2020-07-31 Fri 00:00
昨日の記事に関連するS.Uさんからのコメントに、「月に関して友愛の心情を歌ったヒット曲」について書かれた『銀河鉄道』第30号の編集後記が紹介されていた。これを読みながら、黛ジュンの『夕月』を聴きたくなってYouTubeを見始めたらドツボに嵌ってしまった。黛ジュンに始まり、先頃亡くなった弘田三枝子、三人娘、小川知子、ザ・ピーナッツ、GS、天地真理、南沙織、、、ついつい時間を忘れて見入ってしまい家に帰る時刻が遅くなった。
![]() [紅白歌合戦の視聴率推移のグラフは、データでみる“最低紅白”の真相~ワースト断定は早計だが改善の道は見えた!~より] |
2020-07-30 Thu 00:00
![]() 1 Jupiter ホルスト:組曲惑星 2 supernova BUMP OF CHICKEN 3 乙女座宮 山口百恵 4 天体観測 BUMP OF CHICKEN 5 冒険彗星 榎本くるみ 6 地上の星 中島みゆき 天体観測しながら聞くというわけでもないが、星とか天体をモチーフにした曲を放り込んである。 園まり「ひとりにしないで」(岩谷時子:作詞)を7番目に加えるかどうか。1番から3番のサビ部分の歌詞が天文と気象なんだな。ちなみに上のリンクは1968年のNHK紅白の映像で、まりちゃんこのとき24歳。 1番:あなたの中で いつかくだけて散る 星になってしまいそう 2番:あなたといると 夜の闇にとける 霧になってしまいそう 3番:あなたの胸に 燃えながら沈む 月になってしまいそう |
2020-07-13 Mon 00:00
![]() Twitterに偏愛的70's(@kakochan1972)さんが、第20回紅白歌合戦『アカシアの雨がやむとき』の貴重な映像を上げてくれている。[写真はそこからのクリップで縦横比率を若干調整してみた] |
2020-07-02 Thu 00:00
![]() ちなみに、当時「バンビ」の愛称で呼ばれていたのは中原ひとみだったが、本間千代子の方がよりバンビみたいだと思う。 ![]() YouTube: 十七才のこの胸に ☆ 西郷輝彦 十七才のこの胸に DVD発売【告知】 17歳のこの胸に 本間 西郷初共演 鹿児島ロケ (冨士屋ホテル) |
2020-06-20 Sat 00:00
今日もアポロさんの『アポロのブログ』から。この前、S.Uさんから「園まりのイメージは私にはあまりなく、悪く言えばおもしろみのない人、ニュートラルに言えばプレーンな人です。このプレーンが今から見ると歴史的な長所であったということになるのでしょうか。」というコメントをいただき、自分も「当時の三人娘の映画とか歌とかを見ると、中尾ミエと伊東ゆかりは、この小娘たちすごいなぁと感じさせるものありますが、園まりは普通に巧いけど個性が弾け出すまでに至りません。彼女の持ち味はそこにはなかったのだと思います。」とレスしたが、アポロさんが驚くほどの的確さで書いてくれているので以下をご一読いただきたし。
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2020-06-19 Fri 00:00
最近見つけたブログに、『アポロのブログ』というブログがある。プロフィールによると、ブログ主のアポロさんは私より1学年上で、趣味の最初に天体観測とある。アポロはもちろん「apollo 11号」からで、まさしく同世代の方だ。タイトルからすると天文趣味のブログかと思いきや、なんと園まり情報が満載だった。「「筋金入り園まりファン」というわけでもなく、星の数ほどいるファンの中でも、いちばん裾野にいる者です。」とご本人が書いているように、園まりファンとしては復帰組らしく、2011年から2017年の間に集中的にブログを書いてこられたようだ。目次を作ってくれているので、一覧から読んで行けるのがありがたい。
→園まり/目次 ![]() そんな素敵なブログなのだが、2017年4月12日の記事を最後に更新が途絶えているのはどうしたわけなのか、ちょっと心配になる。愛知県名古屋市方面の方のようだが、天文ファンつながりでご存知の方はいらっしゃらないだろうか? |
2020-05-30 Sat 00:00
![]() ・YouTube:下町の太陽(予告) さくら、いや、22歳の倍賞千恵子もきれいで可愛いなあ。なんて明るい笑顔だろう。この女優さんの魅力は、きりっとして隙のない清潔感。この風景の中に写し込まれている6歳くらいのチビたちは私と同学年。同じ時代の空気を吸っていたことを感じる。[写真は、衛星劇場 第15回Cinema de 温故知新より] |
2020-05-27 Wed 00:00
![]() ![]() →YouTube:日活映画1966年『逢いたくて逢いたくて』予告編 →YouTube:日活映画1967年『夢は夜ひらく』ラスト →YouTube:東宝映画1969年『愛のきずな』予告編 |
2020-05-24 Sun 00:00
![]() 1967年8月の「シャボン玉ホリデー」。今に比べて機材の乏しかった時代なのに、毎週生放送でこんなハイクォリティな音楽番組を制作できる人材にあふれる時代の中で、子どもの私らはそんな番組を茶の間で楽しむことができていた。いまになると奇跡の体験をしていたんだなぁと感じる。 |
2020-05-21 Thu 00:00
![]() 33歳の中村メイコ、こんなお姉さんの時もあったんだな。園まり23歳、かわゆ過ぎ。「お色気なんてないんですけども、こまっちゃう」というところがお色気たっぷりで可愛い。それにしてもよくこんなビデオを持っている方がいるものだな。 |
2020-05-16 Sat 00:00
![]() 三人娘(園まり、中尾ミエ、伊東ゆかり)の中では、おしゃべりの中尾ミエと伊東ゆかりの間で、園まりはかき消されがちな物静かなキャラクターだったという印象だ。この動画は、1965年(昭和40年)の第16回NHK紅白歌合戦の映像で、この時、園まり21歳、私9歳。間違いなくこの日の放送は見ている。当時、純情な小学生の自分は、園まりのお色気には近寄りがたさを感じていたかもしれない。今これを書きながら、1970年に藤圭子が「圭子の夢は夜ひらく」を出した時、園まりの「夢は夜ひらく」(1966年)を横取りされたという感情を持ったことをまざまざと思い出した。ということは多少なりとも好感を持っていたということなのだろう。今見直せば、透明感のある色気と美貌は若々しい美しさに溢れていて、55年後の純情少年は今更の様にフ〜っとなってしまうのだった。 |
2020-04-23 Thu 00:00
三味線の先生から今夜YouTube Liveでお稽古中継をやるよというメールが入っていた。この前、対面お稽古を見合わせていると書かれていたので、こんな時期なのでネットでお稽古というのはどうでしょうかと書いてみたのだが、それに対するアンサーだったらしい。無観客レッスンは反応がなくてやりにくそうなのを見ながら思い出すことがあった。
![]() →【期間限定】3月歌舞伎公演『義経千本桜』、収録動画を無料公開! |
2020-03-30 Mon 00:00
3月はサボって三味線にほとんど触っていない。二十日ぶりに三味線を出したが幸い皮は破れていない。ありがたや!年末へ向けて4月から復帰するつもり!
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2019-12-26 Thu 00:00
![]() →メタカンパニー |
2019-12-17 Tue 00:00
子供の頃の流行歌の中に芸者歌謡という1ジャンルがあった。そんな曲を集めたCD集の紹介をしたことがある(→うぐいす芸者歌手の歌唱を堪能)。コロムビアだけでもこれだけあるし、「明治一代女」など他社の曲も集めれば魅力的な曲はまだまだある。その中でも、神楽坂はん子「ゲイシャ・ワルツ」は西條八十、古賀政男コンビの大ヒット曲の一つで、聴いて弾いて歌って楽しい一曲だ。楽しいのだが、星好きの因果で歌詞のある部分が引っかかってしまう。2番の歌詞はこうだ。
空には三日月お座敷帰り 恋に重たい舞扇 会わなきゃよかった今夜のあなた これが苦労のはじめでしょうか さて、この芸者さんはいつの月を見ていたのだろうか。三日月と言った場合、一般の人は月齢3の細い月だけではなく、もっと後の月齢6辺りまでは三日月と呼ぶ様に思われる。そして、花街では地平線近くの低空までは見られないと思うので、「空には三日月」というのは「ふと見上げた高度30度以上の空」の情景が浮かぶ(右画像)。ここで、2019年の春分、夏至、秋分、冬至頃の月齢3、6、24に近い月の高度が40度、30度になる時刻を調べてみた。 ![]() 春分 月齢3.5 17:00 18:00 月齢6.5 20:00 21:00 月齢24.5 ー 06:00 夏至 月齢2.7 18:00 19:00 月齢5.7 20:00 21:00 月齢23.7 04:00 03:00 秋分 月齢2.7 16:00 17:00 月齢5.7 17:00 19:00 月齢23.7 03:00 02:00 冬至 月齢3.5 ー 16:00 月齢6.5 17:00 19:00 月齢24.5 05:00 04:00 昭和の花街の一例ではあるが、「お約束」という最初のお座敷が19時から21時までで、「後口」があれば22時過ぎや24時過ぎになることもあるという。とすると、お座敷帰りに三日月を目にできるのは春から夏にかけての季節ということになる。「ゲイシャ・ワルツ」の1番から4番までの歌詞には季節感はないのだが、少なくとも寒風吹きすさぶ冬の歌ではなさそうだ。 [参考]YouTube:芸者ワルツ ♪神楽坂はん子 大映映画『祇園囃子』の一場面。若尾文子、浪花千栄子、木暮実千代、みんなお美しい。そして最近強く感じるのは、いまやこの当時の映画というのは、内容の出来不出来とは別に、風景や人々の暮らしぶりを記録した、貴重な歴史的、民俗的史料になっているということだ。 [画像は映画『祇園囃子』のスクリーンショット] |
2019-12-10 Tue 00:00
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2019-12-03 Tue 00:00
9月15日 指笛練習を再開したのは、大工哲弘さんのコンサートへ行った翌日。
数日の試行錯誤でかなり音が出るようになった。 幾つかのポイントもわかった。 そのポイントは、指笛を確実に鳴らす(5)に全て書いた。 ただ、音が出るのと確実に音を出せるのには、技術的に大きな違いがある。 月とスッポン、イギリスとキリギリスくらいの違いはあるだろう。 11月某日 最近、空振りなしで確実に音が出るようになってきた。 それが何日だったかははっきりしない。そんなもんだ。 本当に空振りしないかは週末に確かめたいと思う。 |
2019-11-15 Fri 00:00
指笛練習これまでの経過:
→三線とくれば次はキツネの影絵、じゃなくて指笛 →指笛を確実に鳴らす(2) ゴールがちらちらと見えてきた? →指笛を確実に鳴らす(3) 4つ目のポイント →指笛を確実に鳴らす(4) 意外に大切な5つ目のポイント ポイント1:指の形 要はどれでもよい (1)親指と人差し指で輪を作る (i)OK型 (ii)きつね型 (2)両手の指を使う (3)人差し指(または小指)をコの字に曲げる (4)その他 ポイント2:舌先の位置 要はどちらでもよい (1)上へ巻き上げる (2)巻き上げない ポイント3:口や指の大きさや形などによって各人で微調整 けっこう重要 ポイント4:舌の形 最重要 ポイント5:力を抜く けっこう重要 こんなところに注目してやっていたらこのくらいは鳴るようになった。 →これまでの指笛特訓の成果 最後の難関は、1発目から百発百中で鳴らせるようになること。それができないと、ライブでは間の抜けたことになりかねない。 |
2019-10-24 Thu 00:00
![]() 方法については、 ![]() ここまで書いた後で左足を怪我してしまったので、今年は立って演奏するのは無理だと思う。座ってやりましょう。 |
2019-10-18 Fri 00:00
空吹き無しで鳴らすための5つ目のポイントは、力を抜くことの様なのだ。書いてしまえば何のことは無いのだが、これがけっこう重要かもしれないので加えておきたい。
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2019-10-06 Sun 00:00
![]() 先の3つのポイントに加え、これをイメージトレーニングで体得できれば確実性がかなり高まるように思えるのだが、、、。 |
2019-09-22 Sun 00:00
そういうわけで、指笛の練習を再開したのが先週9月14日の大工哲弘さんのコンサートのあと。過去の復習:2016/06/27を読みながら、結局あれから3年間全然進歩なかったことが判明。年間目標に指笛を入れたのだって、今年じゃなくて去年のことだった。光陰矢の如し!
改めてネットでキーワード「指笛 やり方」などで検索すると、山のような情報が出てくる。自分なりにまとめてみた。 ![]() (1)親指と人差し指で輪を作る (i)OK型[右写真] (ii)きつね型 (2)両手の指を使う (3)人差し指(または小指)をコの字に曲げる (4)その他 ポイント2:舌先の位置 (1)上へ巻き上げる(舌の下に指を当てる) (2)巻き上げない(舌の上に指を当てる) ポイント3:口や指の大きさや形などによって各人で微調整 自分は、楽器を持っているときでも鳴らせるようにしたいので片手で輪を作るOK型。そして、舌が短くて巻き上げられないので伸ばしたままやることにした。要はやりやすい方法で良いらしい。 さて、上の様なポイントを考えながらこの一週間やってみたのだが、なんとコツの一端を掴めた様な気がする。その成果は以下。 →2019年9月20日の成果 最終目標は、空吹きをしないことなのだが、それもなんとなく見えてきたような、、、。そのためにはもう一つポイントがあるのかもしれない。 |
2019-09-20 Fri 00:00
今年の目標の一つに「指笛を確実に鳴らせる」があったのだが、すっかり忘れていた。時々良い音が出るのだが、それがいつ出るのだか、どこがよくて出るのだか、いまだに分からない。これでは確実に鳴らせないので、今年も残り4ヶ月弱、研究と練習をしよう。
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2019-09-19 Thu 00:00
一人で三味線を弾くならば、正座でも椅子でも構わないのだが、数人のバンドに混ざったとき、座ってしまうと背景にめり込んで埋もれてしまいそうでどうも張り合いがない。
![]() ![]() そこで、立って演奏しようと思った場合、やはり肩掛けベルトが一般的だろう。ギターならば違和感ない肩掛け式だが、三味線だとイマイチに感じてしまう。かしまし娘や宮川左近ショーなどのお笑系の印象が強烈だからかもしれない。歌江ねえちゃんも、照枝ちゃんも、花江ちゃんもみんな可愛かったし、暁照雄もかっこよかったのだけどね。[写真は、Wikiおよびニコニコ動画より] ![]() 昨年は足台を使ってみた。長唄のプロの足台演奏はかっこいいのだが、自分でやってみるとずっと片足立ちをしていてけっこうしんどかった。 ![]() 阿波踊りで使われるぞめき棒も考えたが、着物で帯を締める必要があるし(まあ、着物を着る口実にもなるのでこれはこれでいいかもしれないが)、練り歩く阿波踊りには安定感があって良いのかもしれないが、単なる立ち弾きには物々しい感じが否めない。[写真は阿波踊り用品の岡忠サイトより] ![]() さて今年はどれでいこうかと思っていたときに、これはと思う粋な吊るし方が目に止まった。新内流し。肩ストラップもないし、腰に棒も差していない、なのに歩きながら流しで演奏している。漫才や阿波踊りのような激しい動きがないならば、これが究極かもしれない。[写真は神楽坂まち舞台・大江戸めぐり2014より] |
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