2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
今こそ欲しい「街中観望用星雲星団スケッチ集」
2007-07-09 Mon 00:00
070703.jpg 大野裕明さんの『見ておもしろい星雲・星団案内』について書いたところ、お持ちの方・お持ちでない方からいろいろなコメントをいただいた。そしてもしかしたら現在スケッチ集が待たれているのではないだろうかと思い始めた。
 出版物やネット上の情報を見渡したとき、写真はいくらでもあるのにスケッチは少なすぎるのではないか。最近は写真よりも眼視に指向が移ってきている方も多いのではないか。初心者や小口径望遠鏡所有者の参考になるのではないか。特に条件最悪にして人口最大の都市部での見え方についての情報はとても少なく需要も見込めるのではないか。
 そこで思ったのだが、こういうスケッチ集があったら欲しいと思う。少なくとも私は買う。ただ、そういう場所ではM13でもM22でもM57でもなんでも上のイメージのように同じに見えてしまうのが難点。見え方のしょぼい街中・光害地でのスケッチ集は見た目のインパクトが無さそうで、商品としての価値があるのかと考えると、やはりうなだれてしまう。S・J・オメーラ大野裕明さんらのスケッチ集のような良条件下のものと光害地のものを併記する構成であれば良いものになりそうだが。
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