高いので捗る。はくちょう座からペルセウス座にかけての天の川は夕べよりもさらに濃い。天気予報大外れ。休み前だからさらにうれしい。はくちょう座χ、ちょっと足踏みか?6.1等。激変星HS2331+3905はゆっくりと減光、9.4等。くじら座οミラは9.2等。極小期がしばらく続くのでしょうか。星空はすでに夏から秋へと移り変わりつつあるので、ぼちぼち秋から冬の変光星をピックアップしておかないと。
 変光星の後はまずugemさんのブログでのkawashimaさんとugemさんのコメントにあったカシオペア座の星団Stock2を見た。「星の鎖を大の字になって持っている人に見えますよ」というugemさんのコメントをなんのこっちゃと読んでいたが、見たら一目瞭然。なるほど。その後はカシオペア座からペルセウス座付近を双眼鏡で流しながらSt2、M34、M52、NGC7635、Stock23などを観望。25時頃にとうとう西から雲が押し寄せてきたので撤収。満足な夜だった。
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秋の入口
2007-09-09 Sun 00:02
070908.jpg 昨夜に比べると雲は少なめ風も弱くはくちょう座からペルセウス座にかけて天の川がうっすらと見える。すぐには曇ってきそうもないので昨晩に続き望遠鏡も出す。急な曇りや雨の心配をせずにこうして両方で観望できるのはありがたい。

今夜の観測:お決まりの変光星を10個見る。はくちょう座χは毎日着実に増光している。極大まで残り十日ほど、どこまで行けるか。アンドロメダ座の激変星HS2331+3905は減光モードではあるがまだ9.2等あたりにいる。変光星の後は望遠鏡をセットして久しぶりにαScoアンタレスの分離に挑戦。ところがシーイングが悪い上に弱いとは言っても風があるため高倍率では星像がボヨンボヨン飛び回ってしまい分離失敗。秋の入口でアンタレスも低くなった。来年までお預けか。アンタレスはだめだったので口直しにεLyrこと座イプシロンのダブルダブルを見に行く。これならば大丈夫と溜飲を下げる。最後に天王星を見る。ただ今観測好機なのだが小口径ではただの青い点に過ぎず面白くも何ともない。

 明日からまたしばらく天気が悪くなりそうだ。
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台風9号一過の夜
2007-09-08 Sat 02:07
070907.jpg 夜中から明け方は風雨激しく一晩中夢の中で屋根を叩く雨の音を聞いていた。朝起きると向かいの栗林の栗もたくさん落ちていた。職場へ行ってみると普段よりも4時間ほど繰り下がった時間設定になっていたため午前中は仕事らしい仕事も無く、停電した部屋でなんとなく過ごした。夕方仕事が終わって空を見上げるが、薄雲が掛かって今夜もなんだかあんまり期待できないみたい。

 でも、ugemさんの観測によるとこぎつね座新星は最後の力を振り絞って再々々々増光しているみたいだし、激変星HS2331+3905は8等台に止まっているみたいだし、今夜は明け方まで星を見るぞと意気込んで庭へ出た。

今夜の観測:とりあえずルーチンの変光星を8つばかり。はくちょう座χは6等に近づいてはいるがここから一気に昨年の3等台へ増光することはないのだろうな。くじら座のミラは9等以下になってぼちぼち極小かも。こぎつね座新星は増光したと言っても10等台後半、薄雲が掛かっていたので私の双眼鏡では見えなかった。ただ今注目のアンドロメダ座の激変星HS2331+3509は9.0等で見えた。その後、本当に久しぶりに望遠鏡を出して夏の名残とアルビレオを暫し眺める。薄雲は相変わらず取れないし、明日も仕事だから明け方までの観望はやめにして撤収。

 台風はその後、ふわりさんやももさんの東北を縦断し、アン次郎さんの北海道道南へ上陸しようとしている。ご注意下さい。それにしても1週間前にこれが来ていたら函館へ行けなかったよ。
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台風9号接近
2007-09-07 Fri 00:22
070906.jpg 茨城県南は日が変わる頃にもっとも風雨激しくなる予報が出ている。今夜はじっと台風の行き過ぎるのを待つだけだ。明日の仕事時刻には多少治まっているようで一安心。東海から関東、上信越、東北、北海道のみなさまお気を付け下さい。
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久しぶりの透明度は15分間
2007-09-06 Thu 00:36
070905.jpg つい先ほどまで曇っていたのに星が見えるので庭へ出てみた。でもいつ何時雨が降ってくるか分からない信用の於けない天気なので手持ち双眼鏡だけにする。それでも久々に透明度の高い空、はくちょう座付近に星がたくさん見える。

 まずは変光星から。これだけ星が見えると目測が捗るなぁ。わずか15分で7つも見られた。はくちょう座χは昨年驚異的な増光をして3等まで明るくなったそうだが、今回は9月17日の極大予定日までどのくらい明るくなるものだろうか。今夜は6.3等に見えた。

 変光星を終わらせてちょっとだけはくちょう座付近を双眼鏡で流す。と思っていたらあっと言う間に雲が出てきて予想通りあっと言う間に雨が降ってきた。木星付近の写真を撮った30秒後には全天雲が覆いその10秒後にはスコールのような雨になった。
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函館から帰還
2007-09-05 Wed 00:02
070904.jpg 上野で途中下車し、国立科学博物館(写真)で特別展「インカ マヤ アステカ展」と常設展の一部を見る。夕方帰宅。残念ながら9月1日のぎょしゃ座流星群は見られなかったが、思った以上に天気が持ってくれて全体としては上出来。
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函館 4日目
2007-09-04 Tue 00:29
070903.jpg 朝から雨。これは覚悟。箱館戦争に関連する台場跡地などを地元の郷土史研究家のO氏に案内してもらう。午後は別の友人らに上磯の発掘現場を案内してもらう。その後、O氏宅で全員合流。今年の函館滞在のまとめのような顔触れ。また来年もみなさんと元気に再会したいと思う。今日は星の話題が無いかと思いきや、夜21時48分発の夜行寝台特急北斗星で函館を後にしたのでした。
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函館 3日目 gorillapod
2007-09-03 Mon 00:00
070902.jpg 今日は曇り予報にもかかわらず昼間は晴れ間が多く思った以上に暖かだったが、夜はさすがに曇りとなった。星の話題も無いので昨日こちらで買ったgorillapod(写真)のことでも。ゴリラの手足ように枝などに絡ませて使える三脚もどきで、場所を選ばず使えるのがいい。出先で予想外に良い空に巡り会ったのでちょっと固定撮影でもなんていうシチュエーションで使えそう。夕べの月の写真はこれを使って写した。明日はいよいよ雨かな、、、。
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函館 2日目 ぎょしゃ座α流星群
2007-09-02 Sun 00:59
070901.jpg 朝起きると快晴。でも夜までは10時間以上あるので楽観は禁物。実際夕方に近づくにつれて雲が増えてきた。20時過ぎ、360度の視界が確保できる函館空港東方の畑の中へ連れてきてもらったが、その頃には全天に雲が広がってしまっていた。借りた双眼鏡でR Sctやχ Cygを見るが雲ではっきり確認できない。わずかのチャンスに一応目測。1時間30分ほど眺めたがこれ以上の回復は望めないので撤収。ぎょしゃ座の流星群は見られず。他の地域ではどうだったのだろうか?まぁ、この旅行へ出発する前は全日程雨天を覚悟していたのだからこれでも上出来としよう。
[月のまわりのこの光のリングはなんという気象現象だったか忘れました。ご存知の方教えて下さい。]
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函館 初日
2007-09-01 Sat 00:58
070831.jpg 朝5時22分土浦を出発、土浦~上野~八戸~青森~函館13時58分着。時々小雨も降り、明日以降が思いやられるがっかりな天候。それでも日が暮れる頃には青空もちらりとのぞき木星がネオン越しに見られた。
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| 霞ヶ浦天体観測隊 |

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