2007年、33年の時間を巻き戻し天文少年ならぬ天文壮年へ再入門。隊員1名。その後の変化でただいま星空は休眠状態。郷土史、草刈り、読書、ドローンの記事が多くなっています。
2014年火星観測用望遠鏡セットを組む
2014-01-06 Mon 00:00
今年は火星接近の年。昨年末の内に準備をしておいた。

1312241.jpg12月中旬の天気の良い休日、12月1日にラブジョイ彗星を撮影した朝以来2週間ぶりにルーフを明けた。

かすてんにとっての2014年最大のイベントは4月の火星最接近。それに向けてTS-65Pをメインに眼視観測するための望遠鏡セットを組むことにした。

1312242.jpg今回はEdgeHD800の上のアリ溝に直接鏡筒バンドを固定せず、ガイドマウントTGM-1を介して鏡筒バンドを固定した。若干重心は不動点から離れるが微調整できるメリットを取ることにした。
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ステナビで無線制御 MacではすでにSkyFi
2013-12-19 Thu 00:00
アストロアーツからステラナビゲータVer.9で制御できる望遠鏡無線制御パックが発売された。当然これはMacでは使えないが、紹介記事を書き忘れていたが、MacからWiFiでTemmaを制御する方法は以前からあったのだ。

1312181.jpgsombreroさんはSkySafariProでTemma2制御を始められたが、その直後にSkyFi Wireless Telescope Controllerも導入されている。電源はAC100Vまたは電池、接続は超簡単だったそうだ。
アダプター価格$159.95は安いが送料$60が痛いな。でも、SkySafariPro$49.99と送料$60と合わせて$269.94(=本日の為替相場で27804円)はステラナビゲータでの合計43750円に比べて敷居は低いかも。
SoftwareBisqueからはTheSkyX用のWiSky™$199.00が出ているが残念ながらTemmaはサポートされていないようだ。
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ピント合わせにはバーティノフマスク
2013-10-18 Fri 00:00
『月刊天文ガイド』10月号と11月号のT.G.FactoryIIIのテーマは「バーティノフマスク」。回折像を利用した合焦器具で、使い方は至って簡単。乱視のためそれまではピント合わせが苦手だったが、2年前から使い始め今やバーティノフマスク様様だ。

観測準備の時、望遠鏡のアライメントに使ったその星で合焦させてしまえばとても効率が良い。数秒露出で数枚を撮影すれば終わるし、シャープな解析像を見てから観測を始められて気分も爽快。

1111132.jpgバーティノフマスクは市販もされているが、使用する望遠鏡やカメラレンズ用に細かくチューニングしたい場合には、それに応じたパターンを出力してくれるサイト(下のリンク)もある。『天ガ』記事にはそのページを利用する時のパラメータの説明も詳しく書かれている。[右写真はNCT-12用に自作したマスクによる回折像]

 →astrojargon:Bahtinov Focusing Mask Generator Version 0.4 (Beta)

ピント合わせに自信が持てないと言う方は勿論のこと、そうでない方もぜひお試しあれ、と言いたくなる優れものですぞ。
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ピリオディックモーションを測ってみた(続き)
2013-10-16 Wed 00:00
1310061.jpgかすてんま(EM-200Temma2M)のピリオディックモーションを測ったところ、±6.9″という値になったことをこの前の記事に書いた。

この値はどの程度のものか気になっていたのだが、TOAST Proは±7″以下(因に初代TOASTは±5″以下)だし、自動導入機になってからのEM-200の±6.9″はまずまずだろうというご意見もいただいている。

そこで、そもそもピリオディックモーションが気になるのはノータッチガイドをしたいがためなので、何秒以内ならば点像に写るかを計算してみた。

EdgeHD800x0.63の焦点距離はf=1280mm、撮像素子面での許容誤差長をy(mm)とすると、許容誤差角α(°)は α=arctan(y/f)となる。
ピリオディックモーション±6.9″(周期8分)ということは、4分で最大13.8″振れるということだから、α(°)振れる許容時間(秒)は、撮像素子面での許容誤差長を何mmとするかによって以下の様になる。

許容誤差長y(mm) 許容誤差角α(°) 許容時間(秒)
   0.01      1.61       28秒
   0.03      4.83     1分24秒
   0.05      8.06     2分20秒

許容誤差長が0.03mm程度とすれば、1分30秒では星像が流れることは少なく、2分になると半分は流れるという実際の印象とも一致する。また、山は均一でなく平坦な部分もあるのでそのタイミングに重なると2分でも流れない場合があることとも合致している。

つまり、横着ノータッチガイドを踏襲し、かつ星像が流れない写真を歩留まりよく撮りたい場合には、露出時間は1分30秒以内に収めるしかないことになる。

これでも気になる場合には、ガイド鏡による補正あるいはオートガイドにしなくてはならないということだろう。

[参考]追尾に必要な精度と赤道儀
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ピリオディックモーションを測ってみた
2013-10-10 Thu 00:00
この前、流れる光跡についての考察で大気差のことを書いた。そのときはピリオディックモーションが原因でなかったが、それとは別に一度測定しておくことにした。

測定方法は例えば『天ガ』2008年02月号T.G.FactoryIIIなどいろいろなところに書かれていて、ウォームホイール歯数180、つまり周期8分のEM-200の場合は以下の様な手順になる。
(1)架台を東または西へ1°くらいずらす(大きくずらすと軌跡が長くなる)
(2)赤道付近で南中前後の星へ鏡筒を向ける
(3)20分(2周期以上)自動追尾撮影
(4)角度の基準星(二重星など)を撮影

1309251.jpg試しに撮ってみたら写真の様になった。別に撮った基準星を参考に角度を求めると±6.9″となった。この値はEM-200としてはどうなんだろうか。
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65P復活はナンセンストリオの背中に乗って
2013-08-14 Wed 00:00
1308112.png親亀の背中に子亀を乗せて
子亀の背中に孫亀乗せて
孫亀の背中に曾孫亀乗せて
親亀こけたら子亀孫亀曾孫亀こけた

懐かしいナンセンストリオの十八番『親亀の唄』、この歌についてネットを見ていたら最後のフレーズを「親亀こけたら皆こけた」としているものが多いのだが、そうではなかったはずだ。実際は江口明(中央)が得意の早口で「親亀こけたら子亀孫亀曾孫亀こけた」と唄い、やってみろと言われた前田隣(向かって左)や岸野猛(向かって右)が「親亀こけたら、、、皆こけた」とごまかすというのがギャグの流れだったのだ。今回はこれ以上深入りしないが、「皆こけた」というのは『親亀の唄』の大元ネタである添田唖蝉坊『ラッパ節』の歌詞らしい。

残念ながら『親亀の唄』のフルコーラス動画は残っていないようなので、代わりに、ナンセンストリオも登場する昭和のお笑いオールスターズの懐かしい動画をどうぞ。
 →テレビグランドスペシャルテレビ爆笑10年史のオープニング(1970年)

おっと、ナンセンストリオの蘊蓄を語るのが目的ではなかった。

1308121.jpg6月17日の記事に並列同架取り止めたことを書いた。その後天気もさっぱりで65Pの出番も無かったのだが、来年の火星接近時のために使いやすいシステムへ組み直さなくてはならない。今回は親子亀方式にした。

新たに鏡筒バンドセットを買う事も考えられたが、EdgeHD800には架台の反対側にロスマンディタイプ(CGE規格)の幅広アリ型レールを固定できる。このレールがあればアリ溝金具を媒介にして、必要に応じて65Pやカメラ雲台を着脱できる。このやり方が最も軽量かつ安上がりな親子亀同架方式になると思う。まだこのシステムで撮影していないが、バランス崩れによるガイドミスが起こる場合には65Pは必要な時にだけ乗せるようにするつもり。
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並列同架取り止め
2013-06-17 Mon 00:00
先週から本格的な梅雨空になって星見がさっぱりできないので、十日程前に行った模様替えのことを書いておこう。

1306141.jpgEdgeHD800とTS-65Pを同架して2ヶ月ほど使ってみたが、この方法はやめにしてEdgeHD800の単装へ戻すことにした。

マッチプレートでEdgeHD800とTS-65Pを同架した場合、重量的にはかすてんま(EM-200Temma2M)の許容範囲だが、EdgeHD800直焦(x0.63)1~2分のノータッチガイドで3枚に2枚は流れてしまう。鏡筒が西側や東側にあるときと、鏡筒が極軸を跨ぐ時、また赤緯方向の振れ角度などによって、極軸周りのバランスがかなり異なる感じなので小さなウェイトで微調整しながらやって来たが、かなりめんどくさい上に相変わらずガイドミスは無くならずこれではとても敵わんという事で単装に戻したらガイドミスはほとんど無くなってめでたしめでたし。

しかし、並列同架されてすばらしい写真を撮られている方は沢山いらっしゃるので、どのような工夫をされているのかちょっと知りたいところだ。
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梅雨の晴れ間に除湿剤とカビ防止剤の交換
2013-06-03 Mon 00:00
1306023.jpg梅雨入りのこの時期、天気の良い休日に機材の除湿剤とカビ防止剤の交換をするのを恒例にしている。 昨年は遅めの9月末に交換したので8ヶ月しか経っていないがまぁ短い分には良いだろう。
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最初の天体望遠鏡にはラプトル50をお勧め
2013-05-20 Mon 00:00
さぁ、ラプトル親子も天界のビッグスター土星を見てしまった。次の課題はどうしようかね、とりあえず衛星タイタンに挑戦してみようとラプトル父さんには伝えておいた。

 ラプトル親子が登場する過去記事へのリンク:
  →ラプトル50で見る月や木星に親子で大喜び
  →パンスターズ彗星まつり最高潮!
  →「天文趣味はお金が掛かりませんね」
  →ラプトル親子の土星観望報告


1305101.jpg月のクレーター、オリオン大星雲、プレアデス星団、木星、土星、この辺りを自力で見つけて、驚いて、喜んでくれれば、ラプトル父さんが言う様に良い体験のための良い買い物だったと言えるだろう。彼は子どもの興味が移り変わりやすいことをよく分かった上で、ラプトル50の性能と価格の絶妙なバランスを的確に評価してくれた。

天体望遠鏡購入の相談ページなどを見ていると、親は先々まで使える機材を選びたがるし、答える側も(天文ファンであるだけに)そういうクラスを勧めがちだ。でも、自分の経験やラプトル親子の姿を見ながら、入門機は上記の天体がちゃんと見えてかつ子どもが持ち運べる軽い機材であることが優先されるポイントと確信した。

そこから先へも興味が続き上の段階へステップアップしたくなったら、そのときは子ども本人が機材を見つけられる様になっているはず。そのときこそ自分で機材を選ぶという楽しくスリリングな体験ができる絶好の機会になる。

ともかく以前にも書いたように、ラプトル50は「この望遠鏡で月、オリオン大星雲、プレアデス星団、木星、土星を見ても天体に興味が湧かなかったとしたらそれはご縁が無かったと思って良いと断言できる」完璧な入門機という評価をもう一度お伝えしておきたい。

さて、ラプトル親子のその後だが、ラプトル父さんが西の空の明るい星を金星ではないだろうかと問うと、ラプトル少年は望遠鏡で覗いて木星だよと教えてくれるそうだ。すばらしい科学的態度。また、土星を観察して下の方に衛星タイタンらしきものを見つけたらしい。位置関係によっては下の方に見えてもおかしくないので、何月何日何時頃にどの辺りと分かるようにしておけば後でパソコンで確認できるよと伝えておいてもらった。
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NikonD60とNikon1 J1 撮り比べ
2013-04-18 Thu 00:00
1304171.jpg月がふたご座やしし座の近くにいるので、アイソン彗星や超新星はやめにしてNikonD60とNikon1 J1とで月を撮り比べてみた。撮影条件と画像処理は同じ(ただしJ1画像を若干縮小して大きさを合わせた)。J1の画像はお世辞にも良いとは言えないのだが、D60よりもJ1の方がすっきり見えるのはミラーアップ振動の有無の違いかな。
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EdgeHD800とTS-65Pを同架
2013-03-21 Thu 00:00
観測小屋落成時にお借りした2本の鏡筒は眼視用のC8と撮影用のNCT-12をマッチプレートで同架して使っていた(約16kg)。その後C8をお返ししEdgeHD800へ変更したが載せ方は同じだったので(約17kg)、さすがのEM-200でも荷が重かったと思う。

高速で自動導入するかすてんまへの負担を軽くするためにEdgeHD800とNCT-12を載せ替えて使おうと思ったのだがこれは案外面倒くさかった。そもそもなぜ載せ替えようと思っていたかと言うと相変わらず眼視はEdgeHD800、撮影はNCT-12と思い込んでいたからだ。しかし、EdgeHD800での撮影が案外快適な事が分かって来たのでそれを主軸に組み直してみた。

1303071.jpg眼視にも撮影にも使える主鏡としてEdgeHD800を載せ、そのガイド鏡としてTS-65Pを同架(約13kg)。火星が近づく時期にはもちろんこちらがスケッチ用の主力機になる。
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EdgeHD800とレデューサーの相性
2013-03-08 Fri 00:00
バッフルチューブ内にフラットナーレンズが内蔵されたセレストロンのEdgeHDシリーズには専用レデューサーが必要だと言われている。しかしEdgeHD800は専用品がいまだに発売されていない。「これまでに市販されているx0.63レデューサーは使えるのか使えないのか」についてネットで調べても、これで解決という記事が見当たらない。それならばということで、ダメ元でレデューサーを入手してテストを始めたことはEdgeHD800とレデューサーに書いた。

あの時はタカハシのカメラアダプターTCA-4を介して接続したためレデューサーとカメラとの距離が離れ過ぎて(いわゆるバックフォーカスが長くなり)コマ収差がより目立ったようだ。やりかけたので、その後もいろいろと買い集めていろいろなパターンを試してみた。

レデューサーとアダプターとの接続は6パターン。レデューサー無しでT-Adapterを9.5cmと6.5cmとする2パターン。レデューサーありでT-Adapter9.5cm、6.5cm、BORGリングの組み合わせ4.5cm(回転装置あり)、BORGリングの組み合わせ3.2cm(回転装置無し)の4パターン。

それらをまとめたのが以下の写真。

1303031.jpg

レデューサーありで、アダプター9.5cmでは画角の1/2に、アダプター6.5cmでは画角の1/3に酷いコマ収差が出るが、4.5cmになるとコマ収差はほとんど気にならなくなる。ちなみに、TCA-4では13cmなので中心部以外はコマ収差だらけになる。この他の注意点としては、レデューサーを使うと周辺減光は目立って来る。

以上、簡単なテストだが「これまでに市販されているx0.63レデューサーをEdgeHD800で使う場合には、レデューサーとカメラとの間隔を短くすることでコマ収差を軽減でき使用に耐えられる」ということで一応の結論としたい。
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ラプトル50で見る月や木星に親子で大喜び
2013-02-24 Sun 00:03
081216.jpg営業に来ている若者からラプトル50を何度か貸してもらってレビューを書いたことがある。

 →スコープテック ラプトル50
 →ラプトル50で土星を観望
 →同好会例会 ラプトル50の感想


昨年12月、彼とは別の職場の若い友人から「子どもに望遠鏡を買いたい」と相談されたので、もちろんラプトル50を勧めておいた。ただ、年末はすでに注文停止状態だったため、入手は年明けになったらしい。

購入直後に、
「満月を楽しみにしています」
おっと、
「満月のときはクレーターの影が出来ないのであまりおもしろくないよ。満月以外の日にも見てご覧」
「はぁ、そうなんですか」
また、
「星を望遠鏡へ入れるのが難しいです」
と言っていたので、
「接眼レンズは倍率の低いものから順繰りに使ってね」
と教えておいた。

先日、
「子どもたちに月を見せたら大喜びしていました」
と観望成功の知らせがあった。
「次は土星が見たいって言ってます」
「土星は春になったら見やすい位置に来るので、この望遠鏡なら環も見られるよ。でも、その前にいま頭の上にいる明るい木星を見てご覧。低倍率でもガリレオの衛星が見られるよ。観察に慣れないと縞模様は難しいかも」

それから数日後、
「子どもたちだけで衛星を見つけて大騒ぎしていました。後で自分も見ました。縞は分かりませんでした」

さらに数日後、
「1本だけですが筋も見えました」
「1本見えたら十分、慣れるともう一本見えるかも」
「高倍率でも入れられるようになって来ました、子どもの方が慣れるの早いです」
「倍率が高くなると星を望遠鏡の中に止めておくのが難しいよね」
「木星の近くにある、何でしたっけ、、、」
「すばる(=プレアデス星団、M45)、低倍率で見てご覧」

さて、次の課題は何にしようか。
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EdgeHD800とレデューサー
2013-02-22 Fri 00:00
EdgeHD800で撮影をしようと思ったとき、月や明るい惑星ならばこのままで良いのだが、その他の天体にF10はいささか暗い。

1月11日にリニア彗星(C/2012 K5)を試しにEdgeHD800(F10、2分露出)で撮ってみたことがある。同じ日にNCT-12で撮影した比較写真がないのでその前後1月10日と12日のNCT-12(F3.8、2分露)での写真を並べてみた。
1302131.jpg

口径20cmの集光力のおかげでF10のEdgeHD800でも尾がうっすらと見えるがやはり暗い。当然レデューサーが欲しくなる。ところが、EdgeHD1100専用、EdgeHD1400専用はあるがEdgeHD800専用レデューサーは販売されていない(CELESTRON本国でも発売していない)。ならば、これまでのx0.63レデューサーを使えば良いのか?ある人は全くダメと言い、ある人は良いと言う。

1302136.jpgならばダメ元でと、廉価品を探して試し撮りしてみた。

1302133.jpgEdgeHD800直焦1分露出で撮ったM42。

1302134.jpgEdgeHD800x0.63レデューサー直焦1分露出で撮ったM42。
今回はカメラアダプターTCA-4を介して接続したためバックフォーカスが長くなった分周辺部にはコマ収差が顕著に現れた。レデューサー有無での画像比率は0.63倍ではなく0.49倍になっている。これもバックフォーカスが長いことが理由のようだ。

1302135.jpgアイソン彗星(C/2012 S1 ISON) EdgeHD800x0.63レデューサー直焦2分露出。

1302203.jpg超新星2012ht NCT-12とEdgeHD800x0.63レデューサー直焦2分露出との比較。集光力の違いが分かる。ただし、EdgeHD800x0.63レデューサーはコマ収差が目立つ。

コマ収差の原因の一つがバックフォーカスの長さらしいので、次はカメラアダプターTCA-4を介さない接続を試す必要がありそうだ。

シュミカセのレデューサーについては以下のページを参考にした。
 →星が見たい>C8 用ReducerのF値について>コメント欄
 →Suzuki's Astro Page>望遠鏡のページ
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愛称
2013-01-20 Sun 00:00
EM-200Temma2Mへグレードアップしたことを書いたが、ブログに書ききれない様ないろいろなエピソードに彩られて私の手元へやって来た架台なので、何か親しみの湧く名前で呼んであげたいと思っていたところ、同好会のメンバーからこれ以上無いという愛称が届いた。おまけに架筒西側面に貼るシール原案まで添付してくれていた。

1301191.jpg


霞ヶ浦天体観測隊主力架台 EM-200Temma2M
かすてんま

1301181.jpg
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グレードアップ
2013-01-19 Sat 00:00
1301131.jpgEM-200Bを取り外し梱包 この架台は同好会のFさんから「こんな出資金でEM-200のユーザーになれるの!」と言う様な破格の金額で譲ってもらったもの(→EM-200がやって来た)。それが観測小屋建設のきっかけだった。そして今また新たな段階へ進むことになった。

1301141.jpg1月14日にわざわざあの大雪の中スターベースへ行ったというのは、下取りキャンペーンを利用してEM-200Bを可能な限り高額で引き取ってもらうため。あの定価ではちょっと手が出ないEM-200Temma2Mへのグレードアップがキャンペーンのおかげで可能になった。査定も大変満足できる額で買い取ってもらえた(大雪効果もあったかな?)。

1301151.jpg帰宅後さっそく設置。自動導入をさせるためにはバランスが重要なので、EdgeHD800とNCT-12の二連同架はやめてアリ型アリ溝で載せ変えて使うことにした。自動導入の試運転時、随分不正確だと思ったのもそのはず、極軸合わせに使っていたのが北極星でなかったからだ。北極星で調整してからは正確に導入できるようになった。さて、これを使ってなにをしようかな、、、。

今夜の観測:U Mon6.3等。
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ミラーレス1眼Nikon1 J1
2013-01-17 Thu 00:00
1211292.jpgEdgeHD800とNikonD40での拡大撮影で月や惑星を撮ってみてもなんだがボケボケ。ピントはしっかり合わせているはずなんだが。木星などは完全にミラーの振動でぶれている。コンデジ手持ちコリメートの方が余程きれいに写ったりする。

以前からミラーレス1眼のNikon1は気になっていたが、Fマウントでないので使えないと思っていた。考えてみれば当然だったのだが、Fマウントとの変換アダプターがあった。それならばということで、昨年11月にNikon1のもっとも初期モデルNikon1 J1を買ってみた。その後のモデルJ2、V1、V2はまだまだけっこうなお値段だが、J1の10-30mmズームキットならばコンデジ並みの27000円程になっているし、必要な機能は備わっている。

121129.jpg左写真はNikon1 J1ボディにFマウントアダプターをつけたところ。右写真は望遠鏡の拡大撮影用アダプターに取り付けたところ。121208.jpg

これですっごく良い写真が撮れるようになったかと言うと、、、そうでもない。冬季のシンチレーションの悪さが原因のひとつだとは思うが、コンポジットもしていないし、ミラーレスの成果と言える写真はまだ撮れていない。
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観測小屋でPCを使い始める
2013-01-12 Sat 00:00
1301104.jpg日常WinPCを使う必要はほとんどないのだが、ステラナビゲータその他の天文ソフトを使うためにノートPCを買ったことは以前書いた通り(→WinXP機3台落札)。そのうちの1台を観測小屋に置いて、リニア彗星とベスタを同時に写すにはどういう画角で、、、などとステナビで確認しながら作業をし始めた。今後は観測小屋でPCをフル活用したいと思っている。

1301111.jpgリニア彗星(C/2012 K5 Linear) 今夜はEdgeHD800でリニア彗星を撮ってみた。レデューサーが無いのでF10のままで、2分露出でもこの程度にしか写らなかった。専用レデューサーはまだ発売されていないが、C8用ではまったくダメなのだろうか。
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『アストロガイド 2013』
2012-12-22 Sat 00:00
夜の観測時にはiPod touchに入れたiステラというアプリが重宝していることは以前書いたことがある。その他にも天文アプリはいくつか入れてあって、例えば、系外惑星のデータベースExoplanetは新たな発見があるとすぐにアップデートされるので、現在は発見ラッシュの時代であることが体感できるとも言える。

1212213.jpgアストロガイドも毎年購入しているアプリの一つ。iステラほどは使わないがポケットに入れておくと何かと安心。パンスターズ彗星、アイソン彗星ともにこの表紙絵のような大彗星になった姿を見るのが楽しみだ。
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EdgeHD800と共に買ったもの
2012-12-04 Tue 00:00
1210012.jpgEdgeHD800と共にオプションとして買ったものは以下。なかなか本体だけというわけにはいかない。

ネイチャーショップKYOEI 東京店
  今回初めてこのお店を利用したが、対応してくれたO村さんの印象が良かったので、またここで買い物をしたくなった。
 セレストロン EdgeHD800 中学時代にTS-50を買って以来の新品望遠鏡購入
 ピギーバック  鏡筒にカメラを載せるための雲台固定用の台。
 アリ溝     K-ASTEC製
 リング類    タカハシ拡大撮影用アダプターTCA-4を連結するためのリング
          BORG[7424] シュミカセ→M57/60AD
          BORG[7430] 43ミリP0.75リング
 巻き付けフード 純正の拡大撮影用ADを買わずに済み浮いたお金で購入
★コスモ工房
  金属加工技術で、量産品以外に特注の相談にも応じてくれるらしい。
 バランスウェイト延長軸 ウェイトが足りなくなる日のために準備
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PCカメラを使った光軸調整方法を試してみた
2012-10-27 Sat 00:00
先日読んだ『デジタル天体写真のための 天体望遠鏡ガイド』の著者西條善弘氏は『天ガ』の「T.G.Factory III」を連載していると教えてもらい過去記事を読み返してみた。

121007.jpg2011年7月号ではシュミカセの光軸調整の方法が紹介されているが、その中の「PCカメラを光軸調整に活用しよう」の方法を試してみた。シュミカセの光軸調整は前へ回って副鏡のネジを回しては後ろへ回って接眼レンズを覗き、また前へ回って副鏡のネジを回しては後ろへ回って接眼鏡を覗きの繰り返しをする。それはいかにも忙しそうだ。
その代わりに、PCカメラを使って接眼部の像をPC画面に映し出しそれを主鏡の前で見ながら副鏡のネジを回せば行ったり来たりする必要が無くなるというわけだ。そこで、自分の持っているケンコーのDigi-EyepieceProでできそうか映し出してみたのが右写真。これならば使えそうではないか。
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WinXP機3台落札
2012-10-14 Sun 00:00
120927.jpgWinを使わず、Win用アプリもMac+BootCamp(またはParallelsやFusion)+WinXPで凌いで来たが、やはり中間にエミュレータを介することで動作不安定になることは否めない。

Win機に何万円も出せないがヤフオクで安く買えるならと試しに入札。どの機種が新しいとか古いとかスペックがどうのという知識は全く無いので、DVDドライブ内臓を唯一の条件として無線LANが使えれば尚良しということで、仕事用、観測小屋用、書斎用と3台続けて落札。シャープMebius1700円、東芝dynabook5000円、パナソニックLet'snote5800円で合計12500円。3台ともまずは動くようだ。
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EdgeHD800 ファーストライト
2012-09-22 Sat 00:00
セレストロンEdgeHD800到着の続きから。

1209213.jpgまずはファインダーと雲台固定用のピギーバックマウントを装着して鏡筒全体の重量を量る。6.9kg。もう少し軽いと良いのだが。[右写真はまだ鏡筒に保護用の紙が巻いてある]
機材を小屋に運び込みセッティング。作業は直ぐに終わったが、皆曇なので今夜はここまでと思っていると、ちょっとだけよとデネブが姿を見せた。というわけで、ファーストライトは白いデネブだった。続いてこと座が見えて来たのでダブルダブルを。けっこう雲が掛かっているが余裕で分離している。ついでにアルビレオも見ておいた。1209212.jpgそれからしばらく変光星などを見ながら30分ほど時間をつぶし、木星が隣家の屋根から出るのを待って観望。途中、雲に隠れて肉眼では全く見えなくなったが望遠鏡ではきれいに見えていた。視野の周辺でも星像の悪化はほとんど感じられず、シーイング最悪にも関わらずまずまずの見え具合という印象だった。
以上がファーストライトの感想。
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セレストロンEdgeHD800へ主鏡を交代
2012-09-21 Fri 00:22
1209193.jpg昨年完成した観測小屋の主鏡として使わせていただいていたセレストロンC8(左写真)だが、持ち主の方がこの秋から観測復帰するため返却することになった。

1209192.jpgそういうわけで自前の鏡筒を探していた。惑星を眼視と撮影である程度楽しめること、小屋の大きさに合っていること、取り回しが楽なこと、ご近所観望会で使い易いことなどから、C8と同サイズでちょっと改良されたというセレストロンEdgeHD800を選んだ。

比較的新しい商品らしく星仲間からも評判を聞いたことは無かったが、最新の『月刊天文ガイド』10月号20ページに赤道儀込みのセット製品の紹介がある。記事の最後のところにEdgeHD800鏡筒で撮影した写真の短評があり、悪くは無さそうだ。

120920.jpg今夜は届いたところまでにしておく。思わせぶりで申し訳ないが、今後の記事を乞うご期待。

今夜の観測:皆曇かと思っていたらなんとか雲が薄れて、明るいもの限定だが全天に星が見えて来た。W Cyg6.0等、β Lyr3.8等。
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ネットで星空観望 (準備編)
2012-09-15 Sat 00:00
2010年3月7日の記事にニコニコ生放送を使った星空観望会を誰かやってくれないかなぁと書いたことがあるが、自分でやるにはどうしたら良いのか。手順は、

100306.jpg(1)準備として、望遠鏡の視野をパソコンに取り込めるか
(2)取り込んだイメージは観望に耐えうるか
(3)ニコニコ生放送またはその他の方法で公開できるか
(4)ネット星空観望会を見たい人がいるのか

ということで、まずケンコーのDigi-EyepiecePro(写真)をAmazonで購入。同じ機材のデモを同好会の例会で見せてもらったが、ちょっと面白そう(2010年8月23日記事)。しかし、今のところ屋外へ持ち出せるWin機が無いのでここから先へは進めない。
[この記事、機が熟すまで待とうと、ここまで書いたところで保留。2010年8月24日]

1209123.jpg時は流れて2012年9月12日、ヤフオクで中古Winを手に入れたので2年間凍結しておいた記事をようやく解凍。まず最初は(1)の確認から。明るい星が条件なので、この夜はアルビレオと木星をビデオキャプチャしてみた。今夜は天王星とアルマクを追加。見本をYouTubeにアップ。
 →アルビレオ、木星、天王星、アルマク

思った以上に縞模様も見えている。これならば(2)もクリアかな。次のステップはこれをリアルタイムにネット配信できるかどうか。我が家のADSL低速環境では無理かも。

今夜の観測:今夜の観測:AF Cyg7.6等、V568 Cyg6.1等、W Cyg5.9等、X Cyg6.4等、Y Cyg7.3等、β Lyr4.3等、R Sct5.9等。
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彼女がいるだけで十分なのだが、、、
2012-07-23 Mon 00:00
120722.jpg宙ガールのための双眼鏡「ソラプティシリーズ」(ビクセン)

彼女がいるだけで十分だが、これをプレゼントして喜んでくれるひとなら最高かな。いやいや、ここから先のおねだりが大変かも。次は望遠鏡?結婚式は皆既日食ツアー?そしてとうとうマイホームもちろんマイドーム付き?
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NCT-12のファインダー位置を変えた
2012-03-24 Sat 00:00
120227.jpgNCT-12のファインダーの位置を付け替えた。ここまで借りたときのままで使っていたが、最初の位置だとファインダーをのぞく時にNCT-12の鏡筒に頬擦りすることになって、真冬は冷たくて仕方がなかった(もっと寒い地方だと凍傷になったかも)。NCT-12を貸してくれた方がどちらでも使える様にすでに改造してくれてあったので主鏡を外してビス位置のつけ替えだけで作業は完了。かなり使いやすくなった。
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火星観測用三連同架
2012-01-12 Thu 00:00
111205.jpg11月26日、今期初の火星スケッチは口径20cmのC8で行った。2018年の大接近まで鈴木壽壽子さん追体験をテーマに6.5cmでスケッチをする予定だが、6.5cm屈折の手に負える視直径10″になるのは最接近日まで2ヶ月を切る2012年1月中旬頃。6.5cmを常時同架してはEM-200には荷が重いので、スケッチのときだけ一時搭載できるようにプレートを加工してみた(この後5cmファインダーも取り外し)。
過去の最接近前後のスケッチ
2007年12月19日最接近
火星スケッチ 2007年11月~12月
2010年01月28日最接近
火星スケッチ 2009年12月
火星スケッチ 2010年01月
火星スケッチ 2010年02月
火星スケッチ 2010年03月
★★

今夜の観測:夕方、みぞれ混じりの小雨が降った後夜半前から晴れて来た。明日の朝はかなり冷え込む予報。AB Aur7.0等、ε Aur3.1等、RX Lep6.2等、U Mon6.7等、W Ori6.1等、α Ori0.7等。
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バーティノフマスクによるピント合わせ
2011-11-18 Fri 00:00
1111132.jpgこの前、NCT-12用のバーティノフマスクを作ったところまで書いた(→11/09)。そのときは曇っていて明るい星がなかったので試しに木星でピント合わせを試みたが巧く行かなかった。それについてはももさんからコメントでご指摘を頂いた。

11/13の夜も雲がある上に月明かりもありコンディションはよくなかったがカペラが見えているので撮影してみた。写真は2.5秒で撮影したバーティノフマスクによる回折像(マスクを回して何枚か撮ったがパターンは同じだった)。これならば既に合焦していると言えるだろう。このへたれ目でここまで追い込めていたとは我ながらビックリ。過ぎたるは及ばざるが如し、今はこれ以上いじるのはやめにしておく。
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プリンターを騙したった バーティノフマスクのパターン印刷に成功
2011-11-09 Wed 00:00
111108.jpgバーティノフマスクを作ろうと思ったが 、、、OHP用紙を入れるとプリンターの紙送りが滑って印刷不能だったことはすでにお知らせ済み。その後、プリンターを騙す方法を思いついたのでやってみたら、大成功!と言っても単に、普通紙にOHP用紙を10cmほどずらして貼付けて用紙トレイへ入れただけなのだが。この場合、astrojargonのBahtinov Focusing Mask GeneratorのTop Marginを100mmにしておいたのは言うに及ばず。

1111082.jpg枠を作ってライトシュミットに装着。この後、試しに木星で解析像を見てみたが、デジイチのファインダーで見ているためか合焦ポイントを特定できず。

このBahtinov Focusing Mask Generatorについては、パラメータが多すぎて素通りするしかないと思っていたら、パラメータと出力パターンの関係を調べてくれているページがあった。
 →バーティノフマスクの生成パラメータ

今夜の観測:ο Cet4.2等。
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