33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名、200mm、65mmの望遠鏡と双眼鏡で星空を楽しんでいます!
出番を待つ月とρLeo
2007-03-31 Sat 00:49
070330.jpg 月明かりが強烈だが星は見られそう。冬の名残とおおいぬ座M41を見ておく。そこからぎょしゃ座へ行ってM38、M36、M37。この前見たりょうけん座M3を再度見てからM63、M51へ。このボンヤリしているのがはたしてそうだろうかと半信半疑。おおぐま座のM101も同様。最後に月とρLeoのツーショット。2時間半後には星食が起こるがさすがに起きていられないのでここで終了。2時間でこれだけ見られればまぁ良いか。導入に手間取り効率悪いがそれでもけっこう進歩していると自画自賛。
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『天体の軌道計算』 新天文学講座14
2007-03-30 Fri 00:45
0703215.jpg 中学2年生の頃だっただろうか、雑誌『天文と気象』に対数を使う彗星の軌道計算法の記事が2ヶ月に渉って掲載された。ものすごく興味を引かれて丸善の『対数表』を買って見よう見まねの代入で軌道計算の真似事をやって楽しんでいた。当時まだ三角関数も対数も習っていなかったのでその部分は独習したことになる。この雑誌の記事は与えられた軌道要素を使って位置推算するという内容だったが、当然のことながら軌道要素も自分で算出したくなった。そこでこの本を買ったのだが、中学2年生の自分にはさすがに読みこなせなかった。その後もこの本は使われることが無かったのだが、理系へ進んだ自分にとっての思い出の一冊には間違いない。
『天体の軌道計算』 新天文学講座14 渡辺敏夫 恒星社 1969 定価1000円
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双眼鏡の接眼レンズの曇り問題 解決編
2007-03-29 Thu 00:05
0703282.jpg 昨日、双眼鏡の接眼レンズがすぐに曇ってしまうと書いた。「ツノ型目当てゴム」は密閉性が良すぎるために接眼レンズが曇るのでは、とアドバイスを貰った。付属品として「平型目当てゴム」(左の写真)も入っていたのでこちらに付け替えてみた。夕方から曇っていたのだが23時頃になるとアークトゥルスが見えてきたのでしばらく観望。具合は良いようだ。我が家のように周囲が明るい環境ではツノ型の方が周辺光が入らず良いと思ったのが思わぬ落とし穴だった。ただ、この先外気温が高くなればツノ型でも問題ないかもしれない。
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双眼鏡が曇る
2007-03-28 Wed 00:04
070327.jpg 双眼鏡を使い始めて一つ困ったことに気づいた。接眼レンズが曇ってしかたがない。アイカップに目を当て星を見始めると立ちどころに曇ってしまう。目を離してしばらくすると曇りは消えるが、数秒しか連続して星が見られないのでは困る。クリアーな視界で星を見ている時間の10倍くらいは曇りが消えるのを待っているような計算。指の先で接眼レンズをこすっても良いのだろうか。体温と外気温の温度差が小さくなる季節になれば問題は解消するのだろうが、寒い季節でも曇らないようにする良い方法をご存知の方教えてください。
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コルカロリ、ミザールを写真で
2007-03-27 Tue 00:16
αCvn 今日も昨日の続き。重星の写真に挑戦。まずはコルカロリ。シャッターを押すときにカメラと鏡筒が揺れるので二重星が四重星になってしまう。40枚撮ってやっと使える1枚がこれ。

ζUMa 続いてミザール。シャッタースピードを一段速くして揺れを押さえてみた。ともかく明るい重星であれば写ることが分かりうれしい。
 最後にM3を眺めて今夜は終了。
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SPデビューと重星デビュー
2007-03-26 Mon 11:40
070326.jpg 1日降り続いた雨がようやく夜になって止んだので雲の切れるのを今か今かと待っていたら日が変わってしまった。幸い休みの日なのでいくらでも待つぞという意気込みでときどき玄関を開けて空をチェック。今夜はやりたいことがいくつかあった。ひとつは先週届いた新しい双眼鏡の観望始め。もうひとつはアン次郎さんをはじめとする「重星な人びと」お勧めの二重星をいくつか見ること。最後はいくつかの星雲星団の位置確認。まずは双眼鏡7x50SPについて。薄雲の掛かったボケた空ではあったがこんなに星があるのかと教えてくれた。これから双眼鏡の広視野で星の配列を少しづつ復習していきたいと思っている。ただ、乱視気味のため性能の100%を味わえないのが残念。次はTS-65Pを使って二重星へ。重星デビューはαCvn(コルカロリ)から。おぉ、これがみなさんが愛でている重星というものか。続いてζUMa(ミザール)とγLeoを見る。この前適当に望遠鏡の光軸調整をしてみたが、とりあえずきれいに分離されているので合格か。そのうち口径65mmの限界二重星も見てみよう。その後は『星雲星団ウォッチング』を参考にいくつかのM天体位置を双眼鏡で確認。我が家の空は明るいので星像まで確認できないのが残念。そのうち南東の空に明る木星が出ていた。2月20日にさそり座新星V1280とともに見たときは朝4時起きだったのに2時過ぎには同じ辺りへ出るようになっている。今夜は2時間ほどの観望だったがずいぶんと盛りだくさんだった気がする。星の写真は撮らなかったので朝になってユキヤナギ・スイセン・ホトケノザ・ハナニラ・ナノハナといった春の花々に囲まれた霞ヶ浦天体観測隊天文台を撮しておいた。オーイ!と呼んだらお隣さんも顔を出してくれた。
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『新・天体写真集』
2007-03-26 Mon 00:43
0703214.jpg リック天文台で撮影された最新の写真集ということで1970年に発売と同時に購入した。中学2年生だった当時、来る日も来る日も飽きずに眺めていたことを覚えている。その頃は世界レベルの大望遠鏡でしか写せなかったような写真が今ではアマチュアの手の中に入ってしまっている。それは33年振りの浦島太郎にとっての驚きのひとつ。
『新・天体写真集』 誠文堂新光社 1970 定価1500円
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プラネタリウムソフト Stellarium
2007-03-25 Sun 00:50
070324.jpg GoogleEarthはいろいろと楽しめるが、適当な高度のところでドラッグして勢い良く放すとあたかも自分が飛行機か人工衛星に乗っているかのような仮想体験ができる。1977年のApple][の登場に新しい時代の到来を感じた世代としては、あれから30年、ものすごい時代になったものだと思う。
 天文関連のソフトもたくさんあるのかもしれないが私はあまり知らない。おそらくMacでは使えないものがほとんどだろう。最近また星を見始めてそういえばかなり前にダウンロードだけしてあった天文ソフトが一つあったことを思い出した。Stellariumというフリーのプラネタリウムソフトだ。他のソフトを使ったことがないので比較したわけではないが、結構すごいのではないだろうか。条件を変えていろいろとシミュレーションもできるので観望前の予習に使っている。左上写真のように惑星の拡大もできる。衛星の位置も正確なようだ。
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双眼鏡が欲しかった理由
2007-03-24 Sat 00:01
070323.jpg 天文復帰組ということでまったくの初心者ではないだけにあれも見たいこれも見たいという対象がたくさんある。ところが頭の中の星空の地図はほとんどリセットされているため天体望遠鏡を夜空に向けてもなかなか見たいものが見つけられない。望遠鏡を無闇に振り回すよりも双眼鏡で夜空の散歩をしながら星空の地図をもう一度頭の中に定着させた方がかえって近道なのではないかと考えた次第。ちょっと贅沢をしてNikonの7x50SPを購入。さっそく表へ出て眺め始めたら、なんということかあれよあれよという間に雲が掛かってしまった。日が変わる頃まで粘ってみたものの今夜はピント合わせをしただけで終了。というわけで感想文は後日。
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隙間の星座
2007-03-23 Fri 00:30
070322.jpg この冬はマックノート彗星が私を久々に夜の屋外へ誘い出したわけだが、寒がりにも耐えられる暖かい冬だったということも幸いした。春の彼岸も過ぎこれから暖かさも本格的になっていくが、案外この先春から夏へと季節が移り虫などによって却って観望しにくくなるのかもしれない。今夜は夕立後の暖かくボケた空をしばらく眺めて隙間の星座を撮してみた。子どもの頃には気がつかなかったこうした地味な星座にも心が牽かれるのは自分が歳を取ってきたからなのかもしれない。
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宵の明星と月
2007-03-22 Thu 00:33
070321.jpg 帰宅直前の西の空に金星と月が並んで見えた。ガレージに車を入れカメラと三脚を抱えて見える場所まで取って返して撮した。ここからだと高圧線が入ってしまったが、地球照は写ったのでまぁいいか。明後日23日はプレアデスと月が並ぶようだ。
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双眼鏡
2007-03-21 Wed 00:18
 今使っているのはヨメさんが庭に来る小鳥をそっと見るためにホームセンターで買った安い双眼鏡だ。肉眼でなんとか見える星は見えるが、肉眼で見えない星はあまりよく見えないという代物。やはり本物の双眼鏡が欲しい、ということでNikonの7x50SPを注文してしまった。心豊かではあるが懐寂しいど貧民時代がさらに続く。
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カノープスは来年のお楽しみに
2007-03-20 Tue 00:08
070319.jpg 昨日は薄明の夕空にカノープスを探したが見つからなかった。今日は少し早めの時刻から再度挑戦。さらに隣家の牛の放牧場へ入れさせてもらいより南側が見やすい位置から観察。牛たちもしばらくは不審がって近くに来てジッとこちらを見つめていたがそのうち安心したのか離れて行った。しかし結局今日も安物双眼鏡やコンデジでは見ること出来ず、カノープスの確認は無理のようなので次の冬までのお楽しみに取っておこうと思う。[写真の矢印の点は星像なのか雑音なのかハッキリしない]
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カノープスは見えるのか?
2007-03-19 Mon 00:01
070318.jpg 南側に開けた庭に天文台が完成してふと気付いた。カノープスは見えるのか?ただ今カノープスの南中は18時15分頃。すでに季節は春へと移り陽も延びてこの時刻はまだけっこう明るい。試しに何枚か写真を撮してみたが今日の所ははっきりした星像を得られなかった。ただ、ごく低空ではあるがなんとか見ることが出来そうな気はする(我が家は北緯36度1分だから計算上の高度は1.3度、高さ20mほどの高台にあるので若干有利)。おそらく丸の中にカノープスは入っているのではないだろうか。もう数週間早く気付けば良かったのだが後の祭り。確認は次の冬までお預けかも知れない。[写真:ISO200 15秒ガイド]
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コンデジで初めて撮った星雲・星団
2007-03-18 Sun 06:46
M81M82.jpg 昼間は真冬の寒さだったのに夜になったら意外に冷え込みが無く無風。ちょっとだけと思い天文台に望遠鏡をセットした。ここしばらく土星の写真は進歩が無くてつまらない。おおぐま座のミザールをISO400&望遠側&15秒ガイドで撮ってみたら前回よりは若干青白く写った。最後におおぐま座へ来たついでにM81M82方向を望遠側で撮ってみた。ボンヤリと写ってはいるがコンデジではちょっと非力のようだ。
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星の話をした友達のわずかな記憶
2007-03-18 Sun 00:00
 小学校、中学校、高校と続いた天文の趣味だったが、7年間に星に関する話をした友人は数えるほど、そのほとんどの期間ひとりでやっていたことになる。一人目は中学校の同学年で近くに住む飯屋の子がミザールの10cm反射赤道儀を持っているのを知り何回か覗かせてもらったが、いっしょに何か観測をしようという話にはとうとうならなかった。二人目は中学の物理科学部の1年先輩。天文に詳しく星座名とその略号を全部覚えているのに感心した。それでも部活で行った観測会の記憶は1回しかない。3人目と4人目は高校1年の時にジャコビニ流星雨を見に行った二人。話題を共有する友人を欲しいと感じないくらいに満足感・充実感のある時間を過ごしていたということになるのだろうか。
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現代天文学事典
2007-03-17 Sat 08:16
0702023.jpg 子ども時代に持っていた機材や資料・書籍はほとんど処分した中で捨てられなかったいくつかのものがある。これとかそれとかあれのように残した物のほとんどはもちろん思い入れ深いものが多いのだが、この事典はどちらかというとあまり利用した記憶が無い。中学生の頃当時としては高価(昭和45年、4800円)な本を親にねだって誕生日に買ってもらった手前捨てにくかったのだと思う。
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36年前と決定的に違うこと デジカメの恩恵
2007-03-16 Fri 00:18
070308.jpg 復帰の第一歩は36年前の中学生のレベルからということを先日書いた。実際手に入った望遠鏡も購入したいくつかの機材も36年前の中学生時代に使っていたものと基本的には変わらない。昔のことを思い出しながら土星木星の写真を撮ってみた。カラーということを差し引いてもあの頃よりははるかにまともに撮れている。腕が上がっているわけでもないのに何故か。デジカメで好きなだけ枚数が撮れ、その場で確認もできること、これは決定的な違いだと思う。
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久しぶりのガイド撮影
2007-03-15 Thu 13:04
0703125.jpg デジイチを買ったときのためにと入手した暗視野照明ガイドアイピースで久しぶりにガイド撮影をしてみた。といってもPowerShotG7は最長15秒しか開放に出来ないのでガイド撮影と言うほどでもないのだが。33年前は暗視野照明ガイドアイピースなんて簡単に手に入らなかったので出来る人は自作して、金属加工が出来ない私のような者は明視野照明装置でお茶を濁していた。プラスチックの石鹸箱に電池と可変抵抗を入れた簡単なコントロールボックスを作って豆電球を洗濯ばさみでフードの端に留めた。当時はこうした便利グッズはたいてい自作していたように思う。それはともかくこのガイドアイピース、暗い視野の中に赤く浮き上がった井桁の十字線が美しいです。[写真:ふたご座付近 15秒ガイド]
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ミザールは何色?
2007-03-14 Wed 01:04
070313.jpg 『まどぎわ観望日記』という楽しいブログを見つけた。天文超初心者と書かれている管理人さんのその四苦八苦振りが実にほのぼのとして和むのと、その問題解決過程がとても参考になるので毎日楽しく読んでいる。最近の記事におおぐま座のミザールの発色のことが書かれていた。本来は白または青白のはずがオレンジに写るのは何故かという疑問を調査している。今夜は風が冷たく観望はしないつもりだったが自分のデジカメではどのように写るのか確かめたくて結局寒風の中へ出てしまった。露出が長くなると赤みを帯びてくるのかな?[写真:PowerShotG7 ISO200 WBはオート 左は固定10秒 右は固定15秒]
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移動天文車
2007-03-14 Wed 00:06
tenmonsha2.jpg 水戸市内では移動天文車「ミレニアムスター」を使って第2第4土曜に「土曜とくとく天体観望会」が開催されているそうだ。リフト付きのワゴン車に口径30センチ反射望遠鏡1基と口径20センチ反射望遠鏡3基、液晶プロジェクター、発電機などを積み派遣依頼に応じて学校での学習会や公民館のイベントなどへ出張してくれる。天体観望会は7年間で約350回開かれ、延べ約3万2500人が星空に親しんだという。費用は無料。問い合わせは水戸市総合教育研究所(電話029・244・1331)。ただし、派遣は水戸市内に限られるので霞ヶ浦周辺には来てもらえず残念。
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天文台計画(その3) 3998円で完成
2007-03-13 Tue 00:24
0703123.jpg 鉄パイプピラー脚は素人工作では無理そうなので、角材を使ったピラーを立てることにした。望遠鏡が小型だからなんとかなるだろうというお気楽決定。なんといっても安上がり。材料代は、フェンスレッグ(1290円)、角材(1470円)、塗料(698円)、ボルト&ねじ釘(240円)、木材カット代(300円)で締めて3998円。架台の固定部がポイントだったが。取りあえずそれも木工だけで作ってみた。不具合は使いながら直していこう。そこのお隣さん、済まないが今夜からちょくちょく邪魔するよ
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木星 休日の朝は二度寝
2007-03-12 Mon 09:54
0703121.jpg 3月中旬、へびつかい座にいる木星を見ようと思ったら夜明け前に起きなくてはならないので仕事の予定のない日に限られる。1時間ほど空を眺めて二度寝ができるからだ。

 ガリレオ衛星:露出時間を少し長くしたので木星本体は露出オーバー

0703122.jpg 木星本体:ISO400で画質は悪いが前回(2007.02.28)よりは縞がはっきりしたかな
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天文章
2007-03-11 Sun 00:35
mark46.jpg どこかの国の国旗ではありません。子どもの頃のこと、小学校2年生から5年生までカブスカウト、6年生から中学校1年生までボーイスカウト活動をやっていた。カブスカウト時代は成年の指導者のもとでの活動だが、ボーイスカウトになるといつも指導者がいるわけでなく自主的・自発的な活動を期待された。様々な状況に対応するための基本的な技能が備わっていることが認定されると与えられる技能章などはそのひとつで、自己啓発的に自分で勉強しては審査を受けるシステムだった。例えば、野営章、救急章、手旗章、天文章、、、などなど他にもたくさんあった。もちろん、一番得意な天文章を最初に取得したのは言うまでもない。[写真は天文章のワッペン。これを制服の腕に縫いつける。]
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光軸修正 収拾つかなくなったらどうしよう
2007-03-10 Sat 00:21
070309.jpg 入手した望遠鏡は30年以上も昔に製造されたものなので屈折とはいえ光軸がずれていることは十分に考えられる。高橋製作所に問い合わせたところ検査・調整をしてもらえるとのことではあるが、それには数週間の預かり期間が必要らしい。う~ん、今は預けたくない。法政天文研究会のサイトの中に屈折望遠鏡の光軸修正を詳しく解説したページがあったので、これを参考に試しに自分でやってみることにした。いよいよ収拾がつかなくなったときはメーカーに頼めばよいだろう。光軸修正アイピースは手に入ったし、今夜は天気も悪いことだし、ちょっくら点検してみよう。
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高橋製作所の天体望遠鏡ラインナップ
2007-03-09 Fri 08:11
 この前懐かしさと感謝を込めてTS式50mm屈折赤道儀について書いた。あの望遠鏡は子どもでもなんとか買える価格だったにもかかわらず本物の性能を持っていた。離れていた天文の世界へ33年振りに再入門しようと思いTS-50のようなコンパクト機をタカハシのラインナップから探したが見当たらない。近年そのクラスは作っていないようで驚きまた落胆した。最近の高橋製作所の望遠鏡は中学生どころか大人の私でも容易には買うことの出来ない高嶺の花になってしまった感がありとても残念なことだと感じる。幼い頃に擦り込まれたブランドへの信頼感は企業の将来にとっても価値あることと思うのですけどね。タカハシさん、コスト度外視のアッと驚くような入門機を出して下さい!
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変光星2題
2007-03-08 Thu 00:08
070307.jpg 仕事の帰り道、天気が良ければ霞ヶ浦ほとりの田んぼの中で星のスナップ写真を撮すのが日課になりつつある。日課と言っても好天が長続きしないから1週間に1回くらいだが。今日は、まだまだ明るいくじら座ミラとしし座Rを撮した。ugemさんに勧められてはいるがまだ眼視で測光とはいかない。
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36年前の中学生のレベルから再出発
2007-03-07 Wed 19:16
 マックノート彗星を見損なったショックが大きかったため再び星を見たくなったのが復帰の切っ掛けだが、当時使っていたほとんどの機材・資料は手放しているのでほぼゼロからの出発だ。この間に天体観測・写真撮影用の機材も技術も随分と進歩しているように見受けられる。しかし、取りあえず当時の自分のスタイルから再出発することにした。すなわち36年前の中学生のレベルだ。小遣いも少ないのでこれくらいしか揃えられないのが本当のところなのだが。
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天文台計画(その2)
2007-03-06 Tue 16:03
 月に一度の連休だというのに天候不良。仕方がないから天文台計画を進めるため近くの資材センターへ相談に行く。せっかく庭に作るのだから三脚置き場ではなく作りつけのピラーを立てることにしたのだがその作り方が分からない。こちらのイメージを示すもそう簡単には実現しそうにないことが分かった。こういうものではどうですかと代替案を出してくれた。おお、これならば自分でも作れそう。天文台は思ったよりも早く実現しそうだ。
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PowerShotG7を使う
2007-03-05 Mon 00:43
070301.jpg NikonのCOOLPIX990が故障していたときに後継機として購入したCanonのPowerShotG7は一般の撮影にはなかなか良いコンデジなのだが、今使っているタカハシのデジカメアダプター(24.5DCA)には接続することができない。コンバージョンレンズアダプターのネジ径が58mmと大きく接続用のDCリングが用意されていないからだ。そこで、ネジ径を変換できるステップダウンリングを間に入れてみた。すなわち、COOLPIX990では、
 望遠鏡+24.5DCA+DCリング(28mm)+COOLPIX990
の構成だったものが、PowerShotG7では、
 望遠鏡+24.5DCA+DCリング(52mm)+58→52ステップダウンリング+コンバージョンレンズアダプター+PowerShotG7
のようになる(左上写真)。カメラレンズと接眼レンズが離れているため周辺がかなりケラレるので月などには不向きのようだ。試しに土星を撮してみた
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