
本書について先日
ふくださんがコメントに書いてくれていた。国内の天文書籍でスケッチ集というのは珍しい分野だと思う。星雲・星団というのは人気のある天体で、写真写りが良いだけに、大口径望遠鏡で撮された写真の印象とはじめて小口径望遠鏡を覗いたときの見え方のあまりの違いそのギャップにガッカリするケースも多いのではないか。実際幼き頃の自分がそうだった。最近入門用の望遠鏡が話題になっているが、
眼視で見えるままのスケッチ集というのはそうした入門層にもふさわしい気がする。ひとつの天体について6.5cm、8cm、15cm、20(または30)cmでのスケッチが併記されている。こういうユニークな本が絶版になっているのは勿体ない。復刊あるいは再版あるいは新版が出ないものだろうか。私はamazonのマーケットプレイスにて入手。