2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
木星 小型望遠鏡+デジカメでどのくらい写るのか(その2)
2007-02-28 Wed 00:34
070226Jup.jpg 木星はこんな感じ。南北の赤道縞は写っている。南北の温帯縞も若干。
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ファインダー
2007-02-27 Tue 00:49
0702021.jpg 大学受験~浪人~大学進学~下宿暮らしと、環境が変わる中で、小学校5年生以来の星を眺める習慣は消えていった。中学3年生の時に買った高橋製作所製のTS-50mm屈折赤道儀もしばらくは実家に保管しておいたが、結局狭い家のため置き場所が無くなり処分してしまった。使い道があるとも思わなかったがファインダーだけは捨てずおいた。これがかつての愛機の唯一の形見だ。最近手に入れたTS-65Pのファインダーにはこちらを使うことにしよう。
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初めて撮した月
2007-02-27 Tue 00:44
070226Moon02.jpg 月の写真を撮った記憶が無い。子どもの頃もTS式カメラアダプターを持っていたから撮したのかもしれないが印象が希薄。月にはあまり興味が無いからか。[ティコ、クラヴィウス付近]
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土星 小型望遠鏡+デジカメでどのくらい写るのか(その1)
2007-02-26 Mon 09:39
 高橋製作所TS65P+デジカメアダプター(タカハシ)+COOLPIX990でどのくらい撮せるのだろうか?これから春にかけて土星の好機。この機材でどこまで写るかやってみよう。
0702132.jpg
 まずは、手持ちで(カメラはPowerShotG7)
 土星 うわ、写った!(2/15)で使った写真

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天文台計画
2007-02-26 Mon 00:00
070225.jpg 霞ヶ浦天体観測隊にさっそく天文台設置計画が持ち上がった。天文台といってもドームのある立派なものではない。立派なものを作るには我が家の庭は狭すぎる。というよりもお金がない。家庭菜園の一画を整地して三脚を置く台を作ろうというもの(コンポスターの左手辺り)。試しに三脚を置いてみた。
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天界も復帰を歓迎?
2007-02-25 Sun 00:24
 流星群といえば、『天文年鑑2007年度版』を見ると今年の主要な流星群の極大日はほとんど日曜日から月曜日にかけてだ。私の休日に合わせてくれたのか?今年に入って立て続けに起こる天文ショーの数々といい、久しぶりの天文復帰を祝ってくれているようでうれしい。再び星を見始める必然があったのだと勝手にうなずく。
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COOLPIX990 第二のデジカメ人生が始まる
2007-02-24 Sat 00:05
1509271.jpg 別の趣味で酷使してきたNikonのCOOLPIX990、故障してそのまま1年ほど放っておいたのだがこのままお払い箱にするのも切なく思い、費用は安いとは言えないが取り合えず修理に出した。だが、修理から戻っては来たもののすでに新人CanonPowerShotG7に主役の座は奪われ出番もなく失意のどん底で過ごした半年。そんなある日待ちに待った復活への声が掛かった。天体望遠鏡とデジカメアダプターとでトリオを結成して再起をかけた第二のデジカメ人生の始まりだ。
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2001年しし座流星雨
2007-02-23 Fri 00:00
0111191.jpg0111192.jpg しし座と言えば2001年11月19日未明の事は一生忘れられない。そのころ天文からはまったく離れていたが、1998年のテンペル・タットル彗星近日点通過以後数年間は気になって天気に恵まれた年には極大予想時刻には空を見上げていた。条件に恵まれなかった数年間が過ぎたその年、仕事から帰宅して空を見上げてみると飛んでる飛んでる。1972年10月9日、不発には終わったがジャコビニ流星雨を見るため土浦へやって来た高校時代、あれから29年が経ったが、その土浦に程近い霞ヶ浦南岸のこの地で今しし座流星雨を眺めることになろうとは、不思議な気分に浸りながら、自宅脇の畑に寝ころび嫁さんと共にHR=1000以上を概測していた。
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しし座の変光星Rを見たあとで、、、
2007-02-22 Thu 00:29
20070221233016.jpg ugemさんに触発されたからというわけでもないがまたも変光星の話題。レグルスと土星を写真に収めれば、ただ今5等級になっている長周期変光星Rも写るとどこかに書いてあった。そして実際に赤い星が写った。その後、星の記号・番号を入れようと『標準星図2000』を見てみたら星の位置が間違っているじゃん。19はもう少し北東なのだ。『標準星図2000』のこういう誤植は知られたことなのだろうか?自分が33年振りの天文復帰者だから知らなかっただけなのか。
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エイコー宇宙友の会
2007-02-21 Wed 00:00
 小学校5,6年生で星を見始めた頃「エイコー宇宙友の会」に入った。月に一回数ページの会報が送られて来る他はイベントに会員料金で参加できる特典があった。しかし一度も参加しなかったので、いま思うと入会するほどのことは無かったなと感じる。
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さそり座新星V1280も見た
2007-02-20 Tue 00:00
070219V1280Sco01.jpg 我が家の庭からだと遠方の木々に丁度掛かるか掛からないか。ただ今4等ということだが、双眼鏡でなんとか確認し枝の隙間から撮すことができた。街の光と薄雲のため肉眼では無理そう。久しぶりに4時起きしたが今日は休日なのでもう一度寝直し。
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ミラを見た
2007-02-19 Mon 00:23
20070218211558.jpg 昨日ミラが増光していることを書いたらugem通信のugemさんからこの機会にぜひご覧くださいというお誘いのコメントをいただいた。33年前と違い自分一人でぽつんといるような気がしないのは嬉しい。2.0等、こんな明るいミラは一生見る事は無いでしょうと書かれているほどの貴重な事象と私たちは対面しているそうだ。
 さて、自宅の庭からの眺めだが、南西の空は1km先のパチンコ屋の光の華やかさと対照的にミラの光芒が削がれた感じ。でも、久々の輝きを体感できましたよ。
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今が見ごろ くじら座変光星ミラとさそり座新星V1280
2007-02-18 Sun 00:00
 ただ今増光中で見ごろの星が2つあるらしい。ひとつはくじら座の周期変光星ミラで、2月28日の極大に近づき光度が上がっているそうだ。それもここ数年の中ではもっとも明るくなっているらしい。もうひとつは、さそり座で発見された新星V1280で、肉眼で見えるまでに増光しているようだ。天候が回復したらさっそくどちらも見なくっちゃ。
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天文年鑑
2007-02-17 Sat 00:00
0702024.jpg 天文から離れていた間、雑誌は買わなかったが、誠文堂新光社『天文年鑑』だけは毎年買い続けた。始めて購入したのが1969年版だからすでに39冊になる。ここまで買ってきたのだから今後も買い続けるしかないな。
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TS-65P用紙製格納箱
2007-02-16 Fri 00:00
0702142.jpg 望遠鏡を手に入れたは良いのだが、これからの置き場所探しが大問題。さっそく嫁さんからは「あんたは良いね、後のこと考えないで物が買えて」と言われている。取り合えず段ボールで紙製格納箱を作った。これが最も軽くて良い。自宅脇で使うか車で運搬して使うかだから実際これで十分だ。一番の問題は狭い我が家の中のどこに置いておくかだ、、、
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土星 うわ、写った!
2007-02-15 Thu 00:00
0702132.jpg 望遠鏡は手に入ったが周辺機材はまだなにもない。でも写真は撮りたい。まずはこの接眼鏡の向こうに見えている土星から。カメラアダプターも無いので接眼レンズにデジカメを押し当てて手持ちコリメート法。土星が液晶画面に入ったところでシャッターをクリック。うわ、写った!
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再スタートはTSー65Pとともに
2007-02-14 Wed 00:00
070213.jpg 星を見たいとなれば望遠鏡が欲しくなる。それも33年前の自分のスタイルへ戻れる望遠鏡が欲しい。しかし、タカハシの現行機種では襷に長過ぎるものばかりだ。と思っていたところ、幸運にも中古かつ希望のものを短時間で入手できた。かつての愛機TS式50mm屈折赤道儀を購入した翌年の1972年に発表されたTS式65mm屈折赤道儀P型はガイド撮影に凝っていた当時の私にとって理想機の最終形だった。なんとその74年製造機が手に入った。さっそく土星の輪っかなんかをうっとりと眺めている。
 関連ブログ:青春時代の名機 高橋65mm屈折赤道儀P型
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ミハイロフ全天星図
2007-02-13 Tue 00:30
0702022.jpg ソ連のミハイロフ博士が作った1900年分点の古典的な星図で、星の等級に応じた大きさの点しか描かれていないいわゆる白図の素っ気ない星図ではあったが、8等級までの星が記載されており星野写真の確認に便利だった。多摩に住んでいた中学生が遙々神田神保町のナウカ書店まで買いに行ったのでした。1970年5月6日発行 1,600円。
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ジャコビニ流星雨の夜
2007-02-12 Mon 00:00
jacket.jpg 松任谷由実の『ジャコビニ彗星の日』を聞く度に高校1年の秋の一夜のことから高校生活全体までもが走馬燈のように蘇って心が熱くなる。72年10月9日、東京の高校生だった私は友人3人と土浦でジャコビニ流星雨を見る計画を立てた。今思うと可笑しいのだが、当時の私たちにとって土浦はとても田舎の町に思えていたのだ。この駅で降りて、少し歩けば星を見るのに適した暗闇があるだろうと。実際にどこへ機材を置いたのか今となってはハッキリしないのだが、おそらく現在の真鍋3丁目、JA倉庫南側と推測している。当時は田んぼの畦道だった。その夜の流星雨がどうだったかというと、ご存知のように、天候も曇りだった上出現も不発に終わったのでした。
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TS式50mm屈折赤道儀
2007-02-11 Sun 00:02
TS50.jpg 中学3年生のときに高橋製作所のTS-50mm屈折赤道儀を購入した。当時の28,000円が中学生にとって高かったのかというと、安くはないが小遣いを貯めて買えない額ではなかった。このTS-50が私に与えてくれたものは多いが、最初に親が買ってくれた入門機と比べて、価格的には中学生でも手の届く範囲の製品にも関わらず、「あぁ、これが本物の性能なんだ」という違いを見せてくれた上、「子どもにも買える小型機でも手を抜かない会社なんだ」という高橋製作所に対する絶対の信頼感を擦り込まれたこと、これが大きかったように思う。その望遠鏡といっしょに本当に楽しい時間をたくさん経験したが、残念ながら今手元には無い。[写真はタカハシのホームページの歴代カタログから]
 関連ブログ:初めて買った望遠鏡
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星空の復習 尾っぽの切れたしし座と土星
2007-02-10 Sat 00:00
070207.jpg こういう出来損ない構図の写真は人様にお見せするものではないのだろうが、久しぶりに撮す星空写真は楽しく、再生画面で線を引きながら星座の復習をしている。
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星座早見盤 天文との出会い
2007-02-09 Fri 00:50
 天文少年になった切っ掛けはとてもはっきりしている。学研の『4年生の科学』に星座早見盤が付録で付いてきたからだ。その時はまったく興味が湧かなかったのだが、1年ほど経ったある日それが急に気になってまじまじと眺めてみた。暗くなるのが待ち遠しく、その夜生まれて初めて星空を意識を持って見上げた。その晩から夕食後いそいそと表へ出ていく天文少年の時代が始まった。青いプラスチックの四角い星座早見盤だった。
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星空の復習 冬の星座
2007-02-08 Thu 00:26
070203.jpg 星座の配置もほとんど忘れてしまった。さすがに冬の大三角形のオリオン座・大犬座・子犬座くらいは覚えているが。そして、牡牛座に馭者座。M42やM45プレアデス星団も大丈夫だ。
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大野裕明さんのこと
2007-02-07 Wed 00:00
 福島県郡山を拠点に国内国外各地で活躍されている天文ジャーナリストの大野裕明さん。もちろん面識は無いが子どもの頃からの憧れの天体写真家のひとり。その辺りの思い出を大野さんのホームページ『星のおおのさま』掲示板に書かせてもらったところ、それについてさっそくお返事を下さったので、掲示板のその部分をちょっと切り取らせて頂いた。
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まずは三脚から
2007-02-06 Tue 00:01
070205.jpg 昨夕の金星と水星の写真は0.3秒間息を止めて撮した。その割にはぶれなかったが、取り合えず三脚は必要なので買ってきた。
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宵の明星と水星
2007-02-05 Mon 00:20
070204.jpg 夕方18時ころ西の空に金星がきれいに見えたので、そうそう8日に東方最大離角になる水星も近くにいることを思い出した。三脚無し、固定できそうな台も無し、手持ちでISO1600、0.3秒で息を止めて撮した。画質設定が悪くてノイズの多い写真になってしまったが、まぁ、いいか。
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マックノート彗星が時間を巻き戻す
2007-02-04 Sun 00:56
 1月15日、「天文をやっている友人に誘われてマックノート彗星を見てきましたよ」と別の趣味友達が話してくれた。その時は「久しぶりに肉眼で見られる彗星が来ているのか」程度のインパクトしかなく、天候がすぐれなかったこともあり、それほどの興味も湧かずに数日間を過ごした。ようやく事態に気づいたのは「マイナス5等級」の文字を見たとき。「しまった!」その後はバタバタと日を過ごしながらも、結局付け焼き刃の情報収集では間に合わなかった上に、南へ去った後の彗星の尾っぽすら見損なってしまった。「ベネット彗星の時と同じだな」37年前のことが蘇ってきた。
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私の天文履歴書
2007-02-03 Sat 00:02
西暦  月      できごと
★天文少年時代
1966    学研『4年の科学』の付録に星座早見盤が付いてくるも興味なし
1967    1年ほど経ったある日その星座早見盤で星を見て以来虜になる
      『天文ガイド』10月号を初めて購入(その後74年頃まで購入)
    12 クリスマスにカートン光学60mm屈折経緯台を買ってもらう
1968 11 『天文年鑑(1969年版)』を初めて買う(以後現在まで購入)
      父親の2眼レフ(6x6版)を借りて固定で写真を撮り始める
1969    この頃からモノクロフィルムの現像を始める
      父親のニコンFを借りる
      成東商会の赤道儀架台を購入、以後ガイド撮影に夢中になる
1970 春  ベネット彗星出現するも情報を得ず見逃す
      高橋製作所を訪問
1971    高橋製作所TS50mm屈折赤道儀を購入
      ニッコール200mm望遠レンズを父に借りる
    08 明石天文科学館、生駒宇宙科学館訪問
1972 夏  星を見るために岡山の親戚へ滞在、始めて天の川を見る
    10 ジャコビニ流星群の日、友人3人で土浦近郊へ行くが見られず
1973 夏  前年に続き岡山へ星を見に行く
1974    受験を控えこの頃天文から離れる
★空白時代
1979 夏 乗鞍宇宙線観測所に滞在するも星を見ず
1980 秋 乗鞍宇宙線観測所に滞在するも星を見ず
1996 春  百武彗星出現のとき自宅を建築中、まもなく田舎暮らし始まる
1997 春  ヘール・ボップ彗星出現、写真を撮る
1998 11 しし座流星群観望
2001 11 しし座流星雨観望、時間当たり1000個を数える
2007 01 マックノート彗星出現、情報を得ず不意をつかれ見られず
★天文壮年時代
    02 天文再入門、ブログ『霞ヶ浦天体観測隊』開始
         ↓
       現在に至る
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天文壮年最初は冬の大三角形から
2007-02-02 Fri 21:27
070202.jpg 天文壮年入門の記念に、庭に出て満月に照らされた冬の大三角形を撮ってみた。機材:カメラはコンデジのPowerShotG7、三脚がないのでコンポスターの蓋に斜めに載せ、ISO400、タイマーは15秒。放牧中の牛が何事かと横に寄ってきたのでおしゃべりをしながら数枚撮影。機材は貧しいが心豊かな環境で再スタート。
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天文少年再入門
2007-02-01 Thu 20:37
 少年時代に使っていた天体望遠鏡を処分しなければよかったのだが、その頃暮らしていた東京の狭い住宅には使わないものを保管しておくスペースがなかったので致し方がなかった。最近、遠ざかっていた天文の世界へまた少し興味が戻り始め、33年ぶりに天文少年に再入門することにした。さすがに少年は苦しいので天文壮年入門としよう。そこで、本日、霞ヶ浦天体観測隊を創設。もちろん現在隊員はわたし1名。ただ今隊員を広く募集中!さっそく天体望遠鏡が欲しい!
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| 霞ヶ浦天体観測隊 |

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