2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
火星スケッチ 目次
2021-01-20 Wed 00:00
2007年 最接近日:12月19日 視直径:15.9秒
mars1001093.png火星スケッチ 2007年11月~12月
2010年 最接近日:1月28日 視直径:14.1秒
火星スケッチ 2009年12月
火星スケッチ 2010年01月
火星スケッチ 2010年02月
火星スケッチ 2010年03月
2012年 最接近日:3月6日 視直径:13.9秒
火星スケッチ 2012年01月
火星スケッチ 2012年02月
火星スケッチ 2012年03月
火星スケッチ 2012年04月
2014年 最接近日:4月14日 視直径:15.2秒
火星スケッチ 2014年02月〜05月
2016年 最接近日:5月31日 視直径:18.6秒
火星スケッチ 2016年04月〜05月
火星スケッチ 2016年06月〜08月
2018年 最接近日:7月31日 視直径:24.3秒
火星スケッチ 2018年05月〜08月
2020年 最接近日:10月6日 視直径:22.6秒
火星スケッチ 2020年10月

[参考]火星スケッチとシミュレーション
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火星スケッチ 2020年10月
2020-12-15 Tue 00:00
今年の火星は自分が見られる最良の条件だったが、10月20日の1回きりの観察だった。

mars2010202.png2020年10月20日 21時20分。EdgeHD800。x222。視直径約21.8秒。今季初めての火星スケッチをした。画像がゆらゆらしているがしばらく眺めていたら海の形がだんだんに見えてきた。正面に大シルチス、その南西にチュレニーの海その西にキンメリア人の海。大シルチスから東はサバ人の海から子午線の湾(アリンの爪)が見えている。小さくなった南極冠との間の若干明るいところはヘラス盆地。火星面の色はもっと黄色味がかっている。久しぶりの火星イラストの上に、これまで使っていたソフトではなくMacのプレビューだけで描いたので手間取った。
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火星スケッチ 2018年05月〜08月
2018-08-04 Sat 00:00
今期は観測小屋からの条件が悪いので、時期に応じて家の周りの見やすい場所に機材を持ち運んでの観測を予定。使用機材は、鏡筒:TS-65P、三脚:ビクセンHAL三脚、架台:ビクセンHF経緯台、接眼レンズ類:タカハシHi-LE3.6mm。2年前まではHi-LE2.8mm(x179)を使ったが今回はHi-LE3.6mm(x139)を使った。

mars1805051.png2018年05月05日 02時25分。65P。x139。視直径約11.5秒。今期初観測。像はぶよぶよでピントが合わない。南西側にぼんやりグレーの影が見える様な見えない様な。微動のない経緯台で高倍率スケッチはかなり大変そうだ。
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火星スケッチ 2016年06月〜08月
2016-09-04 Sun 00:24
mars1606031.png2016年06月03日 00時10分。65P。x179。視直径約18.6秒。風が収まった0時過ぎから火星観望を始めた。シーイングはかなり悪く、時々模様がくっきり見えたかと思うとすぐにまた火星の周辺がぶよぶよしてきて曇りガラスの向こうに行ってしまうといったことの繰り返し。65Pでは大シチチスはともかくとして、サバ人の海は辛うじて存在が分かる程度の見え方だった。

mars1606032.png2016年06月03日 00時22分。EdgeHD800。x290。視直径約18.6秒。EdgeHD800ではサバ人の海の南側へ伸びるレスポントゥスはじめ大シルチス付け根のアドリア海、チュレニーの海、小シルチス、また北極冠周囲のユートピア海の形もうっすらと見えていた。

mars1608051.png2016年08月05日 21時30分。EdgeHD800。x290。視直径約12.6秒。ぶよぶよで描き甲斐なし。

画像は、いつものように左列はタカハシTS-65P(口径6.5cm屈折)、右列はセレストロンEdgeHD800(口径20cmシュミカセ)でのスケッチをもとにしたイメージ図。
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火星スケッチ 2016年04月〜05月
2016-05-31 Tue 00:00
1604101.jpg2016年04月10日 寝る前に外へ出たら南東の低空に赤黒く明るい星が上がっていた。今季初めて見る火星(なんと怠慢)。最接近まで2カ月を切ってしまったのでぼちぼちスケッチを始めようと思う。
[火星の左下は土星、右下はアンタレス。街灯を避けながら1秒露出の手持ち撮影]

1604252.jpg2016年04月26日 火星観測用の主力鏡筒TS-65Pを同架して準備完了。最接近までひと月足らず。それまでに観測機会が何日あるかにもよるが、目のリハビリは間に合うのか!?といったところだ。

画像は、いつものように左列はタカハシTS-65P(口径6.5cm屈折)、右列はセレストロンEdgeHD800(口径20cmシュミカセ)でのスケッチをもとにしたイメージ図。

mars1604271.png2016年04月27日 00時40分。65P。x179。視直径約15.5秒。薄雲が掛かりながらも明るい星が見えてきたので久しぶりに屋根を開けてみた。月明かりを屋根の縁で隠すと、火星-土星-アンタレスの三角形が写った。続いて2年ぶりに65Pで見る火星、71倍でいきなり黒い大きな影が見えた。大シルチスのお出迎えだ。71倍→139倍→179倍と変えながら模様をしばし眺めてスケッチした。2年ぶりの上に眼視とスケッチの勘が戻っていないのでちょっとリアリティに欠けるかな。まぁでも薄雲があった代わりにシーイングが安定していたので見え方はくっきりしていた。約15秒というのは2年前の最接近時の大きさだ。今年はあとひと月かけて2割増しまで大きくなる。
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火星スケッチ 2014年02月〜05月
2014-06-20 Fri 00:00
2年前の小接近よりも視直径的には大きく見えているのだが、季節が春になって靄のかかった夜も多く、観測は低調になってしまった。2年後は梅雨真ただ中、そしていよいよ4年後は真夏の大接近になる。

画像は、いつものように左列はタカハシTS-65P(口径6.5cm屈折)、右列はセレストロンEdgeHD800(口径20cmシュミカセ)でのスケッチ。

mars1402171.png2014年02月17日 03時15分。65P。x179。3時起き。赤い火星はもう南に高く上っている。今期初の火星観望。65Pに18mmのアイピースを装着。視直径約10.3秒の火星を見るにはこれではあまりに小さい。7mm、3.6mm、2.8mmとアイピースを変えながら一歩一歩近づいて行く。2.8mmで179倍はスケッチ用の定位置。地上は無風だが上空の風が見えるようなぶよぶよ像。極冠は見えない。中央やや東寄りに南北にうっすらと黒い陰が見えるような、、、。アキダリアだろうか。
さぁ、ここから2ヶ月かけて視直径15.2秒までになる。シーイングの良い日は模様もよく見える様になってくるだろう。
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火星スケッチ 2012年04月
2012-04-30 Mon 00:00
これまで口径6.5cm望遠鏡で見てきた火星の観望期は最接近の±一月半と感じていたが、口径20cmではもう少し長く楽しめるように感じている。

画像は、左列はタカハシTS-65P(口径6.5cm屈折)、右列はセレストロンC8(口径20cmシュミカセ)でのスケッチ。

mars1204041.png2012年04月04日 21時30分。65P。二日続きの暴風の後で、小屋の中は埃だらけ。火星は川底の小石の様にぶよぶよ。
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火星スケッチ 2012年03月
2012-03-31 Sat 00:00
画像は、左列はタカハシTS-65P(口径6.5cm屈折)、右列はセレストロンC8(口径20cmシュミカセ)でのスケッチ。

mars1203011.png2012年03月01日 23時40分。65P。火星の最接近日が5日後に迫っているが、望遠鏡で見える像はなんだか冴えない。中央付近にぼや~っとあるようなないような程度しか感知できない。C8で見ても同じ。
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火星スケッチ 2012年02月
2012-02-29 Wed 00:00
以下の画像は、左列はタカハシTS-65P(口径6.5cm屈折)、右列はセレストロンC8(口径20cmシュミカセ)でのスケッチ。

mars1202011.png2012年02月01日 03時23分。65P。曇りで肉眼で火星と土星が辛うじて見える。シンチレーションは落ち着いているが雲の濃さによって見えなくなることもしばしば。北極冠の南側に薄い模様が感じられる。

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火星スケッチ 2012年01月
2012-01-31 Tue 00:00
2012年3月6日の最接近へ向けて徐々に視直径も大きくなって来た。今回は小接近ということで視直径があまり大きくならないだけでなく、冬場に起こるためシンチレーションの良い夜になかなか出会えない。それでも可能な限り観測回数を稼いで1夜でも2夜でも満足できる記録を残したいと思う。

以下の画像は、左列はタカハシTS-65P(口径6.5cm屈折)、右列はセレストロンC8(口径20cmシュミカセ)でのスケッチ。

mars1201181.png2012年01月18日 23時50分。C8。1月半ばを過ぎて火星の視直径が10秒を越えて来た。いよいよ観測シーズン到来。初め、C8で覗いた火星は酷くぶよぶよして北極冠しか認められなかった。65Pで見るとけっこうかっちりと見えたが如何せんまだまだ小さい。中央に黒っぽい模様がある事は分かるのだが、輪郭までは把握出来なかった。再びC8へ戻ると、像がかなり落ち着いていて北極冠に迫力ある白さを感じた。いつものようにへなちょこスケッチをしてから、コンデジの手持ちコリメートで記念撮影してみた。
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火星スケッチ 2010年03月
2010-03-13 Sat 00:30
mars1003031.jpg2010年03月03日 22時20分。視直径12″を切ってますます小さくなっているが、模様は思った以上によく見えている。12月と1月に集中して眺めていた慣れがあるのかもしれない。2倍の視直径になる2018年にはどれだけ見えるのか空恐ろしくなる。
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火星スケッチ 2010年02月
2010-02-05 Fri 08:19
mars1002051.jpg2010年02月05日 04時25分。視直径14″。シーイングまずまず。火星像もまぁまぁ安定している。大シルチスが中央にど~んと見える。途中、電池切れのためTG-HDモーターが追尾しなくなり、火星は西を目指して視野を足早に駆け抜けようとする。まさに去ろうとする火星の心情か。気温-4℃。
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火星スケッチ 2010年01月
2010-01-02 Sat 00:03
mars1001011.jpg2010年01月01日 03時50分。天頂を通り越し西に傾きかけている。この高度で観望するのは今期初。少し風があるがシーイングはまずまず。これまでは北極冠の縁取りと感じられた模様が、縁取りというよりも北極冠の南側の帯状模様という感じに見えた。また、南側にも帯状の模様らしきものが感じられた。
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火星スケッチ 2009年12月
2010-01-02 Sat 00:02
2010年1月28日の火星最接近へ向けて2009年暮れから観望期を迎えている火星。鈴木壽壽子さんの観察眼のすごさを追体験したくて、とにかくTS-65P(ときにTeegul-100)で可能な限り見ておきたいと思う。そしていつもながらのへなちょこスケッチを元にイメージを作ってみたところ、へなちょこが予想外にかっこ良く生まれ変わった(ちょっとかっこ良すぎか)。実際の模様はもっと曖昧な感じ。

mars0912071.jpg2009年12月07日 視直径約10″。23:20頃。今夜は火星を見たいと思う。最接近1月28日までに何回観望できるだろうか。Teegul-100の中の火星は川底から眺めているように揺らめいて模様を見るどころではない。
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火星スケッチ 2007年11月~12月
2010-01-02 Sat 00:01
2007年暮れの火星接近のときのへなちょこスケッチを参考にイメージを描いてみた。今回2010年の接近より若干視直径が大きかったため像はもっとはっきり見えたと記憶している。2007年12月19日最接近、最大視直径15.9″。

mars0711241.jpg2007年11月24日 22:25。TS-65Pで火星を初めて観望。方位不明(これ以外は上が北)。
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| 霞ヶ浦天体観測隊 |

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